2002/12/26 - 2002/12/31
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Mugieさん
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2002年から2003年にかけての年末年始にフランクフルトからロマンチック街道を巡り、さらにザルツブルクからウィーン+ブラチスラヴァと3カ国を夫婦で旅しました。
まずは、ドイツ編。
訪れた都市はフランクフルト、ケルン、ハイデルベルク、ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘンです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
-
<12月26日(木)出発>
ルフトハンザで成田からフランクフルトまで。
搭乗ゲートの前で待っていると、なぜか呼び出しが…
なんとエコノミーからビジネスにアップグレードされた!
離陸してから飛行機が安定するまで飲み物が出てこないエコノミーと違って、ビジネスは席に着くとすぐにスパークリング.ワインがサービスされた。
足元もゆったりしていてほんとに快適。
食事は前菜のエビはぷりぷりしていておいしかったけど、メインのステーキはけっこうパサパサしていた。
でも、ちゃんと陶器のお皿で出てくると断然おいしく見えてくる。
ラッキーな旅立ちで気分がいいままフランクフルトに到着。 -
ホテルは中央駅近くのインターシティホテル。
今回は電車で移動、観光三昧の旅なので、ホテルは駅に近いことが第一条件、さらに寝るだけなので予算も一泊1万円以下という基準で選んだ。
ホテルの室内はけっこうきれいで、機能的。
広さもスーツケースを開くには十分。
ホテルについてから、荷物を置き、とりあえず大聖堂へ。
でも、これが遠くから見ると大きくて立派だけど、近くで見るとがっかり。
第二次大戦で焼けてからまだ修復の途中で、赤レンガ色に塗った壁に白い線を入れて、レンガを積み重ねたように見せている。
なんだか安っぽい。
その後、フランクフルトのシンボルともいえるレーマー広場へ。(表紙の写真)
ここはライトアップされ、広場の中央には大きなツリーもあって、なかなかきれいだった。
オペラ座まで繁華街をぶらぶらし、レストランで夕食を取ってホテルへ戻り就寝。 -
<12月27日(金)フランクフルト+ケルン観光>
午前中、フランクフルト市内を観光。
まずはゲーテハウス。ゲーテはお金持ちの息子だったというのはうかがえたけど、所詮庶民の家でたいしたものはなかった。
ただ日本人観光客が多いのか、職員のおじさんが「暖炉、ゲーテのお父さん」などと片言の単語で教えてくれた。
さらに植木鉢をさして「ハナ」、自分の鼻をさして「ハナ」と言っていた。
きっと彼のネタなんだろう。植木鉢には花が咲いてなかったけど(笑)
次にパウルス教会。(写真)
当時世界史の講師をしていた私は、第一回国民会議が開かれた場所と聞き心が躍ったけど、ここも大戦で焼けていて中はガランとしていた。
前回ベルリン、ドレスデンを旅したときも思ったけど、ドイツは大戦の傷跡をいまだ感じる。 -
最後にレーマーの皇帝の広間。歴代の神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われたというが、皇帝の絵が飾られている以外なんの装飾もない大広間だった。
-
レーマー広場。
昼間見ても美しい。 -
ICEに乗り、ケルンへ。
-
ケルンの大聖堂は長年見たいと思っていたものの一つ。
ようやく念願がかなった、という気持ちだった。
空に伸びるゴシック式の尖塔は迫力がある。
フランスでシャルトルの大聖堂やパリのノートルダム大聖堂などゴシックの傑作を見てきたが、尖塔の重厚さはやはりケルンのものがすばらしい。
ただ…かなり黒ずんでいる。
もっときれいにメンテナンスしてあげられないのかな。
白いほうが美しさにもっと磨きがかかるのに… -
塔を登りケルンの町並みを眺める。
-
隣のローマ・ゲルマン博物館へ。
ディオニソス・モザイクやルキウス・ポプリキウスの記念碑などはとても見ごたえがあった。
Alte Kolnというレストランで早めの夕食を取った。
木がふんだんに使われた重厚な内装で、なかなかいい雰囲気だったけど、なぜかアメリカンポップミュージックがかかっていた。
