2007/08/03 - 2007/08/13
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hashizumeさん
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私たち夫婦と友人夫婦の熟年4人組での2回目の中国旅行。前回2005年の夏は、浙江省の雁蕩山と上海でしたが、今回は内蒙古自治区のオルドスと北京。それにおまけの上海で11日間の、お疲れ旅。航空券とホテルの予約だけをして、現地で行き当たりばったりの旅。本当はもっと見たい所、行きたい所もあったのですが、何せ行き当たりばったりで効率が悪い。でも、ゆっくりのんびり気まま旅。行く先々で「中国語がうまいねー」と褒められる私の妻は、実は上海人。いろいろな人たちとの出会いが楽しい旅でした。この写真は、故宮で出会った老夫婦。私たち夫婦もかくありたいと思いました。ところでこの旅行記は、11日分を書くのですが、暇を見ては書き進めるため、完成は早くても07年10月末頃でしょう。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- 中国東方航空
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部屋がない!!旅行初日の8/3は、上海に泊まり、翌朝8時の国内線で上海虹橋空港から内蒙古包頭空港に向かう予定です。上海に到着し、予約しておいたホテル「上海国際貴都大飯店」で一悶着。なんと予約されてないと言うではないか。そんな馬鹿なことはないと、フロントの小姐と妻は上海語で大喧嘩。いや、大喧嘩ではなく冷静な話し合いなのだが、早口(に聞こえる)の上海語での言い合いは、まるで喧嘩をしているように聞こえるのだ。フロントの小姐も、もう少し誠意を持って調べてくれてもよさそうに思うが、ただ同じ言葉を繰り返すだけで埒があかない。予約を入れておいた上海の旅行社に確認の電話をすると、担当者は昼休み。中国の昼休みは2時間ぐらいと長い。仕方がない。ひたすら待つしかありません。ロビーのソファーに腰を下ろし、荷物の見張りをするのは友人。私はちょっと外へ散歩。そうこうするうちに、旅行社担当者と連絡がつき、状況が判明。予約は間違いなく入っていた。しかし、どうもそれを受け付けたホテル側が名前のスペルを一文字間違えて入力していたようなのである。1時間半もロビーで待たされた我々は、旅行初日から、言い知れぬ不安感に包まれていたが、ホテル側の丁重な謝罪と部屋をグレードアップするとの申し出に気を取り直したのであった。今回の旅行の終わりには再びこのホテルに2泊する予定ですから、その時も部屋はグレードアップしてくれるのかい?と確認。フロントの小姐は、ニッコリと微笑み「ええ、もちろんです。」ついさきほどまで、錦江飯店に移ろうよと、ぼやいていた私も、彼女の笑顔に引き込まれてニッコリ。「上海国際貴都大飯店」結構いいホテル。ちなみに室料は、朝食付きで660元(10,600円ほど)。高層階ツインの、ちょっといいお部屋でした。
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荷物が載らない!!「包頭空港」到着。旅行2日目、いよいよ内蒙古自治区包頭市に着きました。タクシーで今夜の宿があるオルドス市へ向かうのですが、またまた問題が発生。包頭のタクシーは、プロパンガス車なのです。そう、トランクに大きなガスボンベを積んでいるため、荷物が載りきらないのです。空港のタクシー係官や、何だかわからないけど制服の人も来て大騒ぎ。運転手はトランクの中にある、バケツを始めとした車の掃除道具などを運転手仲間に預けたりして一生懸命にトランク内を片付けます。更には、後部座席のヘッドレストを外して、我々の鞄がヘッドレストに早変わり。そうやって何とか荷物は載りました。それでも助手席に座った妻は、やや大きめのリュックを足元に置き、後部座席に座る私と友人夫婦も何がしかの荷物を膝の上に置いて、一路オルドスに向かって出発となります。運転手は、いやな顔ひとつせず、大汗をかいて、本当に一生懸命に、荷物を積んでくれました。後で行く北京で出会う運転手たちとは大違いの、純朴な蒙古族の青年です。
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黄河にかかる橋の完成記念モニュメント:この写真を撮った後、このモニュメントの後方の土手を転げるように降りて、大黄河と初対面。
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黄河も上流では澄んでいるが、この辺りまで来ると泥色と言うか、やや赤茶けた土色で「ああ、黄河なんだ」と言う感じ。今日は、少ない方だと運転手が言っていたが、私から見れば、穏やかに流れてはいるものの、かなりの水量で、ひとたび大洪水となれば、それはそれは恐ろしいことになるのだろう。
