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(PISACは僕のノートには「ピサク」とあるのだが、日本では「ピサック」と書いてあるのが多いみたいなのでここではピサックにします)<br /><br />インカ帝国の古都、ペルーのクスコの周囲にはさまざまな遺跡がある。<br />その中で、聖なる谷、ウルバンバ川を見下ろす山の上にあるのがピサック遺跡だ。<br /><br />この遺跡へはふもとのピサックという村から登ることができる。<br />ピサック村は周辺の皆さんが(観光客の皆さんも)集まる「ピサックの日曜市」で有名らしい(他に水曜日と木曜日も市が立つみたいですが)。<br /><br />そして、1989年6月18日は日曜日。<br />となると、絶対にピサックの日曜市へと突撃しなければならない。<br /><br />ホテルカセレス(Hotel Caceres)に同じく泊まっている大阪からの薬剤師くんと、前日話をして、一緒に行くことにしていた。<br />ピサックへ行くバスの出発場所にちょっと迷ったが、あちこち聞きまわると、ドンくさい外人4人組に出合ったりする。<br /><br />不安な気持ちで待っていると、ウルバンバ行きの大型バスがやってきた。<br />約一時間でピサックへ到着。<br />料金は650インティ。<br /><br />この時期1ドル=120円=約3000インティ<br />だから、100インティ=4円と考える。<br />すると、クスコからピサック村へのバス料金は(650インティ=)26円くらいかな。<br /><br />ホテルを8時に出たが、バス停を捜したり、バスを待ったりして時間を潰したので、結局到着は午前10時前になってしまった。<br /><br />ガイドブックには、「日曜市はツーリストが来る前に行こう」と書いてあったが、10時に行ってもまだ店が開きかけだったので、そんなに早く行く意味はないようだ。<br /><br />また、ツーリストねらいの店も多いわけなので、無理に早く行っても時間の無駄。<br /><br />ピサックの日曜市で、耳覆いのついた毛糸で編んだインカの帽子を購入(4500インティ=1ドル半=180円)。<br />日曜市もすぐに飽きるので、次はピサックの遺跡に行こうと考える。<br /><br />市場の後ろに登山口があり、そこから細い山道をたどっていくと、山の頂上に遺跡があるようだ。<br /><br />しかし、その山への昇り口には、馬が何頭もつないである。<br />どうやらこの馬に乗って、山を登るみたいだ。<br /><br />馬の料金は山頂までたったの2500インティ、つまり100円程度。<br />世界旅行者は、正直それまでの人生で、一度も馬に乗ったことはない。<br /><br />しかし、100円で乗馬体験ができるならば、乗らないわけには行かない。<br />こんなすごいチャンスから逃げたら、一生何もできないことになるよ。<br /><br />もちろん1人で馬に乗るのではなくて、馬には子供がついてて、彼が馬を引いていって、観光客はただ馬に乗っていればいいんだ。<br />これなら簡単じゃないか!<br /><br />ただ、まったく乗馬体験がないので、「鞍からあぶみまでの長さの調節が重要だ」ということを全く知らなかった。<br />問題は、世界旅行者は脚がそんなに長くないってこと。<br /><br />それと、馬に乗るのは観光客、それも脚の長い欧米人が多いという事実。<br />僕の乗った馬には、その前に、脚が長い欧米人が乗っただろうということ。<br /><br />脚の短い人がうかつに馬にまたがって、適当に「こんなものでいいんじゃないの♪」と思うと、あぶみが踏ん張れない状況に陥る確率が非常に高いんだ。<br />それも全く知らなかった。<br /><br />また、この馬引きの子供も、たまには観光客をからかって楽しまないと生きる意味がない、というか、乗馬初心者を馬に乗せるにはなにか喜びがないと退屈だろうね。<br />と、思い及ばなかった。<br /><br />少年の純真な瞳の中に、あのような悪意が潜んでいたとは、さすがの世界旅行者も気が付かなかった…。<br /><br />しかし、薬剤師くんと僕はそれぞれ一頭ずつの馬にまたがり、意気揚々とピサク遺跡への冒険旅行へと出発した。<br />そこに何が待っているか、全く気がつかないままで。<br /><br />険しい山の、断崖絶壁をたどる細い山道を、あぶみを踏ん張れない馬に乗ってて、あんまり注意を払わない子供が面白半分に馬のお尻を鞭で殴ったら、どうなると思う…(涙)。<br /><br />(この項、おいしいネタなので、今日はここまでね)<br /><br />【旅行哲学】人は生きてさえいればいい。<br /><br />http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/south_america/pisac.htm<br />

