荒れ模様だったF１日本GP

2007/09/30 - 2007/09/30

Ｆ１第１５戦日本グランプリは、９月３０日に、静岡・富士スピードウェイで、決勝レースが行われた。

小雨模様の中、一周４５６８ｍのコースを６７周するレースは、
雨と事故で２度、セーフティカーが入る波乱含みのレースとなった。

また、富士スピードウェイでは３０年ぶりのＦ１レース開催とあって、多くのトラブルがあった。

前日の２９日には、会場内の道路が陥没し、レース終了後、帰りのバスが動けず、
約２万人の人々が雨中で長時間待たされるアクシデントがあった。

さらに、６万円の指定席でレースが見えない（７千人対象に１人５万円合計３億５千万円の返金）
駐車場から観戦スタンドまでの誘導ルートが入り組んでいて大混雑（席に行くまでに５０分もかかった）
レース終了後、駐車場から富士スピードウェイの敷地を出るまで２時間かかるなど
来年の富士スピードウェイでのＦ１開催に多くの課題を抱えることとなったが、
開催された３日間で計２８万２千人もの人々が訪れていることでも分かるように、
日本にも、多くのＦ１ファンがいるのである。来年こそは、すっきりした大会運営を望みたい。

荒れ模様のレースの中で、優勝したのは、ポール・ポジションからスタートした
ルイス・ハミルトン（英、マクラーレン・メルセデス）だった。今季４勝目となる。
ハミルトンは、今年Ｆ１デビューしたばかりだが、総合優勝にも王手をかけている。
Ｆ１の世界に新しいスターの誕生である！Ｆ１がますます面白い！

エリア 静岡

自由席で観戦する人々

富士スピードウェイを本拠地とするトヨタのブース

トヨタのＦ１レース・カー

大会を制したマクラーレン・メルセデスのブース

マクラーレン・メルセデスのＦ！レース・カーと
ハミルトン（右）