【ドイツから日帰りオランダ紀行 1-1/3】キンデルダイクの風車群

2007/11/18 - 2007/11/18

隣国ドイツ・デュッセルドルフから車で約２時間。
朝の暗いうちからオランダ・ロッテルダム近郊のキンデルダイクを目指し走り出しました。

この日、朝から草木の上に霧氷が積もり、それらに朝日が差し込み、幻想的な光景の中走り抜けて来たのですが、日が高くなるにつれてそれらも消えていってしまいました。

あともう少しと、布団にしがみついていたことが悔やまれます。

そういうことで、キンデルダイクへ着いた頃には太陽も少し高い位置ではありましたが、緯度が高い分、まだ「朝日の時間」と呼んでも良さそうな、自分好みの頃合いに到着することができました。

１１月のキンデルダイクは風車の回転も停められ、辺りの草木も枯れ始めてましたので、観光的にはオフシーズンにさしかかった時期かもしれません。しかし、個人的にはこの季節が来ることをあえて待っていました。黄金色の穂が揺れる草原の中の風車群をイメージしていたからです。

夏にアムステルダムの北側にあるザーンセ・スカンスで、緑生い茂る風車群の光景を見ました。あそはあそこで、初めてオランダに来たという実感の沸いた場所ではあったのですが、あそこは妙に観光地化されてしまっいるところに少し違和感を感じました。それに対し、ここキンデルダイクはそこよりも野ざらしな感じがしましたが、むしろその方が昔からの姿を感じられて良いですね。さすが世界遺産です、ちゃんと管理されています。帰り際にバスでアムステルダムから来られたかのような日本人の団体観光客とすれ違いましたが、その方々も良い選択をされたと思っています。

お薦めはキンデルダイクの入り口を通り過ぎ、土手の上の車道を走ってる時の、少し遠くから見た風車群の光景です。適当に車を停められるところもなかったので写真を撮っておくことができませんでしたが、今度行くようなことがあれば、あちらまでのんびり歩いていってみたいです。

エリア ロッテルダム(オランダ)

中を見学できる風車もあります。（有料）

キンデルダイクの風車群観光口付近にある、現在の推量調整施設。

そのスクリュー。

なんだか未確認飛行物体の大群みたいです。