2007/03/01 - 2007/03/04
605位(同エリア821件中)
tawassanさん
- tawassanさんTOP
- 旅行記193冊
- クチコミ1件
- Q&A回答0件
- 410,358アクセス
- フォロワー7人
前日、6年ぶりに韓国人チングのヨンちゃんと会い、歓迎してくれ田舎町である鉄原(チョロン)の飲み屋を何軒かハシゴして遅くまで飲み歩いた。結局、単身赴任中のアパートに帰らず二人でホテルに宿泊。翌日(金曜日)、まるで危ない関係みたいにホテルから二人一緒にヨンちゃんの職場に出勤する。なんと事務室にまで入った。私の会社とヨンちゃんの職場とは取引や交流は全くないのに、職場の人や上司に紹介されたが、文化の違いをメッチャ感じる瞬間だった。ヨンちゃんが仕事中は暇だったので職場のまわりをブラブラと散策した。仕事を午前中で切り上げてくれ、昼食を食べてからは車で鉄原周辺を案内してもらった。鉄原
は北朝鮮との軍事分界線のすぐ南にあり、検問がたくさんあり、破壊された建物が残っていたりして緊張感が漂うところであるが、一方、のどかな田園風景が残り、ナベヅルなど見られた。鉄原を見た後は、ヨンちゃんにとっては奥さんと子供が待つ、私にとってはもう一人の韓国人チングであるペクさんが待つ春川に向かった。
表紙:旧労働党庁舎(鉄原)
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- ANA
PR
-
ヨンちゃんと一夜を共にした(ヒャァ〜)ホテルからの鉄原の風景。
-
ヨンちゃんの職場は、農業試験場である。
-
職場で仕事するヨンちゃん。
-
職場で仕事するヨンちゃん。彼は、農業に関するなにかを研究する技術者である。
-
暇だから雨の中、ヨンちゃんの職場の近くを散策したが、さすが農業試験場というだけあって、まわりはたんぼと畑である。
-
ヨンちゃんの職場の付近の景色。(写真の中央よりやや左に)教会の尖塔が見えるが、こんな田舎にも教会があるのが韓国らしい。韓国はキリスト教徒が意外と多い国である。
-
農業試験場の敷地内。ここにはいろいろな農作物や植物が研究用として植えられていた。
-
農業試験場の敷地内。白樺を植えて、なにを研究してるのかなぁ。
-
銃を持った軍隊の検問を通過して、昼食に行った。これは検問でもらった証明書。直訳すると“国民の福利区域臨時出入証”。ようするに軍事分界線の入場許可証みたいなもので、無料だった。
-
軍事分界線の中に店があった。この店の名物料理はナ、ナ、ナ、ナント・・・。ヨンちゃんが日本では食べれないからと言って、連れて来てくれた。
-
もちろん昼食はこの店でこの写真の名物料理を食べた。鍋のド真中にドーンといるのがこの鍋の主役。この店のオバちゃんいわく、この鍋の主役のお陰で息子を大学まで出したと言っていた。
-
オバちゃんが息子を大学にまで出したものは、写真でわかるとうにヒレがついている。表面にはウロコがない。ちょっと細長い。日本では(一般的には)食べれないものと言えば、ナマズでした。
-
ナマズ鍋を食べた後に、散策すると鉄橋があった。“金剛山(北朝鮮の景勝地)90Km”と書いてある。
-
しかし、鉄橋はもちろん繋がっていない。
-
北朝鮮と最前線で戦う兵士達の心のよりどころか?その名も“白骨前線教会”
-
白骨前線教会。白骨とは軍事分界線付近で、かつて北朝鮮と戦い歴史的に名を残した部隊名である。
-
また検問を通って、軍事分界線の南に戻ると、広々としたたんぼに鶴がいた。あわててヨンちゃんに停車してもらう。
-
この鶴は鹿児島県の出水にたくさん飛来するものと同じ種類のナベヅル。ヨンちゃんの説明では、この年は、かなり飛んで行って残っているのは少なくなったとのこと。ビックリしたことに、北海道の釧路で見られるあの丹頂鶴もここにたくさん飛来していたとのこと。丹頂鶴もこの年は他に飛び去った後であるとのことだった。なんと、時期に鉄原にくればナベヅルと丹頂鶴が同時に見れるのか?
-
鉄原の中心部。
-
なんやら資料館みたいなところに連れて行ってくれた。広場には戦闘機や戦車があった。
-
戦闘機に混じって、丹頂鶴の像があった。やはりナベヅルは主役にはなれない。
-
無料の展示物があり、北朝鮮の紙幣等が展示され北朝鮮の政治と経済が紹介されいた。
-
北朝鮮の政治と経済の紹介コーナー
-
北朝鮮の切手。将軍様のお父様、金日成。
-
この資料館では、何かの会合かなんかあったみたいで、展示してある部屋と別の部屋に茶菓子が準備されていたが、全く関係ない私たちにも入ってこの韓国風の茶菓子を食べた。ちなみに、韓国ではトマトは野菜ではなくフルーツ感覚。
-
鉄原のシンボルである丹頂鶴の像。
-
鉄原の伝説の人の像。うろ覚えであるが、この人は泥棒だか山賊であり、悪徳の金持ちから金を盗り、貧しい人にお金を上げたというような内容を説明してもらった。
-
資料館がある公園のすぐ近くに流れる川。景勝地のようで展望台がある。
-
展望台からの風景。川が一部凍っている。
-
展望台から川まで降りたところ
-
鉄原は朝鮮戦争の時の激戦地であり、朝鮮戦争時は北朝鮮の領内であった。この建物は北朝鮮の労働党庁舎であり、共産主義の独裁の政権強化と、国民統制の目的でこの建物を建て、反体制派、資本家の拷問、虐殺等を実施した。
-
旧労働党庁舎。写真でもはっきりわかるような弾痕がたくさん残っている。
-
カササギの巣。韓国ではカササギはたくさん見られ“カッチ”と呼ばれ国鳥になっている。
-
このコンクリートの塊は、戦争が起こって北朝鮮が攻めてきた時にこのコンクリ−トを破壊し道路を塞ぎ通行できなくするためのもの。
-
有事の際に破壊して道路を塞ぐためのコンクリートの塊。鉄原ではこのコンクリートの塊を何ヶ所かで見た。
-
鉄原から春川(チュンチョン)に行く途中、休憩したところで撮った写真。
-
春川ではもう一人の韓国チングのペクさんと7年ぶりに再会。ペクさんはヨンちゃんが日本に来た時、入れ変わりで韓国に帰国した。まん中は日本から帰国してからできたペクさんの長男。
-
夕食はペクさん家族(3人)とヨンちゃんと私で春川名物のタッカルビ。
-
タッカルビ
-
タッカルビの仕上げはご飯を入れてヤキメシみたいにする。
-
この日はペクさんの家に泊まった。高層マンシヨンの最上階だった。韓国にはこのような高層マンションがやたら多い。
-
ペク家のリビングとダイニングキッチン。
-
夜の10時過ぎてから、吹奏楽の練習を終えたチエ(ペクさんの長女)が帰って来た。ペクさんが日本に1年間派遣されていた時、夏休みに韓国から遊びに来たがその時は小学生だったが、すっかり女子高生になっていた、来年からは女子大生の予定。あたりまえか〜。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
tawassanさんの関連旅行記
その他の都市(韓国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
43