ハノイ入院記録　興味ある人向け旅行記です　

2007/08/08 - 2007/08/12

　今回のベトナムの旅行では、約一週間、ハノイフレンチホスピタルで過ごしました。ちょっとマニアックかと思うのですが、入院の記憶を残してみました。誰かのためになるかな？

ただ病院のことだけ載せても面白くないので、食事を中心に載せてみました。
前半は、患者（私）の食事。後半は、付き添ってくれた旅の相方の、病院で取った食事をのせました。

ここの病院の食事で面白いのは、病状が良いときは「食べたいものを自分で選べる」システム。レストランのように、メニューがあって、そこから、好きな物を選べるんです。是非、日本でもこういうシステムにして欲しいです。

エリア ハノイ(ベトナム)

こちらが、緊急の受付。
本当の受付は、全く反対にあるのですが、外国人や急患だと、こちらに搬送されます。

病院の外に飾られている、ドクターのプロフィール。
私の担当医は、フランス人のおじいちゃん先生でした。なぜか、ことあることに、「トレビアーン」と、褒められました。

病院の中はこんな感じ。清潔。
そして個室などが多いので、静かです。

私の枕元には、頻繁にこのマークが貼られました。
どういう事かというと、「絶食」の意味です。
口からはなんにもダメ。ってことです。
胃腸関係の病気だから、仕方ないけど、ご飯が食べれないって、とても悲しいです。

絶食あけのごはん。
紅茶にトースト、にんじんスープ。
至ってシンプル。

ちなみに朝食ではありません。

ある日のランチ。紅茶・トースト・ブロッコリースープ・オムレツ。

この日は、病状も良かったので、ある程度私の注文が受け入れられて、オムレツがつきました。

オムレツにはキノコ、トマト、ハムなど・・具だくさんでした。
あと、病院のご飯は薄味っていうのが日本では普通ですが、ベトナムはそんなこと無かったです。
しっかりした味付けでした。

ちゃんとランチョンマットが敷いてあるのが、＋ポイント。

ある日の夕ご飯。

この日も調子が○だったので、私の希望通りになりました。

ビーフフォー・ヨーグルト・オレンジジュース。
街のフォーよりも塩気があって、食べた気がすごくしました。そして、上にのってる具の量も多い。大満足。

ヨーグルトは定番。

ある日の夕食。
林檎ジュース・ミートソーススパゲティ・アイスクリーム。

チーズもかかってて美味しかったです。

総合的に考えて、日本の病院ご飯の数倍、美味しい食事でした。日本の病院にも、もっと頑張って欲しい。

入院中、あんまりご飯にありつけなかったのですが、数少ない食事の中で、気に入ったのは、このヴィナミルクの、苺アイス。

なんだか、オモチャみたいな味がしました。
日本には無い味。
色も淡いピンクで可愛かったです。このアイスはまた食べてみたい！

あと、私のお腹に入った物は、この薬くらいです。

ここの病院のお薬は、ベトナム製ではなく、フランスのお薬でした。
日本のよりも粒が大きい物が多くて、飲み込みづらかったな。

この病院には、こんな素敵な中庭もあります。

私は機械式点滴に、つながれていたので、ベットから全然動けなかったから相方に撮ってきてもらいました。

ここからは、付き添ってくれた相方が病院の食堂で食べた食事。
こちらはフォーです。

なんか、とっても具だくさん。
ネギもタップリ。１５０００ドン。

昼には、簡単なコースもあったそうです。
やはり、フランス系の病院だからかな。
ちゃんとウエイターさんが、運んでくれるんだそうです。

６００００ドン。
サラダ。

ご飯は山盛り。
メインは、肉の煮込み。ポークとラム肉でした。

デザートはスイカ。最後には、紅茶も付いています。
病院で、コース料理が食べれるなんて、意外です。

ある日の連れの夕ご飯。
この日はセットメニュー。

スープとご飯とメイン。
４００００ドン。

トマトのスープ。
トマトはあんまり入って無くて、あっさりした味。

メインは、牛スジの煮込み。
コレはちょっと塩辛かったです。
何料理なんだろう？？？ベトナム料理???


この病院。ご飯は、本当に充実していました。
病院とは思えない、コース料理や、入院してても、ある程度好きな物がオーダーできるというシステムに驚きました。
入院生活は辛かったけど、いろんな思い出が出来ました。