ｵﾙﾄﾞｽ成吉思汗陵から故宮?

2007/08/03 - 2007/08/13

8/3上海に到着してからの上海、内蒙古オルドス、パオトウを経た旅も6日目。いよいよ北京です。内蒙古の空は青く、どこまでも澄み渡っていたが、首都北京の空はスモッグに覆われて、風も無く、どんよりと淀んでいる。今日8/8は、北京オリンピック開幕まで365日という日ですが、来年のオリンピック開会式もこんな重苦しい空の下で行われるのだろうか。（写真は、翌日8/9に撮ったので３６４日になっている）

エリア 北京(中国)

ホテルは、北京首都空港から通常なら55分ほどで行ける「首都大酒店」ですが、本日8/8は、北京オリンピック開幕１年前のイベントが天安門広場で行われるために長安街を中心に大規模な交通規制が敷かれ市内は大渋滞。というわけで1時間30分かかってホテルに到着しました。料金は１００元ほどだったかな。ところでこのタクシーについて少し書きます。
　北京のタクシー事情は最悪。道路事情も最悪。運転手もイライラしている。オリンピックは大丈夫か？　　少々疲れてきた熟年4人組は、足取り重く北京首都空港に降り立った。タクシー乗り場では、我々の荷物を一瞥した係員が向こう側へ行けと指示。見ると向こう側には、“紅旗”（中国の自動車）など、やや大きめの乗用車が並んでいる。そうかそうかと喜んで向こう側に渡った私たちだったが、思いっきり乗車拒否に遭う。“紅旗”なら我々の荷物も余裕で載るのだが、運転手は何故か嫌がる。ひどいじゃないかと、空港の係官に抗議している時に“紅旗”の運転手は、小さな鞄を一つだけ持った欧米人を乗せて去り、次に来た」“パサート”にも嫌がられる。そのうちに15分も経っただろうか係官に促されるままに我々のところに来たタクシーは小型の“シトロエン”でした。運転手は無言で荷物を積み込む。我々の心も、北京の空のように、どんより・・・・といった具合でした。

天安門広場の方にある「中国国家博物館」の入り口に北京オリンピックまであと何日という電光掲示板が設置されていて、今日はその数字が３６５天（日）になる。私たちは、それをカメラに収めようと、ホテルチエックインを済ませてから急いで、天安門広場に向かって歩いたのだが・・・。残念、タッチの差で天安門広場への入場が規制されてしまった。本日は、この広場でイベントが催されるのです。その模様は、ホテルで酒盛りをしながらテレビで見ました。日本でもテレビで放送されたそうです。明日は、「万里の長城」と「天壇公園」に行きます。

万里の長城です。これが、ずうーっと・ずうーっと続いているのですね。昨日までいたパオトウにも秦の始皇帝が築いた「秦長城」があります（今回は行けなかったが）。今回私たちが訪れたのは、北京市の北東にある「慕田峪長城」です。北京の近くで見学できる万里の長城では、北京市北西にある「八達嶺長城」が最も有名で、私たちが泊まったホテルの近くからも定期観光バス（十三陵にも寄る）が出ていて便利です。「八達嶺」は次回の楽しみにして今回は、近頃人気の
「慕田峪長城」に行くことにしました。

歩いて登るコースがあって、元気な人たちはそちらに向かいます。でも私たちは料金５０元のケーブルカーを利用します。そのチケット売り場に並ぶ人よりも、歩いて登る人々の方が遥かに多いのにビックリ。でも私も若かったら歩く方を選ぶかも。

「八達嶺長城」に比べて観光客が少ないのと、午前８時という早い時間のせいか、人はまばらと言うか殆どいない。

ずーっと遠くまで行った、家内と友人。望遠レンズで引っ張って見ました。

ほんとに人がいない。

と思っていたら、少しずつ人々が。私たちはケーブルカーで一気に上がりましたが、皆さんは歩いて登って来られます。手前のデブが私です。

家内です。

小朋友たちも、歩いて登ってきました。

続いて向かったのが「天壇公園」。今日は天気が良いと喜んでいましたが、暑い。物凄く暑い。

○○年前と同じ場所でポーズの家内。

とにかく暑い。夏の旅行の必需品「冷えピタ」を額に貼って休憩。

「天壇公園」からタクシーでホテルに帰ろうとしましたが、またまた乗車拒否に遭い、仕方なくバスに。

「天安門前広場」でバスを降り、ホテルへ向かって歩きます。今日はゆっくり休み、明日は「天安門前広場」から「故宮」の予定です。