2007/11/18 - 2007/11/18
133位(同エリア182件中)
管理人@世田谷区さん
- 管理人@世田谷区さんTOP
- 旅行記14冊
- クチコミ4件
- Q&A回答2件
- 39,702アクセス
- フォロワー0人
2007年11月。
以前から行こう行こうと考えていた
養老の天命反転地に行って来ました。
滞在時間は短いわ
みぞれ混じりの雨に降られるわで
あんまりじっくり見れなかったんで
また機会を作ってゆっくり見に行きたいです。
ホームページにも書いていますが
本当に滑りやすくて怪我しやすいので
足元しっかりした靴でご訪問下さい。
なお他の旅行記や写真集もありますのでご覧下さい。
http://tohoku-r.gnk.cc/top/TohokuR
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
PR
-
今回の目的地である天命反転地は
岐阜県の養老にあります。
養老には大垣から養老鉄道でアクセスします。
養老駅はまるで時間の止まったような
懐かしさを感じさせる駅です。
駅に併設された喫茶店のおばちゃんの
テンションが妙に高いです・・・
荷物1個100円で預けれるのがうれしい。 -
反転地までは駅から徒歩で10分ほど。
でもきつい上り坂が続きます。
お年寄りの方はタクシーのほうが懸命でしょう。
駅横でタクシーを拾えます。 -
入った付近はなだらかな道が続きます。
ところどころに奇妙な物体が見え始めました。 -
入ってすぐ左手に見えてくるのが
この「養老天命反転地記念館」です。
中では反転地の模型や、設計段階でのメモの展示
ビデオ上映などが行われています。 -
これが記念館の中の様子。
早くも奇妙な雰囲気です。
迷路のように張り巡らされた壁と
有機的な起伏が歩いている者に
不思議な気分を抱かせます。 -
記念館の奥に見えてくるのはこの
「極限で似るものの家」です。
反転地のメインパビリオン(←て言い方するのかな?)
の一つでもあり公式HPにはその「使用法」も
書かれています。
公式HP:http://www.yoro-park.com/j/rev/
中に入る前から既に不思議なオーラが漂ってます・・・ -
内部は迷路状の通路で構成されており
その通路に様々な家具や住宅設備が
埋まっている、というか溶け込んでいるような
奇妙すぎる異空間が広がっています。
唐突に出現する便器・・・
シュールな画だ。。。 -
天井に目をやるとますます
不思議な気分になります。
天井なのにテーブルが置いてあって
まるでその天井が床で
自分が天井に張り付いてるかのような錯覚に陥ります。
そうかと思えば空が見えて
やっぱり床に立っている自分を再確認する。
何度も出入りしてると
頭がおかしくなるかもしれませんね・・・ -
便器とバスタブがあるところを見れば
どうやらここはバスルームなんでしょう。
でも手前にあるテーブルが
この空間をカオスにしてくれています・・・
これ以上ここを出入りしてると
おかしくなりそうなんで
もう止めときます。 -
極限で似るものの家を後にして
もう一つのメインである
「楕円形のフィールド」に向います。
楕円形のフィールドはクレーター状の巨大な穴で
その上には幾つもの日本列島が描かれており
さらに幾つかの不思議なオブジェで構成されています。
もう何言ってるのかよく分かりませんね・・・
でも本当によく分からない空間なんで
こう説明するしかないんです。 -
楕円形のフィールドを登っていきます。
特に順路も決まっておらず、通路も無いので
みんな好き勝手に登りやすいそうな箇所から
アタックをかけていきます。
ちなみに写真中央の赤い部分は
いくつも描かれている日本列島の中でも
一番大きい日本列島の北海道です。
中央一番手前のでっぱりが知床半島です。
でも海の部分はなぜか中国の地図(多分上海市内)
何故?・・ -
楕円形のフィールドのクレーター外周部分を
登りきるとクレーター内部を見渡せます。
ここもやっぱり理解不能な
奇妙な空間ですね・・・ -
そのクレーターから東を見ると
広大な濃尾平野を見渡せます。
この日は直前まで悪天候だったため
こんなに綺麗な虹を見ることが出来ました。 -
まずはクレーターの外縁部の通路を一周してみます。
外縁部には途中からしっかりした通路が
設けられていますがそこまではさながら
山脈を縦走するような不安定な箇所を
通っていくようになります。
