モニュメントバレー周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2日目。今日はグランドキャニオンからモニュメントバレーを目指す。<br /><br />本当は早起きして、朝日を拝みに行くべきところだが、昨日の寝不足と<br />今日の長距離ドライブを考えるとそんな気力はなく、明るくなってから<br />起床。部屋で買いだめした食料で軽く朝食をとり、Yavapei lodgeそばの<br />お土産屋をぶらぶらした後、モニュメントバレーに向けて出発。来るときに<br />通ったSouth entranceではなく、East entranceを目指す。所々の<br />View pointに車を止めて、景色を楽しむ。昨日はのっぺりとした印象だったが、<br />今日は雲の陰があるためか、朝のためか、目の前にあるんだという現実感が<br />あった。出口手前に原住民の遺跡(Tusayan Ruin and Museum)があるという<br />ので、寄ってみることに。地図でみるとそれほど離れていなさそうだったが、<br />このDesert view driveはかなり距離がある。心配しながら進むとようやく着いた。<br />ただ岩が並んでいるだけで、一応説明があるけど、言われないとなんなのか<br />よくわからない。ちょっとしょんぼりスポットだった。さらに車を走らせ、<br />最後のポイントのDesert viewへ。Watch towerに登る。昨日とはまた違った<br />眺め。こちら側のスポットは人も少ないし、かなり良かった。<br /><br />ここでグランドキャニオンとはお別れ。一路モニュメントバレーへ。まず<br />Hwy89にのるためCameronを目指す。<br />下り坂をビュンビュン飛ばしていくと左手に雄大な景色が。たぶんこれも<br />グランドキャニオンの一部なんだろうけど、公園内のポイントから見るよりも<br />ずっと近くに感じられた。はっきり言ってこの道からの眺めが一番最高だった。<br />運転中だったので写真を取れなかったのが残念。周りに何もない道をひたすら走る。<br />だんだん砂嵐が出てきて、前が見えづらいことも。途中の町でガスを補給し、<br />サンドイッチで昼ごはん。この辺は町と町の間が離れているので早め早めに<br />ガスを補給したほうがよい。モニュメントバレーへようやく到着、5時間くらい<br />かかったかな。アリゾナ州はサマータイムはないが、ナホバ居留区はサマータイム<br />のため、ここで時間が1時間進む。<br /><br />入り口でナホバ居留区進入料をとられる。車を止め、展望台へ。しかしすごい風。<br />サングラスしていても、怖くて目が開けられない。目の前におなじみの<br />手の形の岩が。せっかく来たのだしということでジープツアーに参加。<br />展望台横の小さい箱みたいな建物がツアーの受付。かなり感じが悪いナホバの<br />兄さんに1時間のツアーで$50と言われる。ここでピキ、「ガイドブックには<br />$35と書いてあったよ。」と言ってやると「Taxだ。」とのこと。絶対うそだろ<br />と思うが、まあ貧しい人に寄付するつもりで言い値で払う(現金のみ)。<br /><br />このジープツアーは良かった。ナホバの兄さんが運転してくれる車で岩の間を<br />走っていく。実はこの道は自家用車でも走ってよいのだが、絶対お勧めしない。<br />なぜならすごい砂埃で車が痛むから。兄さんが景色の良いスポットで車を<br />止めながら、ちょっとつたない英語でそれぞれの岩の名前を教えてくれる。<br />そして関係者以外立ち入り禁止地区へ(ここはガイドなしでは進入できない)。<br />昔の原住民の人が書いた絵や、なんとも不思議な形の岩達。静か。そして<br />サラサラの赤土の砂漠。ここまで来ただけのことはある。帰り道に向かうころ<br />にはだいぶ打ち解けて、兄さんはナホバの言葉を色々教えてくれた。なぜか<br />日本語と似ているものもあっておもしろかった。大満足でモニュメントバレーをあとに。<br /><br />今日のロッジに向かう前に右折して、少し走る。この道は映画<br />「フォレストガンプ」で、<br />アメリカ中を走り続けたフォレストが突如走るのを止めたシーンを撮影したところ。<br />まっすぐな道路の奥に見える赤い岩たち。この景色が彼の心に一つの区切りをつけたの<br />だろうか。時速100 kmで走る車にひかれないようにしながら写真をとって、<br />今日の宿泊先 Goulding’s lodgeへ。<br /><br />ここは部屋からモニュメントバレーがみえる唯一のロッジ。ネットで簡単に<br />予約とれる。親切にも日本語のページもある。夕食はここのレストランで名物<br />ナホバタコをいただく。分厚い揚げパンに豆入りカレーソースがぬってある感じ。<br />結構いける。でも量が多すぎ、お持ち帰り。部屋に戻り、ベランダから<br />モニュメントバレーの夕焼けを楽しむ。プールがあったり、西部劇の映画を上映<br />したりしていたが、無視し、そのまま就寝。<br />

