さて、この旅のメイン、南プロヴァンスです。<br />まずは Avignon を拠点にし、Nimes、Arles、Orange、Villeneuve les Avignon の村々を訪れました。<br />久しぶりの電車を使っての街巡り。レンタカーとは違って、時間の制約はありましたが、それはそれでまた楽し。<br />この辺りはバスでの移動も可能ですが、ちょうどクリスマス休暇に重なり、本数が極端に少ない、という現実に、今回は電車で移動できるところだけに絞りました。

南仏＆パリ(04) アヴィニヨン～2007年年越し～

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2007/12/22 - 2008/01/04

277位(同エリア448件中)

#世界遺産

korotamaさん

さて、この旅のメイン、南プロヴァンスです。
まずは Avignon を拠点にし、Nimes、Arles、Orange、Villeneuve les Avignon の村々を訪れました。
久しぶりの電車を使っての街巡り。レンタカーとは違って、時間の制約はありましたが、それはそれでまた楽し。
この辺りはバスでの移動も可能ですが、ちょうどクリスマス休暇に重なり、本数が極端に少ない、という現実に、今回は電車で移動できるところだけに絞りました。

エリア

アヴィニヨン(フランス)

交通手段: 鉄道

航空会社: オーストリア航空

Lyon（Part Deut）から Avignon までは、TGV に乗りました。
ヨーロッパではよく見かける自動改札機、フランスでは Compostage コンポスタージュと言うそうな。
さすがフランス？丸みを帯びていてちょっとお洒落。

私たちはいつも「バリットする」なんて言っています。このバリット、結構楽しい。
私たちが乗る TGV。
あら？ Compostage とは異なり、カクカクで結構汚い･･･。
客車の側面はこんな感じ。
約１時間半の短い旅ですが、奮発して１等車。
テーブルも着いているし、ま、なかなかお洒落でしょうか。
Lyon の駅で買った朝食のパンのお供に、とコーヒーを買いに。
自販機がありましたが、生憎休業中。
仕方ないので、食堂車でカフェオレを購入。
自販機の約２倍の、２．８ユーロもしました･･･。
朝食を食べているうちに、あっという間にアヴィニヨン TGV駅 Gare Avignon TGV に到着です。
バラス張りの、明るいきれいな駅舎です。
Gare Avignon TGV から町の中心まではこのシャトルバス Navette で１５分ほど。
TGV専用に、郊外に作られた駅なんですね。
郊外ですから、駐車場は広々でした。
こちらは、Gare di Avignon Centre。
城壁の外側にあります。

TGV駅からのシャトルバスは、城壁を入ってすぐの郵便局前のバスターミナルに到着します。
４泊するAvignonのお宿はキッチン付き。クリスマス本番ですので、早仕舞いや休業してしまうお店もあるから食料調達は午前中のほうがよい、との宿の方のアドバイスに従い、城壁の外にあるスーパーマーケットです。
小さな(?)村だからこういうものはないのかなぁ、と思っていたのですが、いやぁ、ありました。
食材のほか、お土産も買いました。ワインもお手頃価格。

そして感動したのが、買い物袋はリユースできるものが有料で販売されていたこと！持参の買い物袋が活躍しました。
（今回の旅で入ったスーパーやコンビニのような小さいお店は、多くが買い物袋有料でした。）
さて、Gare di Avignon Centre の正面にある城門から城壁の中に入りました。街のメインストリートです。
インフォメも城門を入って少し歩いたところ、この通り沿いにあります。
メインストリートをしばらく歩くと、Hotel de Ville 市庁舎があります。
この前にある Place de l'Horloge 時計台広場では、、、
クリスマス市が開催されていました。
Provence地方のお菓子やサントン人形、キルティングの品などの他、中国風のアンティークや紅茶なども売られていました。クリスマスっぽいのは全体の雰囲気とサントン人形屋くらいだったかな。
ちょっと脇道にそれて、Les Halles 中央市場へ、スーパーマーケットでは売られていなかった鶏の丸焼きを求めに行きました。

この壁、本物の植物でぎっしりです。
ガイドブックによるとこの日はお休みのはずだったのですが、幸い営業中。

でも、でもでもでもでも、鶏の丸焼き（調理済み）はありませんでした。。。
海の幸、美味しそうでした。
今回ひたすら悩まされた、路上の糞･･･。
街中にはこんな看板もありましたが、まったく（？）効果はないようでした。
どこへ行っても、糞、ふん、フン。でした。
もろもろ気を取り直して、街歩き再開。

14世紀にローマから移った7人の法王の住居となった法王庁 Le Palais des Papes 。
まるで堅い守りの城のようです。
隣はノートルダム・デ・ドン大聖堂 Cathedrale Notre-Dame des Doms 。
法王庁の裏手。岩の上から建物がそそり立っています。
迫力。。。
そして、とても有名なサン・ベネゼ橋 Pont St.Benezet。アヴィニョン橋です。
最初は木造の橋でしたが、１２２６年、石造りに建て替えられました。その当初は２２のアーチがある、全長９００メートルの対岸まで届く橋でしたが、１７世紀の大洪水で半分以上のアーチが流され、現在で４つのアーチを残すのみとなっています。
橋の上にはサン・ニコラ礼拝堂があります。
歴史的建造物群を観ていたら、すっかり日暮れの時間。
クリスマス市の入り口です。
きらきら輝いています。
いっそう、クリスマスらしい雰囲気に！
市庁舎の前もこんな。
朝露したたる蜘蛛の巣のよう？
街ゆく人も多いです。
メインストリートもこんなに華やか。
ホテルへの帰路はちょっと裏通りを。

あっあっあっ！そしたらありました！
念願のイブのご馳走！
ようやくメインディッシュが見つかって、静かな通りをホクホクの気分で歩きました。
Gare di Avignon Centre の正面にある城門のイルミネーションです。
青が鮮やかでした。