2007/11/19 - 2007/11/19
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comevaさん
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今年も昨年に続いて紅葉を求めて県南の吉備路(岡山・総社・倉敷)を中心に周ってみましたが、昨年から比べますと色合いがイマイチだったかも知れません。それと先日の強風で葉っぱの方もかなり散ってしまいました。
◆晴れの国 岡山 『観光かわら版』◆
http://4travel.jp/traveler/comeva/album/10432651/
◆晴れの国 岡山map◆
http://waiwai.map.yahoo.co.jp/map?mid=KPuHK1HEmNHv1I_rG3Uk39lKoqiLoPVY7g--
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まず最初に訪れたのが、岡山市の西北の足守地区。
足守川の西側には今も江戸時代の古い町並みが多く残っています。(県の「町並み保存地区」)
羽柴秀吉の水攻めで有名な備中高松城に利用された川も同じこの足守川でした。 -
豊臣秀吉の正室・北政所の兄・木下家定が、慶長6年(1601年)播磨国姫路藩(2万5千石)より転封し同じ石高の2万5千石で足守に陣屋を構え立藩。
歌人木下利玄はその子孫にあたる。 -
旧足守藩侍屋敷
江戸中期の家老杉原家の屋敷で、長屋門・御成門(藩主来邸用)・裏門・母屋・内蔵・土蔵・湯殿・書院庭園が完存する -
武士・医師・蘭学者の緒方洪庵もこの地の出身。
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洪庵の功績として、適塾から福澤諭吉、大鳥圭介、橋本左内、大村益次郎、長与専斎、佐野常民、高松凌雲など、幕末から明治維新にかけて活躍した多くの人材を輩出した。
また、日本最初の病理学書『病学通論』を著した。種痘を広め天然痘の予防に尽力。安政5年(1858年)のコレラ流行に際しては『虎狼痢治準』と題した治療手引き書を出版し医師に配布するなど日本医学の近代化に努めた。 -
近水園
足守藩藩主木下家の池泉回遊式庭園で先日高梁の旅行記で紹介した頼久寺と同じ鶴島・亀島がここにも登場!同じ小堀遠州流の作定とされている様です。
規模はそんなに大きくありませんが、市内では紅葉の名所としても有名です。
中央右の建物、吟風閣は木下定が宝永5年(1708)に幕府の命を受けて、京都の仙洞御所と中宮御所の普請を行った際に、残材を持ち帰って庭園整備に活用したものです。屋根は茅葺の切妻造りで、造作は2階が舟底天井、1階がさし天井と凝っています。雨戸は、戸袋が奥側だけにあり、開閉のとき部屋の隅柱で直角に敷居をすべらせるからくりが施されています。 -
やはり先日の強風でかなり落葉となってました。
去年と比べるとちょっと物足りない感じでした。 -
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井山宝福寺
地図
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34.68842611&lon=133.73676194&p=%B0%E6%BB%B3%CA%F5%CA%A1%BB%FB
足守地区から更に西へ7〜8キロ、車で10〜15分位走ったでしょうか、岡山市の隣、総社市の井山宝福寺へやってまいりました。
県内でも秋は紅葉の名所として有名な寺です。 -
井山 宝福禅寺
臨済宗東福寺派中本山も元々は天台宗の寺院でした。
病気だった四条天皇が病気平癒のために祈祷を行ったところ、壇前に客星が落ち、天皇の病気は平癒したという。星が落ちた場所に井戸を掘り「千尺井」と名付けた。これが山号「井山」の由来となった。その後、寺院は天皇の勅願寺となり発展した。一時は塔頭・学院55、末寺300寺を数えるほどの巨刹となり隆盛を誇った。 -
室町時代の画僧雪舟が修行したことで有名な寺院である。
又、政治家の橋本龍伍、龍太郎父子の墓もここにあるとのこと。 -
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梵鐘:応仁2年(1468年)鋳造。
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ここをバックに紅葉を撮ると言う一番美味しいところが、改修中の為出来ませんでした。
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総社市赤浜生まれの雪舟(1420〜1506年頃)は幼くしてこの宝福寺に修行に入りましたが、修行をせず、いつも絵ばかり描いていたので、怒った師僧は本堂の柱に縛り付けておきました。
夕方になって見ると、雪舟の膝元からネズミが一匹逃げようとしているのが目に入ったので、追おうとしたが動かない。よく見ると、雪舟が足の親指を用いて涙で描いたものだったそうです。以後師僧は絵を描くことを禁止しなくなったと言う話です。 -
総高18.47m。
南北朝時代の建築で県下で2番目に古い三重塔は、国の重要文化財に指定されている -
備中国分寺
