2007/10/07 - 2007/10/09
1237位(同エリア1524件中)
ちょぴんさん
日本一早い紅葉をネタに、初めて秋の北海道へ。
紅葉はまだ山の中腹までだけど、ふもともうっすらと紅葉が始まっている。
まだ美瑛の丘は、パッチワークができていた。そこで丘の様子を、パチパチ撮りまくる!
~2日目~
朝からしとしと雨が降る。
そこで、とりあえず旭川の三浦綾子記念文学館へ行ってから、ゆっくりと丘の風景でも撮ろうかと考えた。
しかし、YHでダラダラして時間をつぶしてしまったのもあるが、旭川に向かっている途中から日が差し始める。予報ほど天気が悪くないようだ。いい景色を逃してしまわないか、焦り始める・・・。
PR
-
朝から雨。しかし出かけるころには止んでいた。
-
YHからみた風景。
雨のせいで遠くが霞んで見える。
しかし、YHの周りもかなりいい景色だなあ。 -
北西の丘展望台に寄る。
-
丘の風景をすべて眼下に見渡せる。
やはり遠くが霞んでるな。
観光バスが入れ替わり立ち替わり、入ってくる。 -
晴れていれば、向こうに大雪山系も見えるのだろうけど。
よく見ると、雲の間から晴れ間が見え始めてきたのか、丘の所々が明るく輝き始める。 -
旭川の三浦綾子記念文学館へ行く。
所要時間小一時間ほど。
その間に、すっかりいい天気になっている。
三浦綾子は、以前塩狩温泉のYHに泊まった時に存在を知り、その後、「塩狩峠」から始まって、何冊か読んでみた。
かなり濃い人間模様を描く作家だなあという感想を持っている。
ここは、去年、石原さとみと飯島直子でドラマ化された「氷点」において、舞台の1つとなっている外国樹種見本林の中にある。
ここの展示物で知ったが、「氷点」は、ほかにも7,8回もドラマ化されているらしい。
ほかに「道ありき」にも描かれている、三浦綾子の過酷な病床生活や、夫との深い愛情を示す品々が展示されていて、とても興味深いものだった。
2階には、自由に三浦綾子の作品を読むことのできる読書スペースがあり、そこからは外に見本林の景色を眺めることができ、とても気持ちいいスペースであった。
1階には小さなカフェがあり、そこもゆっくりすることができる。 -
1階のカフェから見た景色。見本林の間から覗く空が、きれいな秋空だった。
-
見本林を歩いてみる。
そばを流れる美瑛川の土手。それを囲む木々が色づいている。 -
歩道はチップが敷き詰められて歩きやすい。
-
美瑛川は、雨の影響で濁っていた。
ドラマの「氷点」に出てきたような冷たく澄んだ川を期待していたのだが、残念。 -
とても気持ちいい散歩道である。
途中でカケスやアカゲラを見ることができた。 -
美瑛に戻り、ぜるぶの丘で昼食。ジンギス丼。
ほんとは丘の中にあるおしゃれなカフェにでも入ってランチを食べたかったが、探している間にシャッターチャンスを逃すといけないと思い、手ごろなところで済ませる。
まだこの季節でも、花を見ることができた。 -
ヒマワリが植えてある。
これは、種になる前につぶして、次の年の肥料にするために植えているらしい。 -
ぜるぶの丘の奥。
-
その後、「赤い屋根の家」へ行く。
うん、絵になりますねえ。 -
同じ景色を、モード「快晴」で(これまでは「曇り」モード)。
※画像は明るさ、コントラスト補正あり。 -
少し行くと、ほとんど車通りのない、丘を独り占めできそうな場所を発見。
雲が、寒冷前線の雲なので、よく晴れ間が差し込んできて、丘の上に光のコントラストを作ってくれる。 -
(ちょっと明るすぎて、奥のほうの色が飛んでる)
-
これは旅行記の表紙写真の、切り取り前。
やはりいま思うと、この雲の濃淡が何ともいえず良い。
もっと暗めにシャッターを押すべきだったな。
周り一面、車が通らず、静かで、風の音だけがする。
日が差さないと、ちと寒い。 -
豆にお。
向こうに見える林は、JR富良野線のあたり。
始まったばかりの紅葉。
手前の草は、(たぶん)ビート。 -
反対側を振り向くと、こんな景色。
丘の部分に日があたっているので、空の黒い雲と対比して、なんだかすごい雰囲気。 -
紅葉した林のところに日があたって、そこが輝いて見える。
-
突然、汽車の走る音がした。
林のところを富良野線の汽車が走っている。
それまで汽車が見えるとは思っていなかったので、あわててシャッターを押す。
携帯で時刻表を調べてみると、この30分後にノロッコ号が走る。
む! -
キガラシ畑。
前の日にYHにて、「キガラシが咲いている」と聞いていたので、菜の花と間違わずに済む。
しかし、花の香りといい、菜の花と区別がつかないなあ。
これもひまわりと同様、肥料にするために植えているので、花が咲いたら種ができる前にトラクターでつぶしてしまうらしい。 -
キガラシと豆にお。
-
ノロッコ号が来るまで、三栄の丘展望台に行ってみる。
これは、行く途中で見つけた景色。
曇り空とのコントラストが美しい。 -
三栄の丘からの風景。
駐車場は大きめだが、そんなに、景色が開けているわけではない。 -
さっきと同じ場所に戻り、ノロッコ号を待つ。
待つこと10分、やっとノロッコ号がやってきた。
ちょうどビューポイントに当たるのか、非常にゆっくりしたスピードで走っている。なのでこちらもノロッコ号を何枚かに収めることができた。 -
ノロッコ号その2。
その向こう側には、観光バスらしきものも見える。
よく見ると、豆におがあちこちに見えるなあ。 -
このあと、望岳台を目指す。
白金温泉や望岳台へ続く道(白金街道)は、白樺街道とも呼ばれ、道の両脇に立つ白樺が美しい。
ちょっと紅葉には早いな。 -
それでもさらに山を登ると、こんな美しい紅葉に出会う。
日が当たるとこれだけ光り輝くのだが、日が照っているのはあっという間なので、あわててシャッターを押す。
おかげでぶれてしまった。 -
望岳台に着いてみたものの、岳(十勝岳)は雲にすっぽり覆われて、見ることができない。
このあたりは溶岩流の跡で、木がまばらにしか生えていなかった。
それでも紅葉はちょうど盛り。 -
そのとき、「天使のはしご」が出た。
-
向こうの山には日が照って、山肌の紅葉が美しい。
-
これに西日が差し込めば、相当きれいらしい。
でもこの日は雲に覆われて、ついに晴れることはなかった。
それにしても寒かった。 -
帰り、ふもとを見ると、紅葉が一面に広がっていて、とてもすばらしかった。急いで車を止めてシャッターを切る。
-
雲の流れが山肌に映って、はっきり分かる。
金色に輝くとは、このことだな。 -
帰り、バックミラー越しに日が照っているのがわかったので、急いで車を止めて後ろ向きにシャッターを切る(なので斜めになっている)。
-
国道237号線から丘のほうに入ってすぐのところにある、変な建物。
なぜに、風林火山? -
車を飛ばし、チーズケーキを食べたかった Land Cafe に、閉店ぎりぎりに駆け込む。あたりはもうだいぶ暗くなっていた。それでも店の人は快く迎え入れてくれた。
ドイツ風チーズケーキ。表面がパイのように皮状になっている。まあまあおいしかった。
また、雨が降り出していた。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
美瑛(びえい)(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
40