2007/07/28 - 2007/07/29
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4nobuさん
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ライン河とその支流が北海に注ぐ所にあるロッテルダムは内陸と外洋を結ぶ欧州最大の貿易港であり、海運、船に関する見所の多い街である。今回のロッテルダム訪問は到着が遅れたこと、予想外のカーニバル見物もあって船に関する観光の時間は少なくなってしまった。
到着日の博物館の帰りに寄ったプライベートなヨットのためのハーバーでヨットを眺めたのと翌日午前にアムステルダム空港へ出発するまでに海事博物館までの運河の河畔散歩だけとなってしまった。
ロッテルダムで期待した港内のクルーズ、戦後の復興で建てられた斬新な設計の建物の見物はまたの機会まで延ばすことになった。
さらに不幸なことに海事博物館の開館が地球の歩き方の情報では10時だが実際は11時なことを館に行って初めて知る。悩んだ末、空港での余裕時間を優先して館内の見物を諦め時間外でも見れる館外展示だけを見てホテルに帰り空港へ出発する。ここでも再訪問の宿題ができた。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- KLMオランダ航空
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ホテルの窓から
港のクルージング「スピドーSpido」の発着波止場が眼下に。
またホテル前の広場が主に大型バスの大駐車場でパレードに日は車だけでなくパレードの意匠の人で混雑したが翌日はシーンとし、沢山あったごみもいつの間にかきれいに清掃されて。
バックはロッテルダムの顔の一つのエラスムス橋 -
雨が止んだところで橋の写真をもう一度。
アエラスムス橋の名はロッテルダムで生まれたルネッサンス期の有名な司教、人文学者、神学者に由来。
高さ139mの塔で吊るされた長さ808mの非対称の吊り橋は(1996年当時としてはだろうが)欧州最大と称している。塔の右側(南)には世界最大の跳ね橋があり背の高い大型船はこのバイパス河の方を通るように考えた。
20世紀前半に大型船の通過できるように作った橋桁昇降式の橋(De Hef)は今でも川上に記念物として残している。
余談だが三浦按針(ウイリアム・アダムス)やヤン・ヨーステンが乗っていて大分に漂着したオランダ船リーフディ号の旧名はエラスムス号。その船尾にエラスムスの像があって、今は上野国立博物館に展示されている。 -
ヨットハーバーから公園Het park方面を見ると展望台ユーロマストと2種の大きな走行クレーンが見える。左はコンテナー用だが右は造船用?
手前にマース河横断の通い船が動く -
マース河を隔てた対岸Feyenoord島の由緒ある建物。いまはホテルニューヨーク、100年前からオランダーUSAラインの本社があったが1984年に売却され10年ほど放置されたがホテルに改装される。
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Veerhavenフェール港=ヨットハーバーのクラブハウス。
この港の歴史:15世紀後半にはここからKatendrechtまでフェリーが出てオランダとブラバント(ベルギーとオランダにまたがる旧公国)の重要な交通路だった。1909年からヨットマリーナとなる。 -
フェール港のオフィスハウス
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フェール港の入口。向こうにエラスムス橋が見える。またここから対岸の前述のホテルニューヨークもあるコニンギネ波止場まで渡し船が出ている。
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3本マストのずい分大きなヨット恐らくは航海を事業にしている船も舫っている。
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日本と違って新旧・大小いろんなヨットが舫っている。見てると楽しい
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いかにもオランダらしい古いが可愛いヨット
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ここで生活してる雰囲気が濃いヨット
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同じヨット。オーナーが帰ってきた
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水上タクシー
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翌日朝食後に10時に開く海事博物館へ興味のないかみさんを残して出かける。その途中に通る掘割ルーフェ(ロイベ?)運河に舫った船の群れ、これらはすべて博物館の所蔵船。
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タグボートと一昔前の内航船
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灯台船。
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ルーフェ港(運河)の一番奥にあたる所にある展示の灯台。その向うの白い建物がに海事博物館の本館。主要道路に平行な運河なので辺鄙なところでない。
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海事博物館前の運河には19世紀のオランダ軍艦バッフェル号が舫ってある。
そこにある桟橋にはHavenmuseum=港博物館と書いてある。海事博物館とは別でこの桟橋はこの運河に点在する船(Havenmuseum所属か)を廻るためのもの? -
バッフェル号の入口にある看板。ここも11時開館で入れず。
バッフェル号の概要:スコットランドグラスゴーにて1868年進水の226トン。9.2インチ方2門装備。当時の武器として舳先に触角を有しそれを相手に衝突して船体を破壊する。
北海の沿岸警備のための艦だったが17年の就航期間に一度も戦闘せず。
その後2次大戦中も続いて海軍の訓練のための居住所として使用された。 -
ブッフェル号の舳先。触角はよく見えない。
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舳先部分を横から見て初めて触角部分がわかる。
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バッフェル号の後にロッテルダムの名物の奇妙なデザインの建物の一つが見える。
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船尾キャビン部分
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漁船。手前のが古い帆船で、オランダ帆船ではセンターボードの代りに舷側にこのようにリーボードをつける。
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舵を含む船尾部分の断面
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初期の蒸気駆動のガントリークレーン
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これも蒸気駆動のガントリークレーン
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かなり近代のガントリークレーン
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近代のものに近いガントリークレーン
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錨のいろいろ
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舳先にあるウインチ(錨上げ用か係留索用か)
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珍しくかなり新しい蒸気式のレシプロ機関。
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先ほどからの展示品の道路側にあるHavenmuseumの本館。先ほどの海事博物館と隣接しておりその境界と内容の違いがも一つ理解できない。こちらはかなり小さく展示も丁寧でない。個人経営?それともボランティア?
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道路から見える展示。これは船内の電機関係部品類。
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上段は?
下段は木工用工具。かんな、鋸など -
木工工具
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