2007/04/30 - 2007/05/07
1237位(同エリア1294件中)
Aliceさん
- AliceさんTOP
- 旅行記403冊
- クチコミ44件
- Q&A回答76件
- 504,211アクセス
- フォロワー32人
2007年のゴールデンウィークにイランに行ってきました!
国が国だけに周囲に心配されましたが、何の問題もなく楽しく過ごしてきました。
危険情報が出てる地域には行かないツアーでしたが、イスラム教シーア派の国だから重々しいのかな、と思っていたら、物凄くフレンドリーで明るい国でした!行って見ないと分からないものですね。女性も、写真撮ってOKどころか、「撮って撮って!」って感じだったし。
4/30(月)1日目 成田→ソウル→テヘラン
5/1(火) 2日目 テヘラン→シラーズ(市内観光)
5/2(水) 3日目 シラーズ→ペルセポリス観光→イスファハン
5/3(木) 4日目 イスファハン観光
5/4(金) 5日目 イスファハン観光→ヤズド
5/5(土) 6日目 ヤズド観光→テヘラン
5/6(日) 7日目 テヘラン観光→ソウル→
5/7(月) 8日目 成田
https://blogs.yahoo.co.jp/alice_in_fireland/64702169.html
PR
-
5日目の途中
イスファハンからバスで一路ヤズドへ。少し走ると、あれほど緑に満ち溢れてた風景が一変して、あっという間に乾燥地帯に突入です。イスファハンは本当にザーヤンデ川の恵であんなに綺麗な街になったんだな~って思いました。 -
1時間半ほど走った所で、キャラバンサライとカナートの見学です!
キャラバンサライ、昔の隊商宿ですが、こんな柵の隙間から中に入るんですよ~(笑)。 ここには2,3日滞在して、商売もしたそうです。 -
外は暑いけど、中に入るとすご~くヒンヤリ!涼しいくって、過ごしやすい。中の狭い窪みが滞在スペースだったそうです。狭い、と思ったけど、当時はこれでも贅沢だったんですって。
-
そしてここは屋上にも上がれます。中庭や周囲が一望!なかなかよい眺めです。荒野だけどね(笑)。中庭には白くて小さな花が咲いてました。こんな乾いた大地でも、咲く花があるんだな~と思ったら、ちょっと感動。。。
-
キャラバンサライの周囲はまさに荒野って感じです。イスファハンの緑が嘘みたい。チュニジアの時も思ったけど、荒野って言うのもそれはそれで綺麗なんですよね。暮らすにはしんどそうだけど。
-
キャラバンサライを見た後は、すぐお隣のカナート(地下水路)へ。水がすっごくキレイ~!!こんな地下水路をず~っっと昔に造ってたんだから、ペルシャ人の技術って凄かったんだよね。(11:40‐12:10)
-
そして、キャラバンサライから20分ほどのナインの町でお昼です。メニューはにんにく入りヨーグルト、サラダ、牛肉のケバブ、チャイ。(12:35-13:30)
-
昼食後は再び再びバスでヤズドへ。途中、1時間半ほど走った所、砂漠の巡礼地でトイレ休憩です。誰かの廟だそうです。 周囲にはなーんにもないのに、ここだけ結構立派な廟が建ってるんです。不思議~。何でこんな所にあるのかな?
-
休憩の後、さらに走ること1時間半ほど。17:00過ぎ頃、ヤズドのホテル・サファーイエに到着です。バンガロー形式のきれいなホテルです。お部屋もベッドが3つもあって、広い! 私たちが泊まった所は、たまたま隣でプールの工事をしてて、大穴が空いてたんだけどね(^^;)。
-
夕食までは2時間半ほどあったので、ホテルと周辺の散策に出かけてみました。
と言っても、何もないんだけどね~。
それでも、ホテルを出て少し左に歩いたビルにお菓子屋さん(パン屋さん?)があったので、入ってみました。ショーケースのケーキとパンが美味しそう!味見に一つ買おうと思ったら、お店のおじさん、無料でくれました!ありがとー!!中に白餡が入ったパウンドケーキみたいな感じで、美味しかったです♪ -
お店でパンをかじってたら、正装したお兄さん達が登場。 予約したケーキを取りに来たらしい。話しかけてみたら、「University Party」と言ってました。ただちょっと笑えたのが、ケーキを剥き出しで持って帰ったこと。近くなんだろうけど、剥き出しで持って買えるかな~(^^)。
-
19:30、ホテルのレストランで夕食。すると、なんとなんと!さっきのお兄さん達がとなりのスペースに!ホテルの人がすぐに仕切っちゃって、見えなくなっちゃったんだけど。リアザティさんに「何のパーティー?」って聞いたら「大学の卒業パーティー」だって。こんな時期に?イランでは普通なのかな??
