伊豆花巡りドライブ（４）

2008/01/28 - 2008/01/30

白と黒のコントラストが目に鮮やかななまこ壁の景色の中で、歴史の浪漫と古き佳き文化がふんわりと漂う町、松崎を散策して、らんの里堂ヶ島に向かい、豪華で色鮮やかならんを見学、広い館内見ごたえ充分でした。お天気が良ければ展望台から駿河湾の雄大な眺望がお楽しみいただけるようです。

エリア 松崎温泉・雲見温泉(静岡)

なまこ壁通り、近藤平三郎さんの生家です。
　近藤平三郎とは東京帝国大学を卒業してドイツに留学、その後帝国大学薬学の主任教授となりアルカロイドの研究に大きな足跡を残したそうです。

ナマコ壁は、火に強く火事から家を守ってくれます。湿気も防いでくれるようです。

伊豆文邸
　松崎町で一番厚いナマコ壁のある場所。そのナマコ壁を作るのに費用がかかって大変だったようです。内部を無料で見学できるので、当時の様子が伺われます。すぐ横には足湯がありました。

伊豆文邸の内部

伊豆文邸の内部

明治商家、中瀬邸
　明治初期、呉服商家として建てられた中瀬邸は、わずか数代のうちに財をなし、大地主となりましたが、昭和63年に母屋や土蔵など七棟からなる邸を町が買い取り一般に公開しています。入場料100円です。

呉服問屋として活気に満ちていた当時の様子を再現。土間には人力車もありました。

歴史的資料の展示など昔の生活が偲ばれます。

昔のアイロン

離れには、ナマコ壁を造る時の、道具が展示されていました。

お昼は松崎魚協隣の「民芸茶房」で。

ひもの定食（1050円）あじ・いわし・えぼ鯛のひもの、安くて美味しいのでお勧めです。

らんの里堂ヶ島、入園料1300円
　入り口すぐの華やかなディスプレイ,お正月飾りで
−金屏風を背景に、胡蝶蘭の富士と空を舞う鳳凰で-

胡蝶蘭で富士山を表現しているそうです。

中は暖かく、南国に来たようで、順路通りに見学しました。

らんの王様、カトレア

名前は表示されていましたが、覚えられないので、豪華ならんのあでやかさを一緒に楽しんでください。

なんか面白い〜

ミッキ−マウスの木、珍しい〜。

桜にちなんだ蘭が展示されていました、美しく可愛い！

パフィオペディラム

人面魚ならぬ人面蘭、そう見えませんか？

小高い丘の上に建物が造られ、園内も広く外にはジャノメエリカが満開でした。

デンファレガ−デン
　温室内は、デンファレ１，０００鉢で装飾され、フロアーから望む山並みから、空中に浮かぶ庭園を思わせる観賞温室です。毎月色合いを変えるようです。

オンシジウム

胡蝶蘭、さすが気品があります。

なんか紫陽花のようなステキな花が、名前は？

世界各地のラン、約400属8400種を育種、四季折々に見頃を向かえた1万鉢を常時観賞できます。半日かけてゆっくり過ごせるところです。また来たいな〜。

堂ヶ島から修善寺方面へ山越えして、今日の宿泊伊東に着きました。1時間卓球して、温泉に入り、夕食は伊東の駅前回転寿司「徳造丸」に。ここでも金目鯛のにぎりをいただきました。わさびだけでなく店主お勧めの柚子胡椒をのせた金目鯛のにぎり、近々雑誌で発表されるとか・・・

この旅行記へのコメント （2）

• morino296さん 2008/02/06 21:29:23

  花いっぱい

  ミモザさん
  
  松崎、なまこ壁の町並み、落ち着きがあり良いですね。
  
  らんの里堂ヶ島、こちらも蘭の花で溢れていて、素晴らしいですね。
  
  この時季、花は少ないと思っていましたが、とんでもなかったですね。
  花をいっぱい楽しまれて良い旅になりましたね。
  
  morino296

  ミモザさん からの返信 2008/02/07 12:41:24

  RE: 花いっぱい

  港町・松崎、今でも町のあちらこちらに、江戸や明治の情緒がそこはかとなく
  漂い、訪れる人をノスタルジックな気分にさせてくれるので、きっとmorino
  さんも気に入られるかと。
  
  　徒歩で町を散策できるので、お天気が良ければもっと歩いてみたかったです。
  伊豆は1年中お花が楽しめるところですね。
  
  　果物もみかんやぽんかんなど沿道にお店が並んでいました。ついつい買って
  しまいますね。
  
  　今年は雪も多く、寒い冬ですが、元気で乗り切りましょうね。