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34.66308306&lon=133.78488694&p=%C8%F7%C3%E6%B9%F1%CA%AC%BB%FB&gc=20
同じ総社市にあるこの寺は741年(天平13)聖武天皇の発願で鎮護国家を目的に建てた官寺である国分寺の一つ。現在は真言宗御室派に属す。山号は日照山。 -
柿食えば鐘が鳴るなり国分寺 by comeva
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備中国分寺五重塔は、南北朝時代に1度焼失し、1821年(文政4)ごろから位置を変えて再建、高さ34.32m。江戸時代後期の様式を濃く残す岡山県内唯一の五重塔。
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西側からの紅葉はまずまずでした。
ちょっと近づいて見ましょう。 -
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国分寺から350M東にあるこうもり塚古墳。
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国指定史跡 こうもり塚古墳
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全長19.4メートルの横穴式石室には、家形石棺が安置されてました。
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6世紀後半につくられた全長100mの前方後円墳で田んぼの中にポツンとありました。
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松井の井戸
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午後からは倉敷(美観地区)へやってきました。
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倉敷川と美観地区
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倉敷大原美術館
http://www.ohara.or.jp/200707/jp/menu.html
エル・グレコの「受胎告知」初めモネの「睡蓮」等多くの有名な西洋絵画や彫刻等があり売却してしまうと倉敷の借金もいっぺんに消えてしまうのでは・・(^o^) -
倉敷考古館
江戸時代の米倉を利用して、1950年に開館した考古学資料を展示した博物館。 -
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ランプとジーンズのおしゃれな店
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さんりお屋
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倉敷アイビースクエアー(旧倉敷紡績)
http://www.ivysquare.co.jp/index2.html -
ホテルのほかに「児島虎次郎記念館」や「オルゴールミュージアム」、「植物園」、「愛美工房」等の施設が併設されている。
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アイビーの蔦と赤レンガのコントラストが美しい広場
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この旅行記へのコメント (15)
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- M-koku1さん 2007/12/07 08:24:36
- comevaさん受賞おめでとうございます
- 天空の町は私も気に入って、一票投じさせていただきました。
選挙と同じで、投票した人が入選するのはうれしいです。
アイビースクエアーホテルに昔泊まりました。
あまり変わっていないんですね。
真夏の夜あの広場で夜空を見ながら飲み物を飲んでいたら、
足元から音楽が聞こえてきて、ワ〜外国みたい!(☆O☆)//
無邪気に感動しました。
緒方洪庵の出身地といい、随分,
先を見る県民性なんですね。
尊敬です。
- comevaさん からの返信 2007/12/07 19:30:54
- RE: comevaさん受賞おめでとうございます
- TAMkoku1さん
こんばんは〜♪
天空の町ゴルドーの投票有難うございました。
今年のカレンダー用の方にも3月で出していたのですが、この時はこの写真は不採用でした。それだけに今回の選考結果を素直に喜んでいます。
アイビースクエアーホテルは昔の倉敷紡績跡をリニューアル。
雰囲気良いですね。ここは人気のスポットです!
チボリ公園も同じ倉敷紡績跡地ですが、毎年6億の借地代がかかっていると思います。赤字も膨らむ筈ですね。
緒方洪庵をご存知でしたか、失礼しました。
蘭学者であり武士でもある又医師でもあった洪庵の天然痘の予防についての尽力は有名な話ですね。では・・
comeva
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- sportcrossさん 2007/12/03 23:50:38
- ようこそ、岡山へ!
