2007/11 - 2007/11
26位(同エリア92件中)
風神さん
北アフリカやアラビア半島では、風景や街の成立ち、文化を知る上でワジ(涸れ川)を知ることは欠かせないと言われます。実際そうだと思います。
世界遺産シバームがあるハドラマウトの谷も、長さ160km、幅2km、深さ300mのアラビア半島最大のワジ本流の河床にあります。
(別ブログ参照
http://4travel.jp/traveler/bnbnbn/album/10203780/
http://4travel.jp/traveler/bnbnbn/album/10202560/ )
シバームのあの独特の構造と景観は、外敵からの防御と同時に洪水対策の結果でもあるのです。
幸い飛行機からワジの撮影ができましたのでご紹介します。
それともうひとつ。イエメンがアラビア半島の一画にあることを知っている人でも、アラビア半島は真っ平な砂漠で、従ってイエメンも平らな砂漠の国と思い込んでいる人が多いことです。
それは誤解です。多様な地形を持つイエメンには美しいアルペン的岩峰もあります。2・3撮影できたので、それもご紹介します。
(次回ブログ:タイズ旧市街、夕方〜夜)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
素朴な搭乗口です。まもなくこの搭乗口から国内線に乗ります。
扉の向こうはワジにかぶさる大岩壁です。 -
ワジ本流の底(川床)と原始大地の間の大岩壁です。
-
この写真以降、飛行機からの撮影です。窓ガラスの状態が悪いうえに逆光で、不鮮明な写真になりました。すいません。
手前は広いワジ本流です。かなり緑が見えます。奥に向かってワジ支流が見えます。
内陸砂漠地帯では大規模集落の多くはこのようなワジ本流の河床に立地しています。ワジは伏流水が豊かで比較的水を得やすく、そして何より耕作が可能だからです。しかしそれと引き換えに、何もかも根こそぎ持って行ってしまう大洪水の危険と背中合わせの生活になります。 -
もっと上から見るとこのようになります。
本流と支流の関係、テーブルマウンテンの様に平らな原始大地の様子がよくわかります。
世界遺産シバーム(最古の摩天楼都市などと言われます)等もこのような広大なワジ本流の河床に立地しています。 -
ワジ(涸れ川)地形は平らな原始大地を流水が何億年もかかって深く削り取ることでできます。
例えて言うと、ペースト状のものが枝分かれしながら流れ、そのまま固まり、そこに無数のひび割れができたような地形です。 -
これはワジの川床です。画面下に原始大地の末端が見えています。
川床の耕地が砂に飲み込まれていく様子が良く見えます。 -
耕地が砂に埋もれていきます。
-
原始大地の末端です。
ワジの支流のそのまた支流が行き止まりとなり、原始大地の中に消えています。
画面右端上の大きな影は、大岩壁の影です。 -
リアス式海岸の半島のようにも、ギザギザの多い葉のようにも見えます。
-
源流域でも崖の高さはかなりありそうです。
-
原始大地とワジ川床境の崖線に沿って列雲が発生しています。この雲が降雨につながるのかどうか分かりませんが、ワジ地形が少なくとも局地気象に影響していることが分かります。
-
U字型の崖面全体に綺麗な列雲が発生しています。
-
ワジの源流地帯です。
沢山のワジ源流が原始大地に消えています。
画面上端をやや幅広のワジが横に走っています。 -
平面が多く斜面が少ない、まさに等高線通りの地形です。
-
ため池らしいものが見えます。
よく見ると画面左上から右下方向にため池らしいものが3つ見えます。中央の青いため池近くの崖線下に沿って建物も見えます。
一番標高の高い場所のようにも見えます。ポンプアップでもしたうえで、周りに配水しているのでしょうか? -
少し不鮮明ですが、ひび割れて乾いた原始大地が累々と続いているのが見えます。
-
雲海が見えてきました。
乾燥地帯が終わり海岸に向かっているこがわかります。 -
-
画面右半分、上から三分の一位のところにも長い列雲が発生しています(左に傾いたW字型にも見えます)。
これは原始大地とワジとの境ではなく、ワジ地帯が終わり海へと続く平原との境を示しています。 -
四方八方から侵食され、ほとんど尾根状になった原始大地の上を1本の未舗装道路が延々と続いています。
-
積乱雲の群れ、激しく暖められた大地から激しい上昇気流。
-
海岸線に出ました。
-
(ここからは地上での撮影です)
イエメンの山は赤い岩です。だから赤い山なのですが、光の方向と撮影距離によっては、まさに「青き岩峰」です。 -
主要道からもけっこうな眺めが楽しめます。
-
アラビア半島は西海岸に沿って山脈が走っており、その山脈は半島南西角を占めるイエメンで最も高い標高になります。
地図で見ると首都サナア近くのハズル・シュエイフ山で3760mです。 -
心地よい無力感、
全身の力が抜けていくような状態にさせる風景です。 -
この画像だけ見て、イエメン・アラビア半島・砂漠の国と連想する人はいないでしょうね。
まさにアルペン的です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
27