2008/02/10 - 2008/02/10
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ぢょーんづさん
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空港までは15分ほどで着いた。ライオンエアのチェックインカウンターでチェックインすると、今度は10Cという席が帰って来た。往路は289000ルピアの運賃だったが、帰りは504000ルピアの運賃なので、通路側らしい。B737ならABC-DEFだし、MD-82ならAB-CDEなので、真ん中の席にはならないと思う。チェックインを済ませて空港税を支払い、セキュリティチェックを通過すると、午後5時前であった。あと1時間後にはジョグジャカルタからジャカルタに飛ぶことになる。
17時10分発のマンダラ航空のA320は、定刻より5分ほど遅れて出発していった。運賃の決済がネットでできなかったので乗れなかったが、正直復路はそのマンダラに乗りたかったのだ。時間的にも、今回のスケジュールを考えると、ホテルの待ち時間なしで乗れた可能性がある。
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17時25分のガルーダは、機体の到着が若干遅れたので、出発が18時前になったのだが、この時点でライオンエアのフライトは到着しておらず、少なくとも遅延は確定的になった。ところがガルーダのB737が出発する頃に、ジョグジャカルタは激しい雷雨に見舞われた。出発していったB737-300も、さすがに出発を断念し、一旦スポットに戻ってきた。熱帯の雨なので、一時ざっと降り、その後は上がることがあるが、その「一時」がものの数十分のこともあれば、半日近く続いてしまう場合もある。こればかりは運なのだが、経験上数時間続くことは少なく、1時間も降ればだいたい上がってしまう。そのあたり1時間くらいであろう、と思っていた。
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ただ、フライトはすでに遅れているので、空港内のレストランに入り、夕食を済ませておくことにした。トンセン(TongSeng)というシチューのようなスープのようなものと、「緑茶」とあったのでそれも頼む。知っている人は知っていると思うが、海外の「緑茶」は、たいてい砂糖が入っている。これももちろん甘い緑茶だった(-_-)。トンセンとご飯でお腹は膨れた。
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遅れていたガルーダは19時頃出発していったが、とりあえずライオンエアの乗客は1番ゲートに来い、ということなので、行ってみる。B737-900ER の描かれたボックスが配られる。中身はパンが2切れ。これでさらに1時間くらいの遅延は覚悟しないといけない。つまり、20時以降の出発になると言うことだ。ちょうど飯を食った後だったので、パンはジャカルタまで持って行こうと思ったのだが、20時を回って、アダムエアのジャカルタ行きの2便もどんどん遅延している状況を見て、とりあえずこれを食っておく方が良さそうだと判断し、食べておいた。
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20時15分頃、ウィングスエアのロゴが入ったMD-82がスラバヤから到着。てっきりこれがジャカルタ行きになるかと思ったら、そのままナイトステイするらしく、係員に聞くと、「飛行機はジャカルタから来る。これじゃない。」とすげなく返された。ほぼ同じ頃、20時発のジャカルタ行きになるガルーダの B737-300が到着。ガルーダは1時間ほどの遅れで折り返していくらしい。20時30分、ウィングスエアのロゴが入ったMD-82がもう1機到着。なんとこの機体は、前便のJT550を差し置いて、先にジャカルタから飛んできてしまったJT8926便、つまり往路で私の乗ったフライトだったのだ。
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再びライオンエアの乗客が2番ゲートに集められる。今度はミーゴレンが渡された。この時点で2時間以上遅れたので、とりあえず食べるものを出そうと言う、航空会社の姿勢はよく分かった。アダムエアは同じくらい遅れているものの、配ったのはパンやドーナツだけなので、それと比べるとライオンエアの方がいろいろ出しているとは思う。
21時を回り、出発が確定していないのは、私の乗るライオンエアの1便と、アダムエアの2便だけになった。3機が着陸してきたが、ガルーダ、ムルパティ、マンダラで、いずれもジョグジャカルタでナイトステイする便である。 -
21時15分、アダムエアの1機目が到着。大急ぎで客と荷物を降ろして、15分後にボーディングが始まってしまった。それに引き続いて2機目のアダムエアが21時30分にやってきて、同じく15分後にボーディング開始。ライオンエアだけが来ない、という状態になった。このまま欠航でジョグジャカルタ宿泊か、と思ったが、2機目のアダムエアがプッシュバックを終えた21時55分、そのままホールドさせられている。ちょうど1機進入しているということか。その直後、ライオンエアのB737-400がRW09から着陸してきた。これで何もなければ、ジャカルタに飛べる。ほっと一安心した瞬間だった。