- お邪魔しています。
岡山に来て6年目、
「まだまだ行っていないところがあるんだな」と
comevaさんの旅行記を見て、つくづく思いました。
近水園の紅葉、とても綺麗ですね!
足守や国分寺、美観地区からも近いので、
訪問の際には、本旅行記を参考にさせていただきますね!
- comevaさん からの返信 2007/12/04 07:49:49
- RE: ようこそ、岡山へ!
- sportcrossさん
おはようございます。
ご訪問有難うございます。
sportcrossさんは岡山在住だったんですね。
意外に近所は周ってないものですね。そう思い昨年デジカメ購入後から地元を散策し始めました。
岡山は全国的に見ても知名度はまだまだですが、そんな中でも後楽園(三大庭園)や倉敷の美観地区は全国区ではないかと思います。
江戸時代からの建物が多く現存する足守地区や旧閑谷学校、高梁、吹屋ふるさと村等の歴史的建造物初め美術工芸の備前焼に長船の名刀、自然の方でも蒜山高原や瀬戸内の多島美等尽きませんし又今年のバッテリーや釣りバカ日誌18、過去でも寅さんの男はつらいよや横溝正史シリーズの映画のロケ地になった場所も多く、訪問候補地が探せば結構出てくるかも知れません。
まだまだ周りきれていない所もありますのでいずれはと考えています。
sportcrossさんも是非これから地元を再発見してみてください。
comeva
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- エトランゼさん 2007/11/30 20:09:28
- きれいな紅葉
- comevaさん、こんばんは!
相変わらずのきれいな写真で吉備路をめぐらせていただきました。
まだ行ったことのない紅葉の岡山をゆっくり見ることができました。
ありがとうございます。
旅行記が完成した頃にまたお伺いします。
- comevaさん からの返信 2007/11/30 20:59:05
- RE: きれいな紅葉
- エトランゼさん
こんばんは〜♪
ご訪問有難うございます。
今年も早いもので明日から今年の締めくくりの12月に突入です。エトランゼさんの月(サンタクロース)ですね。
紅葉は一部しか撮ってませんが、全体的には去年の方が良かったように思います。(去年が良すぎましたね。)
知名度は薄いですが、岡山県は瀬戸内の温暖な気候で雨量も少なく倉敷や岡山の後楽園初め観光ポイントがそこそこありますので是非是非お出かけください。
知事に代わってお願い申し上げます(^o^)
comeva
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- シベックさん 2007/11/25 10:46:56
- 紅葉
- comevaさん、こんにちは。
晴れの国 岡山みせていただいています。
表紙の写真拝見し、柿食えば・・・を連想しました。
なかなか良い取り合わせですね。柿の実のなる風景好きです。
紅葉も見頃、天気も快晴、まさに晴れの国・岡山ですね。
古い町並みもいいものですね。懐かしい風景です。
岡山は美観地区しか行ったことがないのですが、
倉敷アイビースクエアの蔦の紅葉が懐かしいです。
1票を・・。秋の岡山ありがとうございました。
また、完成した頃うかがいます。
シベック
- comevaさん からの返信 2007/11/26 00:34:43
- RE: 紅葉
- シベックさん
こんばんは〜♪
コメントに投票有難うございます。
晴れの国岡山にふさわしく秋晴れの紅葉時の旅行記を作って見ました。
私の場合国内は主に地元岡山のPRに努めておりますが、もう少し増やしていく事で知事表彰もあるでしょうか(^o^)
国分寺の五重塔の写真はやはり、シベックさんも同じ事を連想しましたでしょうか・・柿も食べなければ鐘もなりませんでしたが、それでもその様なイメージですね。
岡山はこの他にも後楽園はじめ多くの観光名所がありますので、引き続き旅行記で紹介して行きたいと思ってますしシベックさんも又是非遊びに出かけてください。これまた知事に代わってお願い致します(^o^)
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- 前日光さん 2007/11/24 00:07:03
- 曼珠沙華の歌碑が・・・
- 作成中に失礼いたします。
またまた美しい紅葉ですねぇ〜
なんと、木下利玄氏の「曼珠沙華 ひとむら 燃えて・・・」
の歌碑があるのですね。
曼珠沙華の歌はいろいろありますが、私は木下利玄氏の歌が
好きなものですから、感激でした!
