シンセン旅気分（赤湾編）

2007/08/05 - 2007/08/05

新安故城を見て回った後は赤湾を見て回ることに。赤湾には宋少帝陵や赤湾天后宮、左砲台など歴史的な観光地が集まっているので行ってみたかったところ。

残念ながら、今回は交通の便と時間の都合で左砲台はいは行けませんでした。

エリア 深セン(中国)

226番のバスで赤湾へ向かいます。前のバスも226番。でも、こちらは2階建て。

終点に到着。

シンセンにも車体広告のバスがあるのは知っていましたが、完全な全面広告を見たのは初めて。しかもシンセンのマクドナルドも24時間営業を始めると知って二度びっくり。

次の目的地は宋少帝陵。

思ったよりバスターミナルから目的地が離れていたので、ちょっと休もうと立ち寄った赤湾倶楽部。しかし中に入ったものの電気は消えているし、店員も出てこないので退散。

宋少帝陵

崖山の戦いに敗れ、亡宋の三傑の一人、陸秀夫に背負われて南宋最後の皇帝、衛王が入水する姿。

元々は5,60平方メートルしかなかった小さなお墓だったのを1984年に香港のお金持ちの人が中心となり、約40万香港ドルかけて修繕拡張工事を実施して現在の姿になったそうです。

また？今度は熊猫まで・・・。天后廟へ行く途中に立ち寄ったスーパーにて。

赤湾の街中には資材置き場のような場所がたくさんありました。

ちょっとかわいい感じの車が荷物を運ぶために何台も走っていました。

赤湾天后宮。

一応、ここもシンセン市では有名なはずの観光名所。

宋代に創建された中国沿海最大の天后宮、と聞くと嫌でも期待が高まるかと思いますが、90年代以降に大修復工事が行なわれ、博物館部分は鉄筋コンクリートの3階建ての建物が並んでいるというようなところです。

天后は海の神。

山門。

鼓楼。反対には鐘楼があります。

大殿。

亀が入っているかと思ったら魚が泳いでいました。

亀池。でも・・・

何もいませんでした。

香雲閣。

博物館の常設点の一つが「回憶昨天生活民俗展」。ここは意外と面白かったです。写真は・・・

脱穀機。

？

纏足の靴？

家具なども。

家で使われていた道具なのでしょう。

展示コーナーはこんな感じなのですが、他に見学者は見られませんでした。

右奥が先ほど見学してきたところ。左は鐘楼。

許愿樹。

一応成功しました。

許愿樹は海禁令によってこの天后廟を含む沿岸一帯が放棄される前に植えられた木で、海禁令が緩和されて住民が数十年ぶりに戻ってきたときにも枯れずに残っていたことから縁起がいい木としてとして祭られるようになったそうです。

帰りのバス停。あたりを探してもなかなか見つからないので近くにいた人に聞いてようやく発見。まさか木にくくりつけられているだけとは。しかも結構道路から離れているし・・・。

再び226番バスに乗って、南山書城へ向かいます。今度のバスは一階建て。