北アリゾナ大自然堪能の旅 [2] モニュメントバレー

4いいね!

2007/05/01 - 2007/05/04

378位(同エリア501件中)

0

15

HumB

HumBさん

2日目。今日はグランドキャニオンからモニュメントバレーを目指す。

本当は早起きして、朝日を拝みに行くべきところだが、昨日の寝不足と
今日の長距離ドライブを考えるとそんな気力はなく、明るくなってから
起床。部屋で買いだめした食料で軽く朝食をとり、Yavapei lodgeそばの
お土産屋をぶらぶらした後、モニュメントバレーに向けて出発。来るときに
通ったSouth entranceではなく、East entranceを目指す。所々の
View pointに車を止めて、景色を楽しむ。昨日はのっぺりとした印象だったが、
今日は雲の陰があるためか、朝のためか、目の前にあるんだという現実感が
あった。出口手前に原住民の遺跡(Tusayan Ruin and Museum)があるという
ので、寄ってみることに。地図でみるとそれほど離れていなさそうだったが、
このDesert view driveはかなり距離がある。心配しながら進むとようやく着いた。
ただ岩が並んでいるだけで、一応説明があるけど、言われないとなんなのか
よくわからない。ちょっとしょんぼりスポットだった。さらに車を走らせ、
最後のポイントのDesert viewへ。Watch towerに登る。昨日とはまた違った
眺め。こちら側のスポットは人も少ないし、かなり良かった。

ここでグランドキャニオンとはお別れ。一路モニュメントバレーへ。まず
Hwy89にのるためCameronを目指す。
下り坂をビュンビュン飛ばしていくと左手に雄大な景色が。たぶんこれも
グランドキャニオンの一部なんだろうけど、公園内のポイントから見るよりも
ずっと近くに感じられた。はっきり言ってこの道からの眺めが一番最高だった。
運転中だったので写真を取れなかったのが残念。周りに何もない道をひたすら走る。
だんだん砂嵐が出てきて、前が見えづらいことも。途中の町でガスを補給し、
サンドイッチで昼ごはん。この辺は町と町の間が離れているので早め早めに
ガスを補給したほうがよい。モニュメントバレーへようやく到着、5時間くらい
かかったかな。アリゾナ州はサマータイムはないが、ナホバ居留区はサマータイム
のため、ここで時間が1時間進む。

入り口でナホバ居留区進入料をとられる。車を止め、展望台へ。しかしすごい風。
サングラスしていても、怖くて目が開けられない。目の前におなじみの
手の形の岩が。せっかく来たのだしということでジープツアーに参加。
展望台横の小さい箱みたいな建物がツアーの受付。かなり感じが悪いナホバの
兄さんに1時間のツアーで$50と言われる。ここでピキ、「ガイドブックには
$35と書いてあったよ。」と言ってやると「Taxだ。」とのこと。絶対うそだろ
と思うが、まあ貧しい人に寄付するつもりで言い値で払う(現金のみ)。