ここでケルンの地ビール、ケルシュを頼んだが、すっきりしていておいしかった。 -
夜景を見るためにもう一度大聖堂へ。
G7がケルンで行われたとき、大聖堂はブルーのライトに照らされ、レーザー光線が飛び交い、あまりの美しさにテレビに釘付けになったけど、普段の日は控えめにオレンジのライトで照らされているだけだった。
G7は特別だろうとは思っていたけど、期待値が高すぎて大きくがっかり。
不完全燃焼な気持ちのままICEに乗り、フランクフルトへ戻った。 -
<12月28日(土)>
JALユーロエキスプレスに乗って超ハイペースでロマンティック街道をめぐった。
本当はヨーロッパバスでゆっくり回りたかったけど、冬季は運休。
まずは大学があり、アカデミックな町としても知られるハイデルベルクへ。
キャンパスはいくつか点在していて、しかも他の建物になじんでいて、大学といわれないと私にはちょっとわからなかったと思う。
ハイデルベルクは4-5つくらいの館から成る砂岩で作られたお城。
やや赤みを帯びているのが美しい。
実はココ、私たち夫婦が海外挙式を決めた際の候補地のひとつ。
結局ベルギーのモダーヴ城で挙式したけど。
ここを選んだらどこで挙式したのかな?などと思いながら教会を探したけど、ほとんど廃墟同然の建物で、城内の教会はおろか、中はほとんど見るところがない。
目玉は地下の巨大なワイン樽。
外観はきれいなんだけど、うーん、モダーヴ城にしてよかったかも。 -
ツアーだけど自由行動があり、ランチは各自で取る。
この町にはイタリアンレストランが多く目に付いた。
ランチはドイツに来ていながら、カルボナーラを食べた。
食後、橋を渡り川の対岸からお城を見上げる。
なかなかいい景色。 -
ハイデルベルクから一路ローテンブルクへ。
途中、お城のある集落をいくつも通った。
あー、降りてちょっと見たい!!
けど、ツアーバスだから自由にならない。
こういうところがイヤなのよね。
でも、ガイドさんは現地で結婚して暮らす日本人のおば様。
話が上手だし、バスに乗ってる間もドイツでの生活についていろいろ話してくれておもしろかった。
ツアーの利点もあったとして良しとしよう。
ローテンブルクについたのはもう夕方。
まさに駆け足でブレーンライン、マルクト広場等の名所をめぐる。
そして解散。 -
ホテルはバラバラ。
私たちはツアーバスの発着所前のアイゼンフートホテル。
ここは「古城ホテル」というふれこみだけど、私のイメージとは大きくずれた。
確かに由緒正しい、昔からある風の建物だが、ロビーは鹿などの毛皮が飾ってあり、山小屋、ロッジ風。
部屋はゆったりしていてソファなんかもあるが、ちょっと少女趣味な感じのインテリア。 -
ホテルで荷を解いてから夜の街へ。
まずは一年中クリスマス・グッズが売っているというクリスマス・マーケットへ。
大きなくるみ割り人形が店頭で出迎えてくれる。
ローテンブルクは本当に町全体がかわいらしい。
漆黒の闇の中にクリスマスの飾りやイルミネーションが温かくともっている。
少し歩いて町を囲む城壁へ。
階段を昇ると城壁の中を歩くことができる。
昔はここを兵士が毎晩巡回したんだろうね。
ローテンブルクには30年戦争のとき、市長がワインの一気飲みをして町を救ったという伝説がある。
中世の面影をとどめるおとぎの国のような美しさと残酷な宗教戦争が私の中で結びつかない。 -
<12月29日(日)>
引き続き、JALバスに乗ってあこがれのノイシュバンシュタイン城へ。
お昼ごろフュッセンに到着。
お城のふもとで自由時間となり各自食事。
日曜日だったせいか、地元の人らしき観光客もいっぱい。
白人率が高かった。
ランチ後、冬のため歩いてお城まで上がった。
(夏は馬車であがれるらしいが、冬は路面が凍結するため歩きのみ)
期待をこめて一足、一足前に進む。
入り口に来ると大勢の観光客でごった返している。
いよいよ中に入る。 -
暗い廊下を歩いていくと、窓からのどかな牧歌的風景画が眼下に広がっている。
お城の写真は何度も見たことがあったけど、お城からこんなに心和む田園風景が見られるとは想像したこともなかった。
なんだか新鮮な驚きだった。 -
いよいよ王座の間へ。
ピカピカに光った部屋。
ローマ皇帝を彷彿とさせるドーム。
うーん。確かに豪華だけど、趣味が悪い。
懐古趣味の偽物で彩られた部屋だ。
ワーグナーのオペラを再現するために作られた洞窟もちゃちい!
