2007/08/03 - 2007/08/13
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hashizumeさん
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内蒙古自治区の面積は、118.3万㎢、日本のほぼ3倍です。そして「成吉思汗陵」や「響砂湾」があり、黄河が流れるオルドス市の面積は、なんと日本の4分の1もあります。「蒙古歴史文化博物館」の巨大な歴史絵巻に描かれているとおり、嘗て豊かな森や草原が広がっていたオルドスの地は砂漠化が進み、痛々しいほどです。私たちは、観光で訪問し、このオルドスのほんの一部しか見ていませんが、あちこちに緑化のための努力をしておられることがわかります。皆さんもご存知のとおり、日本からも多くの方がこの地に入り、現地の方々とともに、砂漠化の進行を食い止めるための活動をなさっておられます。本当に頭の下がる思いです。今回、オルドスを訪ねて現地の状況を目の当たりにし、私でも何かできることがあればお手伝いをしたいと心からそう思いました。・・さて旅行3日目の「オルドス成吉思汗陵」に続き4日目は、包頭の北方に広がる草原に向かい、今晩はパオで泊まることにしました。午前7時にホテルを発ち目的地までの走行距離は、およそ250キロになります。移動手段は蒙古族の雷(Lei)君が運転するタクシーです。途中、オルドス砂漠の北端にある「響砂湾」という砂丘とチベット式寺院として名高い「五当召」(包頭中心部から北東70キロにある)へ立ち寄ります。
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「響砂湾」の駐車場から出発点の「旅遊センター」まではバスに乗ります。5元でしたが、乗ったと思ったらすぐ到着で驚きました。若い方や達者な方は歩きましょう。「旅遊センター」からスキー場にあるようなリフトに乗って、対岸にある砂丘「響砂湾」へ行きます。対岸?そうです。この日は、水がありませんでしたが河を渡って行くのです。
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リフトを降りた所で、赤や黄色の布製の長靴を自分の靴の上に履きます。ここには係りのお姉さんがいて履くのを手伝ってくれます。これを履かないと靴の中は砂だらけになってしまいます。なおリフト乗車と長靴の使用料は80元の入場料に含まれています。それからマスクもつけた方がいいでしょう。マスクは「旅遊センター」にある大きな売店で売っています。10元。
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「響砂湾」周遊の”砂上車”です。お金のことばかり言って恐縮ですが、ちなみみに乗車料金は35元でした。ここでは、何でもかんでも入場料以外にお金がどんどん砂に吸い込まれるように消えていく。
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もう、砂漠を疾走するのが大好きという感じの運転手。むき出しのエンジンは轟音を轟かせ、思いっきりアクセルを踏み込んで走る。車は上下左右に揺れ、思うように写真が撮れない。ところが、急にエンジンの調子がおかしくなり、砂漠の真ん中で停車。これ幸いと乗客たちは車を降り、写真を撮りまくる。
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家内と友人の奥様です。見渡す限り砂の丘が続きます。
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砂漠と言えば“駱駝”私たちも駱駝に乗って砂漠気分を味わおうとなり、チケットを購入します。1時間コースと30分コースがあって、私たちは30分コースを申し込み。40元/一人でした。
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駱駝係りのおじさんが、10頭ほどの駱駝を引きつれて、ゆっくりと砂漠を進みます。平坦なところならいいのですが、途中にはかなりの急勾配を上がったり下りたりする所もあり、私たちは落馬じゃない、“落らくだ”しないよう必死の思いでした。駱駝の背中というのは、座りにくく楽じゃない。昔アラビアのロレンスが駱駝に乗って猛スピードで走っていたけど、あれは凄い事なんだとわかった。
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この駱駝君は、とても人なつこくて、私の手をモゴモゴ食べてくれました。この写真の右手に見えるお姉さんたちは、お願いすると駱駝にまたがる勇姿を撮ってくれます。
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“勇姿”には程遠く、やっとのおもいで駱駝にまたがっている私です。
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「響砂湾」の売店でおみやげを物色する家内と友人。羊の皮で作られたキーホルダーや財布に面白いものがたくさんあります。オルドスのホテル売店にあったものと同じものもありますが値段はこちらの方がうんと安い。でも、我々を外国人と見るや、とんでもない値段を吹っかける“たちの悪い店”(売り子)もいて要注意。もちろん我々は、そんな“たちの悪い店”は、相手にせず、まっとうな店で、少々値切って、良い品を正当な価格(現地の人が購入する価格)で購入します。
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「五当召」に到着。蒙古語で「五当」とは、柳の樹という意味で、「召」は寺院のことです。
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内蒙古最大のチベット仏教寺院です。買い求めたガイドブックによれば、清朝“康熙年間”に創建され、1749年、乾隆14年に拡建(拡張・増築)され、現在に至るまで絶えず増築・修復がなされ、今日の規模になったとのことです。山の斜面に重なるように建てられた、六つの正殿・三つの活仏殿・霊堂などの建築群は、なかなか雄大なものです。
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五当召のまず最初の建物と友人の奥様。建物には、それぞれ僧侶が見張りに立っていて、建物内部は撮影できません。内部は、入り口から射しこむ光以外に照明もなく薄暗い。暗がりの中で次第に目が慣れてくると、柱、壁、天井、床に施された極彩色の彫刻や曼荼羅の中に自分が立っていることがわかります。それは見る者を圧倒させる力を持つ。不思議な世界でもあり、妙に心が落ち着く空間でした。
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僧侶が携帯電話で何か楽しそうにお話をしてました。
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これは、同じ包頭にある「普会寺」というチベット仏教寺院です。
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これも「普会寺」です。
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草原へ向かう途中で会った小朋友たち。滾鉄環(gun tie huan)鉄の“輪っか”を上手に操り、遊びます。
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「五当召」から、草原に向かいますが、景色は少しずつ変わっていきます。
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手前の白い花は、“そば”です。
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オルドスから200キロ、ようやく草原にたどりつきました。この写真の草原は「希拉呼都格」というところにあり、とてもきれいです。パオの宿泊施設もありとても良い所です。でも我々は更に北に進み「召河図力格尓」という所まで行きます。そこが今晩の宿営地。でもそれは大失敗でした。
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後方に見えるのが、今晩泊まるパオです。個人差がありますが、パオに泊まるには、それなりの準備と覚悟が必要です。パオは、“ツインルーム”で、一応シャワーが付いています。夕食を終えてパオに戻ると、パオの中には、名前は知らないが体調1cmほどの真っ黒な細身の虫が、たくさん入り込んでいてベッドの上にも歩き回っている。まずはそれを払ったり、パオの外につまみ出したりという作業が待っていた。虫が大嫌いな人なら、まず寝ることはできないだろう。私も妻も虫は嫌いですが、仕方が無い。開き直るしかありません。時刻はすでに21:00になっていたが、広場ではキャンプファイヤーが真っ盛りで、音楽が大音響で流されている。そのうちに遠くで雷鳴が轟き、雨がポツポツ降り出してきたが、広場の喧騒は一向に収まらない。雷鳴はますます大きくなり、近づいてきた。そして22:00、閃光と同時に、耳を劈かんばかりの落雷の音が響き、電気が消えた。そしてバケツをひっくり返したような雨が襲ってきた。おかげさまで広場の喧騒からは解放されたが今度は、私のベッドに雨が降ってきた。とにかく大変な所でした。朝になっても電気はつきません。食堂も機能してませんから、すきっ腹を抱えたまま、早々に旅発ちました。
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昨日の夕食は、大きなパオの食堂でいただきましたが、メニューは、羊のオンパレード。羊の苦手な方は、何か御自分が食べることができる物を持っていった方が良いでしょう。地元の歌手がモンゴル民謡を披露してくれました。
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歌手がお酌までしてくれました。その後、外の広場ではキャンプファイヤーとか踊りが始まりましたが、風も出てきたし肌寒く感じ、我々は早々に自分たちのパオに引き上げました。そして悲劇の幕が切って落とされたのです。
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草原の朝、馬の出勤風景です。
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もうパオはごめん。やっぱりホテルがいい。包頭のこのホテルはとても良かった。
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昨晩は、パオに泊まり散々でしたが(でも、面白かった)今晩は、包頭の「神華国際大飯店」という立派なホテルです。この写真は、部屋から撮りました。包頭はきれいな街です。内蒙古の旅も終わり、明日は北京に入ります。内蒙古は広い。次回はフフホトの「希拉穆仁(シラムレン)草原」や東部のフルンベイル草原の方へ行こうと思う。
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運転手の雷君ともお別れです。長距離の運転ご苦労様でした。
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黄河が見えます。
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