![〜ドイツ入国からフュッセンまで〜<br />初ヨーロッパにして初ドイツ。<br />予定もそこそこに、仕事をすっとばして1週間の旅へ。<br />小さな冒険旅行へ<br /><br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/19/83/650x_10198317.jpg?updated_at=1195555106)
2007/09 - 2007/10
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〜ドイツ入国からフュッセンまで〜
初ヨーロッパにして初ドイツ。
予定もそこそこに、仕事をすっとばして1週間の旅へ。
小さな冒険旅行へ
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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-
初めてヨーロッパに。
欧州は旅の上で必ず行こうと思っていた土地だけに、そのタイミングが重要でした。
今回は幼少の頃から気になっていたドイツ。円安で下調べ時点でもういっぱいいっぱい。
流石に金銭的には困難がつきまといましたが、結果良かった。また行けばいいし。
ルフトハンザ便は満席。ヨーロッパらしいハイセンスなサービスが大変心地よく、アメリカンなエアラインのような「大味さ」は全くなかったです。同じ感じはオーストラリアのヴァージン・ブルーやジェットスターにもあったかな・・・
12時間弱も少しも苦にならない出発でした。 -
ドイツ国内に入り、降下を始めると眼下には緑の牧草地と茶色の畑、そして三角屋根の町並みが見えるほかはだだっ広い大地が広がっている。その中に時々もうもうと煙をだし、それが雲になっている大きな煙突が見える。なんだろう。発電所か、環境大国だけにゴミ処理場か。日本では全く見られない煙の迫力に強く印象に残った。
着陸はミュンヘン空港、滑走路26R。アメリカ最大の空港シカゴオヘア空港に比べると静かで落ち着きがある。メルボルン空港と感じが似ていたかな。いよいよ機体から降りると初めての地にちょっと気が引き締まる。 -
空港から東へ10キロほど離れた町に宿を取る。ミュンヘンはちょうどオクトーバーフェストの最中でスゴク宿が高い。ただの夜1泊だけではかなりの負担になるので選んだのだけれど、これがまた分かりづらいところにある。
空港から県道?のような道で畑の中を走る。夕焼けがとても綺麗で、サマータイムを差し引いても日本より日没は遅い時間のようだ。なれないマニュアル車での運転にちょっとビビリながらも夜が迫る中町に向かった。 -
目的のErdingという街に到着したが、アメリカと比べると地名表示も小さく、また慣れないドイツ語で100キロ近くのスピードからでは読みづらいのである。曲がり角を過ぎては車を止め地図と間違い探し。うろうろしながらエンストも注意しての左ハンドルは流石にキツカッタ。
結局空港出発から2時間経って、駅でタクシーの運転手のおばさんに片言のドイツ語で聞く。「乗ってきなよ」って言うんですけどこちらは車なんですよねぇ・・・アバウトすぎて結局分からず、ガソリンスタンドで地図を買おうとしたら、わざわざコピーして教えてくれた。これでやっと到着。まーったく日本とは縁のなさそうな小さな町ですが、フレンドリーに接してくれた街の人たちに感謝、です。 -
Erdingは今回宿にとっただけの街なので、全く下調べしていない。(だから道に迷ってしまった・・・)日本で売っているガイドブックには載っていないほどの小さな街だが、歴史はそれなりにあるようだった。ホテルでは観光向けの地図が売っていて数箇所の見所もあったが良く観ても分からないので街の中心部を歩くのみ・・・
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この日は朝から雨が結構な降りだったけど、通勤や散歩の人はあまり傘をさしていない。レインコートかジャケットをフードつきでかぶっている姿を多く見かけました。また、朝の通勤の中、小さな子をベビーカーや歩きで散歩させている親子も多かったです。(土砂降りの中ですが)
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街の中心部は教会が大きく建ち、時計塔?をくりぬいた道路を片側ずつ車が走る。
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翌日にはErdingを出てLandsbergに向かう。ここは有名なロマンチック街道沿いの古都。
Erdingからはアウトバーンを使ってミュンヘンを回りこんで移動する。さすが交通先進国だけに、ミュンヘンの市街部に入らないように環状線が走っている。 -
制限速度がなく、通行料金もない高速道路は一度走ってみたかった。この日は土砂降りで制限80キロの表示も出ていたが、場所によってはフリー。160キロまで出してみたがクルマは壊れないだろうけどやっぱり緊張した。
このアウトバーン、アメリカなんかでも良くみる長ーいトラックも猛スピードで走っているので追い越しなんか結構大変である。また、ところどころにパーキングエリアがあって、トイレだけしかない。日本のPやサービスエリアは本当にサービスがいいようである。 -