当時は巨費を投じて作ったというのにこの安っぽさはなんだ…
同じ作り物でもディズニーランドってすばらしいと思った。
お城はまだ全体の1/3しか完成していないそう。
内装に関してはほとんど工事中の中、きれいな部屋がちょっとあるという程度。
外観は素敵だけど、ルートヴィッヒ2世の趣味の悪さには言葉がない…
実際に来てみると写真ほど美しくなくってがっかりすることはいっぱいあるけど、ここまで期待を裏切られると、逆に来た甲斐があったかも。
まさに百聞は一見にしかず。
(中は写真が撮れないので外観の写真で)
そしてツアーバスは他に寄ることもなくひたすら高速をすっ飛ばし、夕方ミュンヘンに到着。
あー、ヴィース教会も行ってみたかった〜 -
<12月30日(月)>
終日、ミュンヘン観光。
まずはトラムに乗って郊外にあるニュンフェンブルク城へ行った。
広大な宮殿で庭を越えて入り口に到着するまでもけっこうな距離。
でも、池には白鳥もいて庭自体も見るところがある。
エントランスホールを入ると城の名前の由来となった女神がニンフに歓迎されている天井画が出迎えてくれる。
ここで特筆すべきは美人画ギャラリー。
36人の美女の肖像画が圧巻。
でも、人の好みってほんと様々。
ルートヴィッヒ1世の愛人で傾国の美女と称されるスペイン人の女性はゲジ眉であまり美人とは思えない。 -
つづいて市街地へ行き、テアティーナ教会へ。
東欧圏によく見られるレモン色の教会。
中の装飾がすばらしく、真っ白な壁にとても立体的な彫刻が施されていた。 -
そしてレジデンツに。
バイエルン公の居城だったこのお城はとっても豪華。
中でもアンティクヴァリウムというルネサンス式のバンケットホールは丸天井のフレスコ画がとても美しい。
でも、ここの大理石はにせもので特別な技法で作られたとか。
ここは無料でヘッドフォンガイドを貸してくれるのがうれしい。 -
次は聖母教会へ行ったが、外観を見るだけで十分。
中は特に何もない。
市庁舎はネオゴシック式でとても歴史あるものに見えたが、大戦後に作り直したものだそうだ。 -
最後に主人の希望でドイツ博物館へ。
子連れが多く、外国人観光客は少なそうだった。
私はあまり興味ないけど、Uボートやワットの蒸気機関には感動した。 -
夕方はミュンヘンに帰省していた私の会社の支店長と会った。
支店長はバツイチのドイツ人男性。
当時は東京に住んでいたが、ミュンヘンにもアパートを持っており、普段はメイドが掃除に来たり、医者をしているお兄さんが自宅に帰れないときに寝泊りしているそう。
お宅に行って玄関を入ると東南アジアから取り寄せたような仏像がお出迎え。
部屋全体がオリエンタルテイストのインテリアだった。
西洋人はこういう風に取り入れるんだ〜と関心。
リヴィングに案内されると、まるで図書館。
分厚い専門書らしき本で埋まった本棚に囲まれている。
さすが、弁護士資格を持ち、大学院まで出ているインテリジェンスの部屋。
お茶に招待してくれると言う話だったが、ついたらいきなりワインが出てきた。
私には支店長が自らポットで湯を沸かすところが想像できなかったので、なるほど、と思った。
しばらく歓談しているとチャイムの音が。
誰か来た。
女性の声がする。
ドイツ語なので何を言ってるかさっぱりわからないけど、けっこう長々と話している。
もしや、別れた彼女が押しかけてきたとか?などと勝手な想像をしていると、女性も一緒に部屋に入ってきた。
実は隣に住んでいる人で、部屋に鍵を置いたままロックしてしまったので、工事の人が来るまで部屋に入れてほしいとのこと。
支店長は初対面で、彼女のほうはお兄さんが住人だと思ってたので、話がなかなか見えなかったらしい。
彼女は日本人夫婦に興味津々で日本についていろいろ聞いてきた。
私のほうは、いきなりやってきた女性が流暢に英語を話すのに驚いた。
高級アパートに住む人はきとんとした高等教育を受けてるんだね〜
ヨーロッパに来るとやっぱり階級とか、貧富の差とか異邦人ながらに感じるところがある。
しばらくして工事の人が来て彼女は帰り、私たちは夕食に出かけた。
伝統的なドイツ料理のレストランと言うことだった。
ここで私は初めて鹿のスープを飲んだ。
スープの色が黒いせいか、どうも醤油味に思えた。(←そんなわけないだろ)
メインに魚を頼んだら丸ごとグリルされた魚の骨をフォークとナイフでうまく取ることができず、みかねた支店長がやってくれた。
そういえば、今まで切り身しかフォークとナイフで食べたことないかも。
意外な自分の弱点に気づいた。
これでドイツの旅はお終い。
続きはオーストリア編で。
(支店長宅の写真は顔入りしかなったので、レジデンツの写真を掲載)
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この旅行記へのコメント (5)
-
- ぽんぽこさん 2011/02/04 15:06:38
- はじめまして。同感です・・
- 2007年お正月にノイシュヴァンシュタイン城を訪れたのですが、城内見学の途中窓から見えた景色に驚いたことを思い出しました。周りはこんなのどかだったんだと・・・
ツアーだったのですが、私たちは麓から馬車で登りました。歩くと結構大変だったのではないでしょうか。
また、お邪魔させて頂きます。 ぽんぽこ
- Mugieさん からの返信 2011/02/05 18:07:57
- RE: はじめまして。同感です・・
- ぽんぽこさん、書き込みありがとうございます。
> 2007年お正月にノイシュヴァンシュタイン城を訪れたのですが、城内見学の途中窓から見えた景色に驚いたことを思い出しました。周りはこんなのどかだったんだと・・・
同じ感想も持った方がいるんですね!