今日の夕食はビュフェだったんだけど、それより何より今日はお待ち鐘かねのソーメンの日!いつもならあってもなくてもいいんだけど、イランはどうも食事が口に合わないので、ソーメンが嬉しかった!こーゆー時は自分に日本人を感じるよね~。 -
そしてTご夫妻からメロンのおすそ分け♪近くのお店(露店?)で買ってきたそうです。確かにバザールとかでは見かけたけど、食事に出てきたことってなかったんだよね。(いっつもスイカばっかりなの)凄く熟してた割には甘さは控えめだったけど、ジューシーで美味しかったです。ご馳走様でした!
-
6日目
7:40朝食。ここの朝食はおなじみのメニュー+珍しくスクランブルエッグがありました!
9:00、ロビー棟に集合してヤズド観光に出発です!まずはゾロアスター教の墓場・沈黙の塔へ。何もない丘の上に、丸く壁で囲まれた鳥葬場があります。う~ん、乾いてます。それに、やっぱり暑い!! -
麓には鳥葬に来た家族が泊まる宿泊施設の跡が残ってます。
十字の通路で4つの部屋に区切られていて、ゾロアスター教徒が多かった頃は一部屋に一家族だったそうですが、信者が減ってからは一つの建物に一家族になったそうです。鳥に食べられて骨になるまで、最低でも5~7日は滞在してたんですって。当たり前っちゃ当たり前だけど、結構長いよね~。 -
さあ、そしていよいよ沈黙の塔に登ります。もちろん、徒歩です^^。左右に一つずつあるんですが、私たちは左側の塔へ。
-
添乗員さん曰く、左側は険しいのでめったに行かないそうで、添乗員さんも左に上るのは始めてなんですって。 う~ん、たしかにそれなりに険しいかな。足場が悪いし、何より暑いしね~。
-
険しい丘を登りきると、
-
その上にある鳥葬場に入るんだけど、ここが1.5mくらいの壁をよじ登らなきゃいけないのよ~。他に入り口はなし!足をかける所はあるんだけど、石が滑るからすっごく登りずらいの~。先に男の人に登ってもらって手を貸してもらったから、比較的楽に登れたけどね~。手を貸してもらえないと、ちょっと大変かも。登れないことはないけどね。
-
苦労して中に入ると、壁が壊れた部分から下が覗けます。高~い!いい眺めなんですよ~、これが。
-
周辺の景色が一望できるし、遠くには雪を被った山が見えたり、お隣の沈黙の塔も見下ろせるしね♪
-
壁に囲まれた中心には直径20mくらいの大穴が開いてます。当時は深さ3mくらいあったそうで、ここに遺体を安置したんですって。鳥葬って個人的にはオドロオドロしいイメージがあったんだけど、ゾロアスター教は火・水・土を神聖視してるから、それを汚すことになる火葬や土葬を嫌って、鳥葬にしただけなんですって。
ちなみに右目を先に食べられると天国へ、左目だと地獄へいくって占いもあったとか。シュールな占いだな~(^^;)。 -
麓に降りて来て、ゾロアスター教徒のおじさんとロバと記念撮影。もちろん無料じゃないけど、募金気分かな?(9:15-10:30)
-
次はゾロアスター教・拝火神殿です^^。この寺院自体は60年ほど前に建てられた新しいものなので、特に歴史的な価値があるものではないそうです。
-
神殿の正面には「アフラ・マズダ」の像が付いてます。3重の羽根は良い話、良い考え、良い行いを、輪は輪廻転生っていうか再生を意味してるんだそうです。
-
そして、ここで何が凄いって言うかと言うと、聖火ですよ~。 なんと1500年も前から絶やされたことがないんですって!1500年だよ~、1500年!凄いよね~。(10:50-11:20)
-
拝火神殿の後は、街の中心アミール・チャグマーグ広場へ。
ここには寺院やバザールなどの複合施設だったタキイユがあります。 -
15分ほどフリータイムをもらったので、バザールの中を覗いてみました。
-
モツのケバブ屋さんや床屋さん、ナン屋さんとかがあって、ナン屋さんが1枚ナンをくれたので皆で、もぐもぐもぐ。 焼きたてアツアツ。サクサク、フワフワでめっちゃ美味しかったです~♪
-
ちなみにTご夫妻がモツのケバブを買ったら、ナン付きで1本2000リアル。すっごく美味しかったそうです。
-
これで午前の観光は終了。お昼は昔のハマムを改装したレストランです。
メニューはヨーグルトのスープ、肉ボールと杏子のトマトソース煮、サラダ。(12:20-13:10) -
ホテルで暫し休憩した後、15:30再びロビー集合で午後の観光に出発!
