建築博物館の街・プラハ３（ルネッサンス様式・15～16世紀）

2007/11/20 - 2007/11/27

イタリアから始った古典復興の動きがルネッサンスです。
端正でありながら華やかなデザインが特徴。

エリア プラハ(チェコ)

シュヴァルツェンベルグ宮殿

私の中ではなんか中東の建築物ってイメージなんですが。
この独特な装飾はスグラフィット装飾と云うんだそうです。

ちなみにここまでの建物が旧市庁舎になるそうです。
黒地の壁がいっぱいに人物が書かれたスグラフィット装飾の建物。
遠くからでも目を引きました。

じゃ、スグラフィット装飾っていうと…

16世紀後半にボヘミア全土に広がった技術で、もとはイタリアからのものだそうです。木炭などで黒に色付けした漆喰を塗り、その上から石炭など白い塗料を塗る。
背景を黒に、人物を白にする場合が多い。

芸術家の家（ルドルフィヌム）

19世紀後半に約10年かけて建てられた、チェコのルネッサンス様式の代表的建築。
「プラハの春」音楽祭のメイン会場でもあります。

美術工芸博物館

フランス・ルネッサンス様式の建物。
16〜19世紀にかけてのガラス器のコレクションが目玉。
量、質ともに世界最高水準だとか。
私は個人的にウェディングドレスを年代別に展示してあったのに興味を惹かれました。

新市街市庁舎

現在のルネッサンス様式の切り妻屋根が特徴の姿になったのは16世紀後半。
私が11月はダメですが５〜９月は塔にのぼることもできます。

1419年、フス派のリーダーであるヤン・ジェリヴスキが、フス派を迫害する13人の議員を窓から放り出して以来、さまざまな歴史の事件の舞台となってきたそうで、牢屋としても使われていた。