続きを楽しみにしております。
- comevaさん からの返信 2007/11/24 03:28:09
- RE: 曼珠沙華の歌碑が・・・
- 前日光さん
こんにちは。
ご訪問にコメント有難うございました。
秋晴れだったのでちょっと出かけてみました。まだ工事中で写真しか貼ってませんがこれから徐々にコメント等載せていきたいと思っています。
歌人木下利玄はここ岡山市の足守の出身で、紅葉の庭園近水園の写真を載せてますが、お隣が生家になっています。
岡山市と言っても田舎の方で、ひっそりとした生家の東隣には足守小学校があり、このあたりはそんなに規模は大きくはありませんが、近水園を中心に紅葉の綺麗な所でもあります。
- 旅人のくまさんさん からの返信 2007/12/08 20:51:12
- RE: RE: 曼珠沙華の歌碑が・・・
- comevaさん 前日光さん 今晩は。
私も木下利玄の和歌が好きですから、横から割り込んでの書き込み、申し訳ありません。
ウン十年前の中学校の教科書に載っていた「牡丹花は咲き定まりて静かなり花の占めたる位置の確かさ」の和歌は今も忘れていません。佐々木信綱の「ゆく秋の大和の國の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲」も一緒に載っていた記憶が微かにあります。
旅行記を纏める時に、下手な俳句や和歌を詠むこともありますので、ついこちらの書き込みに目が行ってしまいました。(失礼しました)
ではまた。(旅人のくまさん)
- 前日光さん からの返信 2007/12/09 18:30:21
- RE: 曼珠沙華の歌碑が・・・
- 旅人のくまさんさん、こんばんは〜 はじめまして!
comevaさんのブログで失礼なのですが、木下利玄の短歌に
反応するマイノリティー(おそらく)としましては、やはり
うれしくなってしまいます。
牡丹花は〜って、ありましたよねぇ。中学の教科書でしたかねぇ?
高校でもおかしくないくらい格調高い歌ですよね。
五七五七七のリズムって、日本語の特徴をよく表現できると思う
のですが。
短歌がお好きでしたら、大いに盛り上がりたいですね!
これからもよろしくお願いいたします<(_ _)>
- 旅人のくまさんさん からの返信 2007/12/10 21:10:21
- RE: RE: 曼珠沙華の歌碑が・・・
- 前日光さん 今晩は。はじめまして!
