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大雪山紅葉紀行<br /><br />日本一早いという紅葉を見たくて大雪山にハイキングに行った。 北海道に行くときはいつもはレンタカーで走り回るが、今回は現地での混雑や渋滞を考えてJTBツアーにのっかった。 黒岳や旭岳の紅葉はさすがに見事だった。<br /><br />9月21日(金)<br />福岡発11:05→新千歳着13:20 新千歳から層雲峡までバス。 バスが旭川に入る頃から雨が降り始め、層雲峡に入ると相当な降り、明日の予報は「晴れ」となっているがちょっと心配。<br />この日は層雲峡泊まり。 雨はなおも降り続く。<br /><br />9月22日(土)<br />今日は朝から雲ひとつなく、からりと晴天。 前日の雨がウソみたい。 天気予報が当たったか、日ごろの行いがよい所為か。<br />朝、黒岳のロープウェーで5合目まで。 5合目の展望台から黒岳の紅葉を見る。 山頂まで紅葉。 ナナカマドの赤、ダケカンバの黄色、カシワのちょっと透明感のある薄茶色。 それらが交じり合って、そう、錦のような。 もっとも気温の下がり方が小さいせいか ナナカマドの赤みは少し少ないような気がする。 しかし、そんなことも気にならないほど素晴らしい景色。<br />その後リフトに乗って7合目まで。 20分ほど山道を歩く。 この山道からの景色は比較的背の低い木々にさえぎられ、その木々の切れ目から遠くに大雪山系の山々が見えるくらい。 やはり山頂まで上らないと…。<br />黒岳を下りて銀河・流星の滝までハイキング。 川沿いの道路の歩道を歩く。 この辺りの紅葉はまだまだ。 銀河・流星の滝では双瀑台展望台に上る。 ここ数日の雨の所為か両方の滝とも水量は多い。 <br />この後は天人峡までバスで移動。 天人峡泊まり。<br /><br />9月23日(日)<br />朝、天人峡を発って旭岳へ。 この日も晴天。 道筋から旭岳がよく見える。<br />旭岳ロープウェーで姿見平へ。 山頂駅に近づくにつれ木々の紅葉が鮮やかになる。 この山もナナカマドやダケカンバが多い。 山頂駅に到着、観光客がたくさん来ている。 ここは標高約1600m、旭岳のほぼ森林限界。 背丈の高い木は少ない。 が、這松の背丈は1〜1.5mくらいある。 目の前に旭岳の姿が逆光の中にくっきりと見える。 山裾に地獄谷の噴煙。 姿見平の駅から姿見の池まで往復40〜50分のハイキング。 比較的平坦な台地状のところを歩く。 周囲の見通しはよい。 いたるところにチングルマの群生、この群生が紅葉し一面真っ赤。 さえぎる物のない開放感に赤い彩り、素晴らしい眺め。 遠方には十勝山脈。 滞在わずか1時間、後ろ髪惹かれる思いで下山。 <br />バスで新千歳空港へ。 14:20発で福岡へ。<br /><br /><後記><br />幸運にも天候に恵まれ 黒岳、旭岳と日本一早い紅葉を目にすることができた。 八甲田、十和田、蔵王などの紅葉(紅葉と黄葉の混合、八幡平では黄葉)も素晴らしいが、大雪山の紅葉もまた素晴らしいの一言。 何より9月の中旬に紅葉を見ることができるという驚き。 来てよかった という旅だった。<br /><br />                                  了 <br />

大雪山紅葉紀行

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2007/09/21 - 2007/09/23

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tetsu60さん

大雪山紅葉紀行

日本一早いという紅葉を見たくて大雪山にハイキングに行った。 北海道に行くときはいつもはレンタカーで走り回るが、今回は現地での混雑や渋滞を考えてJTBツアーにのっかった。 黒岳や旭岳の紅葉はさすがに見事だった。

9月21日(金)
福岡発11:05→新千歳着13:20 新千歳から層雲峡までバス。 バスが旭川に入る頃から雨が降り始め、層雲峡に入ると相当な降り、明日の予報は「晴れ」となっているがちょっと心配。
この日は層雲峡泊まり。 雨はなおも降り続く。

9月22日(土)
今日は朝から雲ひとつなく、からりと晴天。 前日の雨がウソみたい。 天気予報が当たったか、日ごろの行いがよい所為か。
朝、黒岳のロープウェーで5合目まで。 5合目の展望台から黒岳の紅葉を見る。 山頂まで紅葉。 ナナカマドの赤、ダケカンバの黄色、カシワのちょっと透明感のある薄茶色。 それらが交じり合って、そう、錦のような。 もっとも気温の下がり方が小さいせいか ナナカマドの赤みは少し少ないような気がする。 しかし、そんなことも気にならないほど素晴らしい景色。
その後リフトに乗って7合目まで。 20分ほど山道を歩く。 この山道からの景色は比較的背の低い木々にさえぎられ、その木々の切れ目から遠くに大雪山系の山々が見えるくらい。 やはり山頂まで上らないと…。
黒岳を下りて銀河・流星の滝までハイキング。 川沿いの道路の歩道を歩く。 この辺りの紅葉はまだまだ。 銀河・流星の滝では双瀑台展望台に上る。 ここ数日の雨の所為か両方の滝とも水量は多い。 
この後は天人峡までバスで移動。 天人峡泊まり。

9月23日(日)
朝、天人峡を発って旭岳へ。 この日も晴天。 道筋から旭岳がよく見える。
旭岳ロープウェーで姿見平へ。 山頂駅に近づくにつれ木々の紅葉が鮮やかになる。 この山もナナカマドやダケカンバが多い。 山頂駅に到着、観光客がたくさん来ている。 ここは標高約1600m、旭岳のほぼ森林限界。 背丈の高い木は少ない。 が、這松の背丈は1〜1.5mくらいある。 目の前に旭岳の姿が逆光の中にくっきりと見える。 山裾に地獄谷の噴煙。 姿見平の駅から姿見の池まで往復40〜50分のハイキング。 比較的平坦な台地状のところを歩く。 周囲の見通しはよい。 いたるところにチングルマの群生、この群生が紅葉し一面真っ赤。 さえぎる物のない開放感に赤い彩り、素晴らしい眺め。 遠方には十勝山脈。 滞在わずか1時間、後ろ髪惹かれる思いで下山。 
バスで新千歳空港へ。 14:20発で福岡へ。

<後記>
幸運にも天候に恵まれ 黒岳、旭岳と日本一早い紅葉を目にすることができた。 八甲田、十和田、蔵王などの紅葉(紅葉と黄葉の混合、八幡平では黄葉)も素晴らしいが、大雪山の紅葉もまた素晴らしいの一言。 何より9月の中旬に紅葉を見ることができるという驚き。 来てよかった という旅だった。

                                  了 

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
観光バス ANAグループ
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • 黒岳7合目の紅葉

    黒岳7合目の紅葉

  • 旭岳の紅葉

    旭岳の紅葉

  • 池に移る旭岳の姿

    池に移る旭岳の姿

  • 旭岳のチングルマの紅葉

    旭岳のチングルマの紅葉

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