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1909年に救火連合会が建てた35mあまりの鐘楼は、今では周りの高いマンションに隠れてすっかり存在が薄れてしまいましたが、上海の重大な歴史的大事件が刻まれている由緒ある優秀歴史建築です。<br /><br />さて、そこでクエッション、その「歴史的大事件」とは?<br />「上海不思議発見」、答えは次のページを見てください。<br /><br />初めての方はhaichaoluのメインブログ「上海下町写真館2008」もご覧ください。<br />http://haichaolu2008.blog71.fc2.com/<br />「上海下町写真館2010」<br />→ http://blog.goo.ne.jp/haichaolu2010

上海下町のエッフェル塔−小南門警鐘楼

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2008/03/05 - 2008/03/05

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haichaolu

haichaoluさん

1909年に救火連合会が建てた35mあまりの鐘楼は、今では周りの高いマンションに隠れてすっかり存在が薄れてしまいましたが、上海の重大な歴史的大事件が刻まれている由緒ある優秀歴史建築です。

さて、そこでクエッション、その「歴史的大事件」とは?
「上海不思議発見」、答えは次のページを見てください。

初めての方はhaichaoluのメインブログ「上海下町写真館2008」もご覧ください。
http://haichaolu2008.blog71.fc2.com/
「上海下町写真館2010」
→ http://blog.goo.ne.jp/haichaolu2010

  • 答えは「1927年3月28日正午、上海工人第三次武装蜂起の合図の鐘を打ち鳴らした場所」なんです。<br />周恩来が広州から上海へ直接武装蜂起の指揮のため駆けつけ、鐘を合図に80万人の工場労働者がいっせいにゼネストに突入し、3000人以上の武装部隊が政府主要施設を襲撃しました。<br />武装蜂起から中華人民共和国の成立までには、まだ20年以上を要しましたが、実は上海は中国共産党の発祥地でもあるんですよ。<br /><br />少し離れて見るとパリのエッフェル塔に似ていませんか?(笑)

    答えは「1927年3月28日正午、上海工人第三次武装蜂起の合図の鐘を打ち鳴らした場所」なんです。
    周恩来が広州から上海へ直接武装蜂起の指揮のため駆けつけ、鐘を合図に80万人の工場労働者がいっせいにゼネストに突入し、3000人以上の武装部隊が政府主要施設を襲撃しました。
    武装蜂起から中華人民共和国の成立までには、まだ20年以上を要しましたが、実は上海は中国共産党の発祥地でもあるんですよ。

    少し離れて見るとパリのエッフェル塔に似ていませんか?(笑)

  • これは上海市が指定する「優秀歴史建築」のプレートです。<br />2005年10月の公布ですから一番新しい指定ですね。

    これは上海市が指定する「優秀歴史建築」のプレートです。
    2005年10月の公布ですから一番新しい指定ですね。

  • 上海にも昔城壁があり、有名な豫園やご紹介しているこの塔や文廟、慈修庵、イスラム教会などは城内に位置するのですが、市の発展のため城壁は全て撤去され道路になりました。<br />城郭が中国には珍しい円形だったので、その道路も環状線になっており、老北門、老西門、大南門、大東門などと地名が残っています。<br />従って、この道路の内側が本来の市部になるわけですが、再開発のため古い建物が次々に取り壊されています。<br />環状線のほとんどの部分は中華路と呼ばれていますが、そこから見た小南門警鐘塔です。公安(警察署)の構内になっていますが、かまわず入って見ることができます。

    上海にも昔城壁があり、有名な豫園やご紹介しているこの塔や文廟、慈修庵、イスラム教会などは城内に位置するのですが、市の発展のため城壁は全て撤去され道路になりました。
    城郭が中国には珍しい円形だったので、その道路も環状線になっており、老北門、老西門、大南門、大東門などと地名が残っています。
    従って、この道路の内側が本来の市部になるわけですが、再開発のため古い建物が次々に取り壊されています。
    環状線のほとんどの部分は中華路と呼ばれていますが、そこから見た小南門警鐘塔です。公安(警察署)の構内になっていますが、かまわず入って見ることができます。

  • これは、塔からはだいぶ離れた場所にあるその「上海工人第三次武装蜂起命令の発令場所」記念碑です。<br />なぜ門が朱色に塗られているのでしょう?<br />

    これは、塔からはだいぶ離れた場所にあるその「上海工人第三次武装蜂起命令の発令場所」記念碑です。
    なぜ門が朱色に塗られているのでしょう?