まずは、金曜日のモスク(マスジェデ・ジャーメ)へ向かいました。このモスクはミナレットが高~い!!イランで一番高いんですって。 -
このモスクはイラン一高いミナレットの他に、モザイクタイルの美しさでも有名でイランでも屈指のものなんだそうです。
-
-
きれいなモザイクを見ながら中庭に入ると、また地元の男の子達に捕まって大撮影大会になってしましました(笑)。尤も、今イランでは韓国ドラマが放映されていて、人気があるんだそうで、私たちのことも韓国人と間違えてたようですけどね。
-
礼拝堂の中には文字をモチーフにしたモザイク模様がいっぱい!イスラムの幾何学模様ってやっぱり綺麗です。モザイク自体は平面なのに、遠くから見ると凸凹してるように見えるのも特徴なんだそうです。
-
ミイブラの前ではリアザティーさんが朝のお祈りをして見せてくれました。なぜ朝のお祈りかって言うと、いちばん時間が短いからだって(笑)。(16:10-16:40)
-
-
-
モスクを見た後は旧市街の散策へ! 日干し煉瓦と土壁で出来た建物は独特の雰囲気。途中、見え隠れする風取り塔がまたいい味出してるんだよね~。
-
一人で歩いたら間違いなく迷うくらい、道は狭くて複雑だけど、それがまたいい感じです。
-
途中、政府が修復中の家を見学したの。
これが表はすっごくボロくて地味だったんだけど、中に入ったらめっちゃ綺麗! -
お金持ちのお家だったそうだけど、外は地味で中は綺麗っていかにもイスラムだよね~。
-
これでヤズドの観光は終了。
ヤズド空港からテヘランへ向います。がしかし、だがしかし、ここでまた1時間のディレイ・・・。いーかげん慣れてきたけど、向こうに着くのが遅くなるのがな~(苦笑)。 -
20:30、1時間遅れでIR299便ヤズドを離陸。
またまた軽食が出てきたけど、テヘランで夕食が待ってるので、ドリンクだけ頂きました。
21:30、テヘラン到着。
ここでMご夫妻が、テヘランでは友人と過ごすと言うことで一時離脱したんですが、迎えに来た人はとっても若くて、しかも90°お辞儀の最敬礼状態。「一体何者?」って話題で盛り上がったんですが、詳しくはそのうち旅行雑記にでも書きますね。 -
夕食はイラン航空の関連施設で食べたんですが、気が付けばこれが最後の晩餐なんですよね~。あ~、本当に旅行って始まっちゃうとあっという間なんだよね。
そして、最後の晩餐も羊だった・・・(ToT)。メニューはスープ、サラダ、牛肉と羊肉のひき肉のケバブ、プリン。 (21:45-22:40) -
その後、初日も泊まったラーレ・インターナショナルホテルへ。今回のお部屋はタブ付きのツインで初日よりもいいお部屋。しかも9Fで眺めもいいぞ~。窓からはライトアップされたテヘランタワーもよく見えま~す。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2007.GW イラン旅行記
0
47