古き良きアラビアの世界・イエメンの旅　ー4日目ー

2008/01/06 - 2008/01/13

タイズを後に、アデンを目指した。
行く予定はなかったが、アデンは暖かくていいと皆言うので、その気候を感じてみたくなりバスが出るまでの３−４時間ほど見てみることにした。
アデンへはタイズから乗り合いタクシーで３時間ほどだったと思う。
一人700リヤル。二人分払い、またも助手席を確保。
タクシーステーション(ローエイシャン・シェーク・オズマンと言うと通じるはず）へ着き、ローカルバスに乗り換える。Creter？（クレタ）という場所がいいと言われたので、そこへ行くことにした。３０分弱かかり、６０リヤル。約３５円くらい。
クレタの街並は、ヨーロッパのコロニアル様式の建物が並ぶアラブっぽくない雰囲気の漂うのどかな港町といった感じ。海に近いだけあり、心なしか人々もタイズより陽気な気がする。
歩き回って写真を撮り、2時間後くらいにはバスステーションに向かい、17時発のサナア行きバスを1500リヤルで予約。
サナア到着は０時近かった。バスの運転手がバスステーションではなく、ホテルの場所を一緒に探して、バスで乗せて行ってくれた。全荷物（バッグ４つ）を運んでいたのでかなりありがたい。
なにしろ時間が限られた旅なので移動の時間が多い。明日はイエメン滞在最終日。思う存分楽しむぞ・・と思いつつ深い眠りへと吸い込まれていった。

エリア アデン(イエメン)

"Soora,soora!（写真、写真！）"　俺たちを撮ってよ、と言われて一枚。なかなか凛々しい。

こんな感じの建物が建ち並ぶ、アデンの町。

中東というよりも、南米やキューバを思わせるような写真。パキッと元気な原色がまぶしい。