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オルドスに入り、ホテルのチエックインを済ませてから、町に出る。昼食は、運転手の雷君お勧めの安くて美味い店で、羊がお奨めと聞いていたのだが、本日売り切れ。そこでジャガイモ(でんぷん)の麺を注文。日本の「焼きうどん」に似たものが、大きな皿に山盛りでドドーンと運ばれてきた。なかなか美味い。重湯のようなスープも大きな鍋ごとドーンと運ばれてくる。店内は、綺麗ではないが小姐は綺麗で愛想もいい。これでビールも2本飲んで40元。
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今晩の果物を買い求める。果物が大好きな、二人の奥さんは、オルドス市内で目ざとく果物屋を見つけ、タクシーは緊急停車。二人の亭主も後に続き、試食させていただく。西瓜が物凄く美味いのだが、ホテルの部屋では、食べにくいことから、桃・ぶどう・梨を買い求める。この地方の桃は、日本の桃と形が異なり、ぺったんこ。歯ごたえがあって美味しい。 さあ果物も買って、ホテルに戻りますが、今日の宿は、Holiday Inn ERDOS CITY(オルドス ホリデイイン)。8月4日から2泊しましたが、とても良いホテルでした。
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3日目、「成吉思汗陵旅遊区」に来ました。少し太っている男が私です。
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なんだか、とてつもなく広い所で、私はもう帰りたくなりました。
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蒙古軍出征の様子を再現した380有余の鉄製の像が我々をお出迎え。
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数えてはいないけど、こんなのが385体もある。385と言う数字は、他の観光客に説明しているガイドの話をちらりと聞いただけです。聞き間違いかな思ったけど小さな赤ちゃんや赤ちゃんを抱く母親の像、羊に子犬の像、それに生活道具まで入れれば385かなと、一人で納得。
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成吉思汗が使っていた蒙古包の同型モデルだそうです。次の写真が、その内部です。 この蒙古包を見てから、さらに進むと、大きな広場があり、その足元は、巨大な地図になっていて、元王朝の盛衰を表しています。 そして広場を過ぎると「蒙古歴史文化博物館」があります。写真は撮ってありませんが、その展示物には圧倒されました。壁面には、成吉思汗の生涯を描いた大きな油絵巻が200メートル以上に渡って続いています。蒙古軍が使用していた武器・武具の数々、馬の鞍、生活道具などなど興味尽きない展示物でした。
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再現された、成吉思汗が使っていた蒙古包の中では、記念写真が撮れます。でも王座に座って写真を撮ったら、料金を請求されました。
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まだまだ先は遠い。ずうーっと遠くに見えるのが「成吉思汗陵」です。でも何故かここから真っ直ぐには行けない。一旦、ここでUターンして「成吉思汗陵旅遊区」の入り口に戻ります。でもとてもじゃないが歩いては戻れません。ちゃんと電気自動車が待機しています。料金は10元でした。そして再びタクシーに乗り、大回りをして「成吉思汗陵」に向かいます。
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成吉思汗陵の入り口にある大きな門です。成吉思汗陵は、遥か遠くに見えます。
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歩きます。階段を登ると平坦な所があり、また階段→平坦→階段と続く道をひたすら歩きます。
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まだまだ歩きます。
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やっと、成吉思汗陵前の広場に到達。
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成吉思汗陵です。陵とは言っても、ここに成吉思汗は、眠ってなんかいません。成吉思汗がどこに眠っているのかそれは謎です。陵の内部には、成吉思汗が実際に使用していたと言われる品々、ゆかりの品々が展示してあります。大きな成吉思汗の像に、お線香を上げてきました。
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