ランツベルクからアウグスブルグまでは県道?州道?でアウトバーンとのインターチェンジも近いことからか結構渋滞にはまってしまった。それを抜けるとまた100キロオーバーの走りが始まるのだが、アウグスブルグに近づいてからまた渋滞。そして相変わらずのロストポジションでホテルが分からない。
ホテルの近くまで来ていたのだけど、それらしき看板がない!初日に続きもう駄目状態で仕方なくホテルに近いと思われるミシン屋に入る。
中ではおじさんが2人仕事をしていたが、ドイツ語が通じない。そして英語が通じない。
だって俺達ドイツ人だから英語は分からん!と言ってた。あまりに下手くそなドイツ語なので最初分からなかったらしいが、地図を見せるとあーでもないこーでもないと丁寧に教えてくれました。そしたら予約したホテルと名前が違うではないか!チェーンの名前が冠にあるのでそれを頼りに探していたけど、現地ではその冠たる名称は消えていたのである。 -
ドイツ入りして4日目。ドイツ−オーストリア国境のフュッセンの町へ。
ロマンチック街道を南下するわけだが、いつもの通り朝は早い。この旅で朝早い行動はお勧め。まず場所によっては暗いうちから行動するけれど、1道は空いている 2本当の町の姿がわかる 3生活している人たちの朝を見られる 4他の観光客に会わない 5日の出を見られる 6時間を有効に使えるなどなど眠いということを除くといいことばかり。特に日の出とその土地の生活を見られるのはいつも楽しい。 -
ロマンチック街道は町と町を結んでいて、その間は延々田園地帯が広がる。窓を開け冷たい空気を入れ爽快に飛ばしていく。今日の日の出は雲に遮られ完全ではないが明るさと視程の良さがすばらしく、アルプスの山々を照らしていく。だだっ広い平野から、山のてっぺんを照らすオレンジ色の光の元へだんだんと近づいていった。
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途中の小さな町ではガストホッフが街道沿いに点在し、ああこういう宿に泊まればよかったと後悔。また8時前なのにバス停にはドイツの民族服を着た集団。多分ミュンヘンのオクトーバーフェストへ行くんだろうなと思う。地元の祭りかなと思ったけど、どこの町でもあったから。
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街道といっても町に入ると道は急に細く狭くなってくる。途中減速。目の前を牛飼いのおじさんと牛が道の半分を塞いでいた。なんだか面白くなって思わずおーいと手を振ってしまった。
フュッセンの手前にはかの有名なノイシュバンシュタイン城があるのだが、その手前シュガンガウ町にロープウェーがあったので立ち寄ってみる。どうやら朝一便が出る直前で試しに乗ってみる。トレッキングに向かう家族連れと共に頂上へ。日本と違って支柱は1箇所しかなく、長いワイヤーがだらーんと垂れ下がっていた。 -
ロープウェーで上がった山頂はいきなり1800mのアルプス山脈の外れ。一気に1300mも高度が変わると流石に寒い。雪もそこらじゅうに積もっている。眼下はドイツの大平野が広がり、背後には深い深い山々がいつまでも連なっている。うーん山は登りはしないものの常に関わってきているのでまさか外国の山の上にいるというのには感動。
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周辺の写真を撮って、すぐ上に十字架を掲げた山頂が見える。とり合えず登れるところまで歩き始めるがこれがまた意外と思ったより急で、レンズ一式装備(山用カメラザックで助かった)ではきついのなんの。軽いトレッキングコースなんだろうが、なめてはいないけどちょっと装備が甘いかなという感じ。
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途中からガレ場に変わり、結構上がること30分。看板が立ち「この先慣れた人向き注意」の文字。いやー折角来たのに・・・迷いに迷った挙句頂上に上って降りてきた人に山の名前と環境を聞くと、足場が悪いからとの事。結局あきらめましたが、その後次から来るおじさんおばさんはどんどん上がって行っちゃった。今回の旅唯一の後悔はここですね。登ればよかった・・・
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日本の山を本格的に登ったことは蔵王くらい。それ以外は数多く山には入っているが、登山はド素人。2回目でドイツの1800mは贅沢ですね。
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寒風は吹かなくても雪の残る山頂は寒い。この先もあるのでころあいを見て下山。この下山中のロープウェイからノイシュバンシュタイン城とホーエンシュガンガウ城が良く見える。数あるビューポイントの中でも、ここがたぶんベストだと思う。ガラス越しだけど空中写真のよう。
ロープウェーを降り、ノイシュバンシュタイン城へ。
その前に車での国境越えに挑戦。続く
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