エヴェレスト街道トレッキング?　世界遺産の町・古都バクタプル

2007/04/27 - 2007/05/06

ヒマラヤ街道トレッキングを終えて、カトマンズに戻ってきました。カトマンズとルクラ間のフライトは有視界飛行のため、少しでも天候が悪化すると飛ばなくなります。そのため１日の予備日が日程に組み込まれています。幸い天候に恵まれたため、カトマンズで２泊することになります。私たちは、オプショナルツアーでナガルコットとバクタプルへ行くことにしました。

私の友人のうちの一人は、発熱と下痢でダウン。ホテルでおとなしくすることに。さらに、同じツアー参加者のうち２人は激しい下痢で医者にかかることになりました。みんなボロボロです。

この日は天候があまり良くなく、ナガルコットではヒマラヤの姿を見ることはできませんでした。世界遺産の古都・バクタプルでは古い町並みをゆっくりと見学することができました。しかし、このバクタプルを含むカトマンズ盆地は急激な都市化により危機遺産の指定を受けているそうです。

エリア バクタプル(ネパール)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

オプショナルツアー参加者は６名。まずはナガルコットへ行きました。カトマンズから３５ｋｍほどで、ナガルコットの標高２１００ｍの丘まで行くと、天気さえ良ければヒマラヤの山々を見渡すことができます。残念ながらこの日はあいにくの天気で、この通り何も見えませんでした。

その後、バクタプルへ。バスを降りて、このゲートをくぐり町の中に入ります。

八百屋さん。ネパールは貧しい国ですが、カトマンズ盆地は気候も温暖で、野菜が豊富にあるように見受けられました。

町の中は赤茶色のレンガ造りの建物が立ち並んでいます。

肉屋さん。たぶん羊だと思う。

町の中は迷路のような路地が広がっています。

ネワール彫刻を施された建築物が数多くありました。

やがてタチュパル広場に出ます。この広場の中央には１４２７年に建立されたダッタトラヤ寺院があります。

タチュパル広場から土産物屋の並ぶ路地を覗いてみました。

こんな木彫りの品を扱う土産物屋が多い。

プジャル・マートの孔雀の窓。

この孔雀の窓はネワール彫刻の最高傑作とされています。

孔雀の窓を見てからタチュパル広場へ戻りました。正面はビムセン寺院。トウマディー広場へ向かいます。

途中、子どものパレードに出会いました。

曼荼羅を描く画家。

魚屋さん。淡水魚だろうな。

トウマディー広場までやってきました。バイラヴナート寺院。

バイラヴナート寺院の左側にあるニャタポラ寺院。高さ３０ｍの五重塔を持ち、カトマンズ盆地の中では最も高い寺院です。

この喫茶店で一休み。ミルクティー一杯約５円。

Pottery Square。和訳すれば陶器広場でしょうか。この広場のそばでは轆轤を廻しているおじさんがいました。チップを要求されそうなので撮影はやめました。

この広場にいた鶏。

ダルバール広場へ向かう途中の土産物街。

ダルバール広場には数多くの寺院があります。クリシュナ寺院（左）とラメシュワール寺院（右）。

バトサラ・ダルガ寺院とタレジュの鐘。

何かの石柱。

ゴールデン・ゲートから旧王宮の中に入ります。

旧王宮内の沐浴場跡。コブラが…

旧王宮の中にはタレジュ・チョークがありますが、ヒンドゥー教徒以外は入ることができません。

ダルバール広場の寺院。左からプトサラ寺院、バトサラ・ダルガ寺院、パシュパティ寺院。

このライオン・ゲートから町の外に出ました。

この坂を下りたところにバスが待っていてくれます。

カトマンズの渓谷として世界遺産に登録されており、危機遺産の指定を受けていますが、バクプタルに関しては昔ながらの街並が残されているようです。

坂を下りたところの御神木。

バクタプルから戻り、ホテルで一休み。ネパール最後の晩もホテル近くの日本料理屋さんで夕食です。調子を崩していた友人もちょっと復活。他のツアーの仲間もご一緒です。みなさん胃が疲れています。