建築博物館の街・プラハ４（バロック様式・17世紀初め～18世紀中頃）

2007/11/20 - 2007/11/27

楕円や曲線を多用した、派手な装飾が特徴。
たまねぎ型のドームも特徴です！

エリア プラハ(チェコ)

聖ミクラーシュ教会

旧市街広場に面してあります。
ティーン教会ほどは目立ちませんが、きれいな教会です。
全体の設計者はボヘミア・バロックを代表する建築家の一人、キリアーン・イグナーツ・ディーンツェンホファー（えらい長い名前だわ）。
最終的に完成したのは18世紀に入ってから。

ドヴォジャーク博物館

日本ではドボルザーク博物館と言ったほうがわかりやすいですよね。
そのドボルザークにまつわる物がいろいろ展示されています。

聖キリルと聖メトディウス教会

実は今回の旅行で印象的だったものの１つです。
18世紀に建てられたバロック様式の教会なのですが、この教会が広く知られるようになったのは、ナチス・ドイツに対するチェコのレジスタンス運動家の最後の隠れ家だったからでした。

1942年、ナチのなかではヒトラーの次に恐ろしいとされていた人物、ラインハルト・ハイドリヒを殺害した活動家がこの教会の地下の礼拝堂に潜んでいました。
それがナチにみつかり、全員処刑されました。

地下が現在公開されているのですがラインハルトを暗殺するための計画についてや、遺品などが展示されています。
今も教会の中には花が耐えることなく飾られていました。

その教会は活動家の潜伏先であることを知ったドイツ軍に包囲され、激しい銃弾を浴びます。
そのときの銃弾の痕がこれです。
地下室から逆に見ることもできます。