ピサック遺跡に馬で登ると…@ピサック/クスコ/ペルー

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1989/06 - 1989/06

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みどりのくつした

みどりのくつしたさん

(PISACは僕のノートには「ピサク」とあるのだが、日本では「ピサック」と書いてあるのが多いみたいなのでここではピサックにします)

インカ帝国の古都、ペルーのクスコの周囲にはさまざまな遺跡がある。
その中で、聖なる谷、ウルバンバ川を見下ろす山の上にあるのがピサック遺跡だ。

この遺跡へはふもとのピサックという村から登ることができる。
ピサック村は周辺の皆さんが(観光客の皆さんも)集まる「ピサックの日曜市」で有名らしい(他に水曜日と木曜日も市が立つみたいですが)。

そして、1989年6月18日は日曜日。
となると、絶対にピサックの日曜市へと突撃しなければならない。

ホテルカセレス(Hotel Caceres)に同じく泊まっている大阪からの薬剤師くんと、前日話をして、一緒に行くことにしていた。
ピサックへ行くバスの出発場所にちょっと迷ったが、あちこち聞きまわると、ドンくさい外人4人組に出合ったりする。

不安な気持ちで待っていると、ウルバンバ行きの大型バスがやってきた。
約一時間でピサックへ到着。
料金は650インティ。

この時期1ドル=120円=約3000インティ
だから、100インティ=4円と考える。
すると、クスコからピサック村へのバス料金は(650インティ=)26円くらいかな。

ホテルを8時に出たが、バス停を捜したり、バスを待ったりして時間を潰したので、結局到着は午前10時前になってしまった。

ガイドブックには、「日曜市はツーリストが来る前に行こう」と書いてあったが、10時に行ってもまだ店が開きかけだったので、そんなに早く行く意味はないようだ。

また、ツーリストねらいの店も多いわけなので、無理に早く行っても時間の無駄。

ピサックの日曜市で、耳覆いのついた毛糸で編んだインカの帽子を購入(4500インティ=1ドル半=180円)。
日曜市もすぐに飽きるので、次はピサックの遺跡に行こうと考える。

市場の後ろに登山口があり、そこから細い山道をたどっていくと、山の頂上に遺跡があるようだ。

しかし、その山への昇り口には、馬が何頭もつないである。
どうやらこの馬に乗って、山を登るみたいだ。

馬の料金は山頂までたったの2500インティ、つまり100円程度。
世界旅行者は、正直それまでの人生で、一度も馬に乗ったことはない。

しかし、100円で乗馬体験ができるならば、乗らないわけには行かない。
こんなすごいチャンスから逃げたら、一生何もできないことになるよ。

もちろん1人で馬に乗るのではなくて、馬には子供がついてて、彼が馬を引いていって、観光客はただ馬に乗っていればいいんだ。
これなら簡単じゃないか!

ただ、まったく乗馬体験がないので、「鞍からあぶみまでの長さの調節が重要だ」ということを全く知らなかった。
問題は、世界旅行者は脚がそんなに長くないってこと。

それと、馬に乗るのは観光客、それも脚の長い欧米人が多いという事実。
僕の乗った馬には、その前に、脚が長い欧米人が乗っただろうということ。

脚の短い人がうかつに馬にまたがって、適当に「こんなものでいいんじゃないの♪」と思うと、あぶみが踏ん張れない状況に陥る確率が非常に高いんだ。
それも全く知らなかった。

また、この馬引きの子供も、たまには観光客をからかって楽しまないと生きる意味がない、というか、乗馬初心者を馬に乗せるにはなにか喜びがないと退屈だろうね。
と、思い及ばなかった。

少年の純真な瞳の中に、あのような悪意が潜んでいたとは、さすがの世界旅行者も気が付かなかった…。

しかし、薬剤師くんと僕はそれぞれ一頭ずつの馬にまたがり、意気揚々とピサク遺跡への冒険旅行へと出発した。
そこに何が待っているか、全く気がつかないままで。

険しい山の、断崖絶壁をたどる細い山道を、あぶみを踏ん張れない馬に乗ってて、あんまり注意を払わない子供が面白半分に馬のお尻を鞭で殴ったら、どうなると思う…(涙)。

(この項、おいしいネタなので、今日はここまでね)

【旅行哲学】人は生きてさえいればいい。

http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/south_america/pisac.htm

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