この日は直前までみぞれ混じりの大雨
だったんで足元は最悪・・・
滑落しそうだ。 -
滑落しそうな山脈の縦走を無事終えると
安全な通路にたどりつけます。
ところが今度は異様に狭い通路。
すれ違うのも大変です。 -
滑落しそうな山脈から眺める
楕円形のフィールドのクレーター穴。
その急斜面ぶりがよく分かると思います。 -
人がすれ違うのも困難な通路。
この先頭をかがめないと通れない箇所や
真っ暗なトンネルも出現します。
閉所恐怖症の方は入らないで下さい・・・ -
一周できると思って登り続けたクレーター外周ですが
なんと袋小路になってました・・・
でもその最先端部からの眺めは最高。
天気がいいと多分名古屋市内のほうまで
見渡せるんでしょうね。 -
いよいよクレーター穴に降下します。
ですが生半可な気持ちで挑むと怪我します。
こんな具合にきつい傾斜が待ち受けてます。
しかも雨のせいか滑りやすい・・・
そういえば入場するときに
受付で怪我した子どもが手当てされてたな。
本当に危険な施設だ・・・ -
随分下のほうまで降りてきました。
上のほうからは木々に覆われてよく見えなかった
クレーター底部の全貌が徐々に明らかになってきます。
そこにはやはりカオスな空間が展開されていました。 -
幾つもの日本列島がある、と書きましたが
これもその日本列島のひとつ。
向こうに見える銀色の島が北海道、
手前が本州です。ちょうど津軽海峡の部分です。 -
さきほどの日本列島の隣には
「もののあわれ変容器」と名づけられた
怪しい建築物が・・・
「極限で似るものの家」ほどではありませんが
これも中に入ると、なかなか変な気分になれます。 -
クレーターのちょうどど真ん中には
「宿命の家」と呼ばれる迷路状の物体があります。
ちなみにクレーターの中心である
この「宿命の家」は一番大きい日本列島の
ちょうど岐阜県付近を構成します。
これも意図的にそうしたんでしょうね。 -
「宿命の家」と名づけられているだけあって
一見するとどこが家なんだ、と思いますが
足元を見るとここが家であることがわかります。
でも何故に流し台が地中に・・・不思議だ。 -
なぜか瓦が敷き詰められた地面も。
この瓦の領域は一番大きい日本列島の
房総半島にあたります。
房総半島=瓦の理由は・・・謎です。。。 -
「宿命の家」の西側には
「陥入膜の径」というますます怪しいネーミング
のオブジェ(なんだろうか?)が建っています。
大きい日本列島でちょうど岡山県の位置です。
やはり設計者はゆかりある地を選んで
なにか作ってるんでしょう。 -
続いて「運動路」と呼ばれるオブジェ。
急斜面に無数の家具がめり込むという
異様な光景が広がっています。
ぼやぼやしてると滑り落ちそうです・・・ -
クレーター底部に収まりきらなかった九州。
そんな九州の西半分はクレーターの壁面に
張り付いています。 -
反転地と濃尾平野と虹。
もうちょっと明るかったらよかったのが残念・・・
それにしても現実離れした光景だ。
寒い中、無理した甲斐があったよ。 -
異空間ですねぇ・・・
ちなみに手前のでっかい出っ張りは
多分、阿蘇山です。 -
クレーター外縁の袋小路はこうなってます。
眺めはいいけど、戻るのはしんどい・・・ -
瓦で出来た房総半島。
パンフレット無しだと気がつけませんね・・・ -
また雲行きが怪しくなってきました・・・
そろそろ撤退しないと・・・
いよいよ風邪ひきそう。 -
あまりにも危ないため監視員が常駐。
ヘルメットまでかぶるという重装備ぶり。
本当に危ない場所なんですねぇ、ここは。 -
この角度からみると北海道、てことがよく分かります。
一番奥の島が択捉島、その手前が国後島です。
阿寒富士を再現しているあたり芸が細かい・・・ -
今回は計画性も無く寄ってみた、て感じだった上に
最悪の天候だったのでじっくり見れませんでした・・・
また近いうちに出直します。 -
養老駅のホームです。
無数のひょうたんがぶら下がる異様な光景・・・
養老てひょうたんの産地なんですね。 -
せっかく名古屋付近まで来たんだし
名古屋のものを食べよう、と考えてましたが
これ以上長居すると名古屋に泊まることに
なりそうだったんで駅弁で我慢・・・
「名古屋みそかつ弁当」お値段850円。
名古屋駅にて購入。美味い。
今度は時間しっかりとって
天気の良い日に行こう。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
38