comevaさん 軒先借りて、一寸だけ失礼します。
私にとって、中学校の教科書か、高校の時の教科書か、忘れるくらい随分昔のことになりました。それでも、その和歌の印象は良く覚えています。その和歌と同時に国語の先生に教えて戴いた、佐々木信綱の「ゆく秋の・・」の和歌が、「の」を連ねてリズムを作っている、と説明されたことを、今でも思い出します。
小学校の1年から3年まで担任でしたHi先生が、図工の専門家でした。丸山応挙の幽霊の絵、ピカソの母子像の絵等、その見所を身振り手振りで教えて戴いたことも昨日のことのように覚えています。
4年生の時に1年だけ担任だったNi先生、私が強烈に反発した4、5年生担当のKu先生、中学1年時の時の担任の商業専門の女性のSo先生など、感謝と懐かしい思い出で一杯です。Ku先生とは、私が中学1年になった時、友達と数人で自宅を訪問し、小学校時代の非礼をお詫びしました。
今思い出しますと、朴訥な先生だっただけに、生徒から反発された時の対応が、一直線だったのかも知れません。奥様と、娘さんもご一緒に対応され、その時、目が潤んでみえた微かな記憶もあります。玄関先にお茶が植えられていた家でした。私にとってほろ苦い経験でしたが、一緒に訪問した友達も、多分一生忘れられない想い出でしょう。
技術屋としての人生を歩みましたが、若い頃には文学に憧れた一人でした。木下利玄の和歌から、話が話が飛んでいって済みません。
若山牧水や石川啄木の短歌も好きでした。中学生の頃に万葉集の巻一を丸覚えした記憶もあります。つい最近の事を忘れても、若い頃に覚えたことは、中々忘れないようです。赤人や、人麿の歌は、長歌を含めて丸暗記していました。
俳句も好きで、季節が日本と違わない韓国旅行時には、旅行記に俳句を添えています。亡くなった父は川柳が好きでしたから、そちらも時々作ることもあります。父の雅号だった蘭海を、時々使っています。中国旅行の時に落款も造りました。
ではまた。(旅人のくまさん)
- 前日光さん からの返信 2007/12/11 23:33:34
- RE: 曼珠沙華の歌碑が・・・
- comevaさん、軒先拝借いたします<(_ _)>
旅人のくまさんさん
小中学校の先生の思い出、鮮やかに覚えてらっしゃるのですね。
短歌、俳句、詩などは、どうしても教える先生の主観に左右される
ような気がして、学校で教えるのはいかがなものかと時々思うのですが
旅人のくまさんさんのように、韻文が心に残る場合もあるのですよね。
私も日本語のリズムも言葉の響きも大好きなので、やはり青少年時代に
よい文章を読むことは、意味がありますよね?
佐々木信綱の「ゆく秋の〜」も、本当にいい歌ですよね。
大和の国の、ゆったりした、おおらかな風景が目に浮かぶようです。
実は私も「万葉集」が大好きです。
というか、卒論が「万葉集」でした。大伴家持ですが。
で、もっか「古事記」の世界にも惹かれ、出雲にはまっています。
comevaさん すみません〜
旅人のくまさんさん、また詩や和歌の話、したいですね。
では〜
- 旅人のくまさんさん からの返信 2007/12/12 09:01:38
- RE: RE: 曼珠沙華の歌碑が・・・
- comevaさん 前日光さん お早うございます。
comevaさん もう1回だけ、軒先を拝借してすみません。
明日からドイツのクリスマスツアーに出かけます。寒さが厳しいようですから、防寒対策をしっかりしまいといけないようです。
五七の日本語のリズムに惹かれて、散文より韻文詩の方を先に好きになりました。中学生の頃までに諳んじていたのは、島崎藤村や石川啄木、若山牧水の和歌などでした。俳句では松尾芭蕉が今でも好きです。奥の細道も丸暗記した記憶があります。
若い頃の国内旅行では、万葉集や芭蕉の句集を携行していたことも思い出しました。
万葉集で一番最初に好きになった歌人は、赤人です。中学2年の時の国語専門の担任の先生が、叙事詩の最高傑作として、赤人の和歌を説明されたことも覚えています。「ぬばたまの夜の更けぬればひさ木生うる・・」等の2首の和歌でした。
前日光さんは、大伴家持をテーマの卒論ですか。万葉集とは一生のお付き合いが、間違いないですね!
シュリーマンが、神話を元に発掘したトロイの遺跡と同じよう考えれば、古事記も興味が湧きます。時の為政者によって作り替えられた部分はあるかも知れませんが、東南アジア共通の神話物語も多く含まれているのも興味深いことですね。
20年ほど前に若い日本人グループの枕詞の謎、韓国ご出身のイ・ヨンヒさんの著作なども一通り目を通しました。万葉集研究の大御所の中西先生は、イ・ヨンヒさんの著作には賛成できないとの立場だったと記憶しています。
私の場合、万葉集とは素人としての付き合いですから、イ・ヨンヒさんの研究で万葉集の大らかさ、素晴らしさが更に実感できました。
この話の続きは、旅行から戻った後にします。
ではまた。(旅人のくまさん)
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