なんだか、うれしいです。
行く前は豪華絢爛なお城の写真ばかり見てたので、あまりにも対照的な
のどかな田園風景が広がってるギャップに驚きますよね。
ドイツ旅行はこれからUPですか?
- ぽんぽこさん からの返信 2011/02/05 20:55:33
- こんばんはMugieさん、返信ありがとうございます。
- > ぽんぽこさん、書き込みありがとうございます。
>
> > 2007年お正月にノイシュヴァンシュタイン城を訪れたのですが、城内見学の途中窓から見えた景色に驚いたことを思い出しました。周りはこんなのどかだったんだと・・・
>
> 同じ感想も持った方がいるんですね!
> なんだか、うれしいです。
> 行く前は豪華絢爛なお城の写真ばかり見てたので、あまりにも対照的な
> のどかな田園風景が広がってるギャップに驚きますよね。
>
> ドイツ旅行はこれからUPですか?
>
>お城の建っている場所も険しい山だから余計ギャップを感じたのかも・・・
>
>残念ながらデジカメを持っていない時に行った旅行なので、写真の素材がな
いのです。アナログ人間のためスキャナーで取り込むという技も使えず、追々々デジカメで撮りなおしてみようかと思ってます。出来次第UPします。
- Mugieさん からの返信 2011/02/06 11:46:05
- RE: こんばんはMugieさん、返信ありがとうございます。
- ぽんぽこさん、こんにちは!
> > ドイツ旅行はこれからUPですか?
> >
> >お城の建っている場所も険しい山だから余計ギャップを感じたのかも・・・
> >
> >残念ながらデジカメを持っていない時に行った旅行なので、写真の素材がな
> いのです。アナログ人間のためスキャナーで取り込むという技も使えず、追々々デジカメで撮りなおしてみようかと思ってます。出来次第UPします。
>
昔の旅行は写真の関係でまとめるのが大変ですよね。
うちは保存のために、スキャナーで一通り写真を読み込みましたが、
スキャンするのに時間がかかりました。
また、取り込んでも画像が今のものと比べると見劣りするのが残念です…
- ぽんぽこさん からの返信 2011/02/08 17:20:25
- Mugieさん、こんにちは。
- > ぽんぽこさん、こんにちは!
>
ドイツ旅行はこれからUPですか?
> > >
お城の建っている場所も険しい山だから余計ギャップを感じたのかも・・・
> > >
残念ながらデジカメを持っていない時に行った旅行なので、写真の素材がな
いのです。アナログ人間のためスキャナーで取り込むという技も使えず、追々デジカメで撮りなおしてみようかと思ってます。出来次第UPします。
> >
>
> 昔の旅行は写真の関係でまとめるのが大変ですよね。
> うちは保存のために、スキャナーで一通り写真を読み込みましたが、
> スキャンするのに時間がかかりました。
> また、取り込んでも画像が今のものと比べると見劣りするのが残念です…
>
Mugieさん、こんにちは。返信遅くて、すみません。
スキャナにも限界があるのですね。
今原始的なやり方で、写真をデジカメで写すという事を始めています。記録として残せればいいかと・・・古いチケットとか結構出てきて面白いです。
色々な方の旅行記を参考にさせてもらいながらUPしていこうかと。
また、お邪魔します。 ぽんぽこ
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