2006/10/08 - 2006/10/08
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night-train298さん
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朝、約束の時間に電話をすると、フランは元気よく、今からダンナのジョンが迎えに行くわ!とのこと。
待ち合わせ場所のコーヒーショップに入ると、大男が近づいてきました!
雰囲気は、物語に出てくる木こりの大男!(しつれい!)
ブロンズの髭をたっぷりたくわえて、声も野太く、スケールが大きい。さすが、フランのダンナ様。
しかし、あの夏にフランと出会った時、何度も出た家族の話題には、一度も登場しなかったので、敢えて聞かなかったのだけど、フランにこんなダンナがいること自体、意外だったのでした。
外にあった車は、クラシックカー!?
二人乗りのため、フランは家で待っているとのことでした。
ジョンは初対面なのに、車中ずっとおしゃべりしてくれて、15分ほどで、フランのお家へ。
フランから聞いていた通りの一軒家。回りに家はありません。
丘の上にあって、元々は大きなお屋敷の護衛さんのお家で、そのお屋敷の敷地内の、入り口にあるのでした。
ちなみにお屋敷は、火事で焼けてしまったそうです。
フランとは、一年以上のブランクを全く感じることなく、あの道で、また再会したような思いでした。
お互い積もる話がたくさんあって、どこから話して良いのだか・・・。
ここから私は、フランの家に3泊させてもらうことになりました。
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ここがフランの家です
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そこに娘のヤスミンが出てきました。
それがまた・・・・、この二人から生まれたとは思えない!(こんな失礼な話、ないよね!?)とびきりの美人である上、チャーミングで性格もかわいい!
去年の夏に15歳だったから、今は16歳のはず。
フランが二十歳の時に生んだ子供です。
外には犬が3匹。
家族それぞれが一匹づつ飼っているのです。
フランは大の動物好き。今は、動物園付きの先生になっているくらい。
(幼稚園生から大学生まで、見学に来る生徒たちに動物の話をするらしいです)
そしてジョンはプロの鷹匠だったのです。Castleで働いていると言うので、そういう地名かと思って聞いていたら、本物のお城で鷹匠として、働いていたのです。
それで、年間のほとんどが、単身赴任でお城に住んでいるのです。
フランに、ダンナさんの話を聞いたことがなかったというと、
「夏はほとんどいないから、きっと忘れていたのね!」
というお返事。
そんなわけで、ここは動物大好き家族であり、フランは犬のブリーダーでもあるので、一定の期間、犬を預かっていることも多いのだそう。 -
さて、ジョンはどこかへでかけて、フランとヤスミン、そしてヤスミンの犬を連れて、パブへ向かいます。
「ここから3kmくらいあるんだけど・・・」
天気もいいし、こんな素敵なところを歩くのは、むしろ楽しいのでした。
歩きながら、フランとは話がたくさん出てきます。
同じ目的に向かって、歩いたもの同士。同じ苦労を分かち合った同士。
フランは、スペインで、私たちに出会わなければ、一日で帰国していたと言います。
そして、私たちと出会うまでの、ストーリーを聞いているうちに、小さな村に出ました。 -
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フラン一家が行きつけのパブです。
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パブには予約をしておいてくれて、フラン一家は馴染み客のようで、世間話をマスターとした後に、席に案内され、フランが選んでくれた、この地方の名物の、ブラック・プディングをいただきました。
回りにポテトや野菜が乗っていて、ボリュームたっぷり!ブラック・プディングは、スコットランドのハギスに近いという説明だったけど、こちらの方がずっと食べやすく、とても美味しいのです!
そして、デザートもボリュームたっぷりのプディング。こちらもすご〜くおいしい!
細やかな味わいは、むしろスペインで食べてきたものに比べて、上手に出来ていました。
ここのシェフは、若いのだそうですが、今、がんばっているのだとか。
そうそう、ビールは蜂印のこの地方のビールでした。
ブラック・プディング
おいしかった〜! -
デザートのスティッキー・プディング
これもおいしい! -
帰りは違う道から歩こうということになりました。
その道に入った途端、私の目はすっかりハートに!
キラキラ光る草原、丘の向こうにこれまた光る湖。
これは、私が夢に描いていた、湖水地方のイメージ以上の、まるで夢みたいな光景でした。 -
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一応バス停があって、こんな小さな(子供用?)のベンチがありました。
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フランとジョンで家の前の丘に登りに行きました。
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ジョは鷹師なのだそう
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夜はワインを飲みながら、なつかしい「銀の道」の話の続きです。
お互いに、最後に別れてからの話をしました。
フランは、その後一人で歩いたけど、スペイン人の年配の男性と歩いて、言葉は全く通じないのだけど、心が通じ合った話、最後まで、ちゃんと歩いたことを教えてくれました。
私も、フランと別れ、その後、フランから聞いていた、ウワサのイワン&ホワンペ、イサベルと道を最後まで共にしたこと。(ホワンペは帰宅)あの二人(イワン&ホワンペ)の可笑しい話で笑い転げて・・・。
その、素晴らしい思い出とともに、いつもみんなでフランの話をしていたことなど、今まで積もり積もった話をしました。 -
最後の日の夜は、ジョンは先に休んで、今までより突っ込んで、将来のこととか、いろいろおしゃべりしました。
私が歩いたばかりの「北の道」で出会った人々の話、その道を歩いていたときに、ちょっぴり孤独感を味わった気持ちなどを話すと、フランはいつも、全面的に私の味方になってくれます。
こういうところが、イギリス人のいいところ。友人になったら、その人のことを全面肯定してくれます。
「働いている動物園に、今日はイギリスの有名なガイドブックの会社が取材に来たの。」
フランは、動物の先生の他に、広報も担当しているのでした。
そして、目を輝かせながらこう語ってくれました。
「ここにはもう三年になるから、そろそろ別の職場に移ろうかと思っているの。ここでやれることは全てやったから、後は別の人が引き継げばいいの。人は現状に満足しがちで、仕事は楽にしたいと思っている人がいるけれど、私はそうじゃない。やりがいがあってこそなの。次はどこかの運営困難な動物園に行きたいの。そしてそれを立て直したいの。そのノウハウは、わかっているから、きっと三年くらいで、経ち直せると思うの。そんな場所があるかはわからないけど、そうやって、好きな動物園を渡り歩いていくのが、私の夢なの。」
なんか、フランに会いにきて、本当に良かった!
フランのことが心配だったけど、今は逆に励まされている気分でした。
今もきっと、二人はカミーノを歩いているのでしょうか。
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