このジープツアーは良かった。ナホバの兄さんが運転してくれる車で岩の間を
走っていく。実はこの道は自家用車でも走ってよいのだが、絶対お勧めしない。
なぜならすごい砂埃で車が痛むから。兄さんが景色の良いスポットで車を
止めながら、ちょっとつたない英語でそれぞれの岩の名前を教えてくれる。
そして関係者以外立ち入り禁止地区へ(ここはガイドなしでは進入できない)。
昔の原住民の人が書いた絵や、なんとも不思議な形の岩達。静か。そして
サラサラの赤土の砂漠。ここまで来ただけのことはある。帰り道に向かうころ
にはだいぶ打ち解けて、兄さんはナホバの言葉を色々教えてくれた。なぜか
日本語と似ているものもあっておもしろかった。大満足でモニュメントバレーをあとに。

今日のロッジに向かう前に右折して、少し走る。この道は映画
「フォレストガンプ」で、
アメリカ中を走り続けたフォレストが突如走るのを止めたシーンを撮影したところ。
まっすぐな道路の奥に見える赤い岩たち。この景色が彼の心に一つの区切りをつけたの
だろうか。時速100 kmで走る車にひかれないようにしながら写真をとって、
今日の宿泊先 Goulding’s lodgeへ。

ここは部屋からモニュメントバレーがみえる唯一のロッジ。ネットで簡単に
予約とれる。親切にも日本語のページもある。夕食はここのレストランで名物
ナホバタコをいただく。分厚い揚げパンに豆入りカレーソースがぬってある感じ。
結構いける。でも量が多すぎ、お持ち帰り。部屋に戻り、ベランダから
モニュメントバレーの夕焼けを楽しむ。プールがあったり、西部劇の映画を上映
したりしていたが、無視し、そのまま就寝。

PR

  • Desert view driveのどこかのポイントからの眺め。昨日見たCanyon villedge近くのポイントとは少し見え方が違う。

    Desert view driveのどこかのポイントからの眺め。昨日見たCanyon villedge近くのポイントとは少し見え方が違う。

  • Desert viewからの眺め。すり鉢のような小山が見えた。

    Desert viewからの眺め。すり鉢のような小山が見えた。

  • Desert viewからの眺め。時間の違いか、昨日よりはのっぺり感がない。

    Desert viewからの眺め。時間の違いか、昨日よりはのっぺり感がない。

  • Watchtower。一番上まで登れます。よい眺め。中はお土産売ってます。

    Watchtower。一番上まで登れます。よい眺め。中はお土産売ってます。

  • モニュメントバレーに到着。<br />見晴らし台からの眺め。<br />左手と右手の形をした、多分一番有名な岩。

    モニュメントバレーに到着。
    見晴らし台からの眺め。
    左手と右手の形をした、多分一番有名な岩。

  • ジープツアー。<br />ジープで各岩の真横を通っていきます。でもこの日はあまりの風の強さのため、窓つきバンで催行。助かった。

    ジープツアー。
    ジープで各岩の真横を通っていきます。でもこの日はあまりの風の強さのため、窓つきバンで催行。助かった。

  • 親子のような岩。

    親子のような岩。

  • 砂は本当にサラサラで歩くと埋もれます。こんな砂地でもところどころに草が生えているからすごい。

    砂は本当にサラサラで歩くと埋もれます。こんな砂地でもところどころに草が生えているからすごい。

  • 大岩からはがれ落ちた破片。

    大岩からはがれ落ちた破片。

  • 真ん中に穴があいた岩。岩にはそれぞれ名前がついています。この岩の名前は...忘れました。

    真ん中に穴があいた岩。岩にはそれぞれ名前がついています。この岩の名前は...忘れました。

  • 原住民の人が岩に書いた絵。

    原住民の人が岩に書いた絵。

  • Ear of the wind<br />素敵な名前。

    Ear of the wind
    素敵な名前。

  • Moccasin arch

    Moccasin arch

  • ここでフォレストは走るのを止めてしまった。呆然と立ち尽くす彼の信奉者たちを残して。

    ここでフォレストは走るのを止めてしまった。呆然と立ち尽くす彼の信奉者たちを残して。

  • Goulding&#39;s lodgeのベランダから夕暮れのモニュメントバレー。

    Goulding's lodgeのベランダから夕暮れのモニュメントバレー。

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

アメリカで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
アメリカ最安 196円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

アメリカの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP