雨の五箇山

2007/10/04 - 2007/10/05

【１０月４日(木)】
富山県砺波市の安ホテルに泊まっています。エアコンも効かないし、フロントのおばさん達も冴えないし、どこか別の街に泊まるんだったと後悔してます(笑)。駅前で食事をするのも困る感じの地方都市ですが、数少ない選択肢の中から選んだ蕎麦屋がなかなかおいしくて少しだけ機嫌直しました。「いなりそば」という名の「きつねそば」を食べました。

【１０月５日(金)】
今日はまず敢えて一般道をドライブします。地理の授業に出てきそうな「散居」の砺波平野を国道１５８号で南下。庄川で扇状地が終わると、いきなり深い谷でびっくりしました。この道（というかこの川かな？）がメインルートだった頃の苦労が偲ばれます。逆に言えばこの道が不便だったからこそ五箇山とか白川郷の伝統が今まで残ったのかもしれません。
ものすごい山奥に道の駅たいらが現れ、多彩な和紙製品が並んでいました。つづれおりの道で谷底に降りたら旧・平村。北海道人の感覚では、山奥にこれだけの集落が存在すること自体理解しがたいです。高校もあります。そこから一段登った河岸段丘上にあるのが相倉(あいのくら)集落です。白川郷より観光客が少なく、弱い雨が降っていたこともあり、落ち着いていていい感じでした。その後、旧・上平村の菅沼集落も見て岐阜県の白川郷に戻ります。

エリア 五箇山周辺(富山)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー JALグループ 私鉄

雨の五箇山　相倉集落

富山県南砺市(旧・平村)にある相倉(あいのくら)集落

富山県南西部にある旧・平村、上平村、利賀村の地域を総称して「五箇山」と呼びます。現在は合併により南砺市の一部分になっています。非常に険しい山岳地帯のため独特の文化が残りましたが、近年道路整備が進み訪ねやすくなりました。合掌造りの集落が世界遺産に指定されています。

富山県南砺市(旧・上平村)にある菅沼集落

五箇山あたりは稲刈りを目前にした時期でした。