也門紀行１３～Hadramawt爆走編

2008/01/04 - 2008/01/04

Sann'aからSeiyunとMukallaを飛行機と車で周遊する場合には、車の区間をSeiyun（高）→Mukalla（低）にするほうが断然オススメです。時間も早いし、景色も見易いし、飛行機まで時間をつぶすにもMukallaのほうが海でのんびり出来るからです。我々一行は偶然SeiyunでMukallaから来たドライバーさんを紹介してもらったので、Mukallaも案内してもらえてラッキーでした。

エリア その他の都市(イエメン)

今日はSeiyun〜Al Mukalla間350kmを走破するのにふさわしいランクルの新車です！Shaharaツアーの中古車とは大違い→前回の教訓から「（手を回しながら）窓はちゃんと開くよね？」と聞いたら運転手さん「くるくるじゃないよ（指一本で押す仕草で）電動だよ！」と。一同「おぉぉぉ〜っ」と感嘆の声を上げたのは言うまでも有りません。なのに...接続不良なのでしょうか、ボタン操作で開くのにまさか閉まらないとは...。はたまた教訓。

Seiyunを出発。あ、わざとぢゃないのに。

30分ほど進むと昨夜のShibamに。しばし写真タイム。

Shibamを後に。

Shibamでは城壁と裏山との間にサッカーコートが複数あって、夕方たくさんの人たちがサッカーに興じていました。

Al Mashadで小休憩。

かなり年季の入った家です。

今まで見て来たのとは違うつくりです。

あぁ昨日の色と同じです。

鮮やか。

この地域の偉い人のお墓だそうです。

また行く手に何か見えて来ました。

山の右下に街が見えます。

これが「Al Hajran」だ！

近づいて見ると

すごさがわかります。一同テンションア〜ップ！

ここからは急傾斜の道を歩いて行きます。

このあたりが中心らしかったです。名物なのかお土産の蜂蜜を売っていました。

こういう風になってるんだ...

帰り道に迷ってしまったおかげでこんなショットが撮れました。

向い側の景色も最高です。

先を急いでごーごごー！

次の見どころは「Seef」。でもさっきの景色が凄すぎて撮影欲が湧かず。

しばらく進むと巨大な崖の下になにやら不気味にパステル調の建物が...なんだなんだ？？

おぉっ

吸い込まれるように中へ

ホテルでした（Khailah Palace Tourist Hotel）。以前この地域を統括していたイマームの宮殿だったのを改装したとのこと。

それにしても斬新なデザインと配色。

昔ながらの門もめちゃくちゃ立派です。

周囲の風景も見事！

この切り立った崖を登り切ると...

景色は一変。飛行機から見たテーブル状の崖の上が真っ平らになっていました。

ランチ休憩。

体調を崩し気味でせっかくのご飯が食べられませんでした。

トラックがなんだか様になってます。

Mukallaめがけてゴーゴゴー！

崖っぷちにて。「船越栄一郎が似合う度」的にはいい線いってます

谷を降りるときの風景もなかなかでした。

どうやったらこんな地形が出来るのでしょう。

お？Mukalla Holiday Inn？

んなわけありません。やっぱり昔エライ人が住んでいた住居跡のようでした。

こういう角度で撮ると「Rock Palace」と見分けがつきにくいです。

あ！水の有る川が！

あ！海だ！

というわけで一同めでたくMukallaに辿り着いたのでした。Sana'aに帰る飛行機の時間まで、しばし潮のかほりを堪能です。

この旅行記へのコメント （1）

• sunnyさん 2008/02/06 12:25:30

  サユーンから

  nh155さん、こんにちは。
  
  サユーン→ムカッラの移動、絶景ですね〜
  昨年4月に行ったときは、ブクシャーン辺りで引き返したんです。一人でムカッラまでランクルチャーターするとかなり高くなちゃって。。
  年末とかＧＷとかだとシェア仲間がいていいですね。
  
  ワディドアーン近くの一枚岩の上にある村はご覧になりましたか？
  あそこも次回行ってみたいんです。シャハラもまだだし、海沿いもまだ。見たい場所がたくさんありすぎます。
  
  ところで次の旅先はめでたくグルジアになりそうです。
  オーストリア経由でたった６日間、グルメと十字架峠、教会見てきます。
  決まったら質問させてくださいね。
  
  sunny321