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22時15分、やはり15分でボーディング開始。往路と同じく革張りシートのB737-400で、PK-LIQのレジスタの機体である。後で調べてみると、B737-4Y0で、1991年にGPAに引渡し、そのままVASPにリース、2年間ブラジルで飛んだ後、デンマークのメルスクエア (Maerskair)にリース、その後スウェーデンのノルディック・イースト航空、チェコのトラベルサービスを経て2005年にライオンエアにやってきている。
定刻18時を4時間27分遅れて22時27分にドアクローズ。悪天候理由の遅延とのことだが、4時間以上も遅れて悪天候もクソもないような気がする。飛行時間は1時間、巡航高度は28000ftとのこと。22時36分、客室の照明が落とされる。22時39分にプッシュバックが完了し、いつもの CFM56のエンジン音が聞こえる。22時42分、機長から客室乗務員に着席指示が出た。22時45分、RW09より無事に離陸。いつもの私の想定からすると、離陸後の滞空時間は45分なので、23時30分くらいにスカルノ・ハッタ着、ホテルに着くのは1時くらいだろう。22時50分にベルトサインオフになった。 -
往路と同じく、客室乗務員によって水がサービスされた。水を飲み終わったらもうすることもない。ライオンエアにしたばっかりにとんでもない目に遭ったなぁ、と思っていた。23時06分にシートベルトサインが点灯。あと15分くらいだろうか。
と思っていたら、いきなりフライトログをお願いしたCAさんが席までやってきて、こう言った。
「機長がコックピットにどうぞ、と言ってますが」
私も一瞬耳を疑い、確認してしまった。
「今、ですか?」
本当に今、と言っていたそうで、CAさんの後についてコックピットに入れてもらった。 -
今日の機長、アブルジー氏が右席に座り、コパイのウィジャヤント氏が左席に座っている。「今日は彼の機長昇格訓練も兼ねているんだ」と機長。現在高度は16000ftなので、この後15分ほどで到着になる。このままだとコックピットで着陸させてもらうコースになってしまうので、「席に帰ったほうがいいですよね?」と言うと、「いや、いいよ。そのまま座ってて」と、なんと着陸が見学させてもらえることになってしまった。
1万フィートを切ってからは、私からは話しかけないことにしている。着陸までの11分間に該当する時間だからである。機長と副操縦士による緊迫のやりとりは、いつ見せてもらっても、そして世界中どこでも、同じような緊張感と、乗客の命を自分が背負っているという責任感を、私も感じることができる。インドネシアの航空会社は、確かに事故も多く、安全性には疑問符がつくが、それでも現場を見せてもらう限り、これまで見せてもらったどの航空会社とも変わらない、コックピットクルーの日常があった。
機長が「その点々と見える光は船だよ。そしてそこがジャカルタの街だ。その正面のライトがスカルノ・ハッタのRW25Lだ。今、3000ftだから、あと5分ほどだね。」と教えてくれた。ランディングチェックが始まり、チェックリストを読み上げてチェックが続く。ギアダウンと、ギアが下りたかのチェックを済ませると、管制塔からの着陸許可が出る。
RW25Lを正面に捉えると、23時33分にタッチダウン。滞空時間48分なので、ほぼ想定通りのフライトであった。機長もほっとしたのか、饒舌になる。「うちは今、6機のB737-900ERを保有しているから、今度は是非新しい-900ERにも乗ってくれ」とコマーシャル(^_^;)。今回乗れるかと思っていたのだが、残念ながら乗ったのは-400であった。-900ERのうち、最初の2機はボーイングの青い塗装で引き渡されたのだが、機長によると「あれは拒否できないんだ。強制的にあの色に塗られて引き渡される」とのこと。空港内をタキシングして、無事スポットイン。ジョグジャカルタでチェックインしたのが午後4時30分前、実に9時間以上かかってジャカルタにたどり着いたことになる。
機長が遅延について、詳しい状況を説明してくれた。「JT550でジョグジャに向かった機体が、雷雨でジョグジャに着陸できなかったんだ。それで、ジャカルタに引き返してきてしまった。機材の運用の都合で、その機体は別の路線に回してしまったから、ジョグジャに向かう飛行機がない。で、ちょうどジャカルタに戻ってきた僕らに、『今からジョグジャに行ってきてくれ』と言われたわけさ。今日は1日で6フライト、大変だったよ」とのこと。どこかの国の航空会社も、「ファーストクラス設置」で客室乗務員が大変になっているようだが、インドネシアでも大変らしい。もっとも、こちらはコックピットクルーが大変そうだが。 -
最後の最後に降機。記念にクルー全員の写真も撮影させてもらい、4時間30分の遅れの「お返し」をもらったような気分になった。
荷物を引き取って、とりあえず係員が残っているリムジンのカウンターに行く。運賃を聞いてみると、ジャカルタ市内まで14万ルピア、高速代込みだと言う。ガイドブックによると、ジャカルタ市内まで10万ルピアほど。法外な値段でもないし、すでに午前0時を回っている。ここに決めて、リムジンでホテルへと向かってもらった。
イビス・ケマヨラン・ジャカルタに着いたのは午前1時前だった。レセプションの係員は感じが悪く、しかも予約が入っていないと言われた。こちらもバウチャーを持っているので応戦し、部屋も空いていたので宿泊することができたが、ジョグジャカルタの空港で電話したときから対応が悪かったのは、おそらくこの係員であろう。疲れているのに加えてこの対応、私もかなりむっとした(-_-)。部屋に入ってみて、ネットに接続もできなさそうで、シャワーだけ浴びて眠ることにした。
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