  • この通りは有名な「新天地」の隣なんです。<br />今でも古い住宅が壊され、新しい高層ビルが次々に建設されている新天地付近も、ここだけ当時のままの建物が残されています。<br />逆に古い建物を売り物にした商店ですね。<br />このプレートがここにあることは、住民からもすっかり忘れ去られたようです。

    この通りは有名な「新天地」の隣なんです。
    今でも古い住宅が壊され、新しい高層ビルが次々に建設されている新天地付近も、ここだけ当時のままの建物が残されています。
    逆に古い建物を売り物にした商店ですね。
    このプレートがここにあることは、住民からもすっかり忘れ去られたようです。

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この旅行記へのコメント (5)

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  • laoshengさん 2008/03/06 10:56:36
    晩清からの火見櫓
    上海市優秀近代建築単位の新規指定を続けているのですね。
    自国の建物を加える余裕がでてきたのでしょうか?
    当然の流れでしょう。
    火の見櫓は清末に作られ、1911年辛亥革命蜂起の時ここの鐘が合図に使われました。共産党の第三次蜂起の時はこの故事を倣ったのでしょう。
    1912年辛亥革命成功とともに城壁は壊され六つあった門は地名としてのこりました。

    haichaolu

    haichaoluさん からの返信 2008/03/06 14:38:55
    RE: 晩清からの火見櫓
    laoxhengさん、いらっしゃいませ。
    いつも補足有難うございます。
    laoshengさんはhaichaoluの専属学芸員さんです。勝手に決めました。m(__)m
    実はこの鐘楼は地元の方に案内して頂きましたが、
    地元の方も街の変わりように驚いておられました。
    すぐ近くに地下鉄の駅もできるようですので、
    これからもっと変わるでしょう。
    上海城に門が6つあったのは知りませんでした。
    東側に「大東門」「小東門」「小南門」
    があるのは黄浦江があるからでしょうね。
    バス停は新北門も加えて、今は「門」の名前が7つあるようです。

    laoshengさん からの返信 2008/03/06 16:11:36
    RE: 晩清からの火見櫓
    学芸員を仰せつかり光栄です。
    展示物の種類が多岐にわたり
    守備範囲をしばしば超えるのも楽しみです。
    浅学菲才ですがベストを心掛けます。

    門の話ですが
    北西が 老
    東南が 大  で小門がこちらには、それぞれあったわけですが
    老の北西には新で対応するのは、さすが文字の国。うまいですね。
  • laoshengさん 2008/03/05 15:45:04
    最初の一問としては難問では?
    こんにちは

    いきなり難問ですね。
    ”小南門”の由来は?
    ぐらいから
    お手柔らかに始めないと
    お客が尻ごみしませんか?
    この近所の
    消え行く下町の風情も
    見たいですね。
    カメラを向けるのが
    少しヤバイかもしれませんが・・
    加油 加油

    haichaolu

    haichaoluさん からの返信 2008/03/05 17:36:35
    RE: 最初の一問としては難問では?
    laoshengさん、いらっしゃいませ。
    何時もアドバイス有難う御座います。
    少し長くなりましたが、小南門の由来も記載しました。
    当時の政治情勢になるとちょっと勉強不足なのですが、
    中国共産党発祥地、第一回共産党大会跡地、第二回跡地、毛沢東故居なども見てきました。
    観光案内にはそれらよりも「豪華な洋館」のご紹介の方がいいかなと思っています。

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