2007/05 - 2007/05
781位(同エリア1441件中)
yokoさん
ユーレイルグローバスパスを使って、ヨーロッパ周遊・女一人旅&安宿探しをしてきました。
ドイツの国境に近い、オーストリアのザルツブルク。ザルツは"塩"、ブルクは"砦"の意味だそうです。このあたりで取れる岩塩を、ザルツァッハ川を使って、ヨーロッパ各地へ輸送していたため、この名がついたそうです。塩の積載量に応じた通行税を、この地の大司教が財源にしていたと言われています。
現在、ザルツブルクといえば、"モーツァルト"や"サウンド・オブ・ミュージック"を連想させる「音楽の都」ですね。ちなみに"ドップラー効果"で有名な"クリスチャン・ドップラー"もザルツブルク出身だそうです。今日知りました。
今回の旅で訪れた国は、ルクセンブルク→ベルギー→オランダ→ドイツ→オーストリア→スイス→フランスです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
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電車に乗って、国境を越え、ザルツブルクへ。
途中のRosenheim(ドイツ)→ザルツブルクは、イン川などを通る継承ルートなのですが、半分くらい寝てしまいました…。電車の席に座れたら寝る!という満員電車根性が染み付いてしまっているようです。 -
オーストリアの駅では、ユーレイルパス1等乗車券所持者は、このようなラウンジでゆっくりできます。
ソフトドリンクは無料だし、ふかふかソファやリクライニングチェアもあるし、トイレは無料できれいだし、ここは天国(笑)。 -
今日の安宿は、ザルツブルク中央駅の東側から徒歩5分の"ザントヴィルト"です。
残念ながらシングルルームは満室でした。ダブルルームのシングルユースで1泊32ユーロでした。
トイレ・シャワーは共同です。シャワーは可動式で、水圧は十分でした。建物や設備は古いけれど、きれいに清掃してありました。 -
部屋の備品はテレビと洗面所と収納スペース、アメニティはハンドタオルとバスタオルと石鹸。
朝食は3種類のパンと2種類のチーズとハム、飲み物はコーヒーとオレンジジュースと牛乳です。昼食用のサンドイッチを自分で作ることもできます。魔法瓶を持っている客はコーヒーを入れてもらってました。ここの女ご主人はとても親切な方です。
ここの宿の欠点は、クレジットカードが使えないことですね。円安ユーロ高の現金払いはちょっとつらいです。 -
早速、観光しようと旧市街へ出かけましたが、急に灰色の雲が辺りを覆いだして、雷もゴロゴロと鳴り始め、土砂降りの雨が降ってきました。
写真は、新市街側から見た"ザルツァッハ川"と"旧市街"と丘にそびえる"ホーエンザルツブルク城塞"です。ザルツァッハ川の水の色が緑色っぽく見えるのは、アルプスから流れてきている水だからでしょうか? -
というわけで、"バツァール"というカフェに緊急避難しました。
ウィーン風の老舗のカフェだそうで、クラシカルな雰囲気です。ウェーターの方も洗練されていてスマートです。 -
旅行ガイドブックに"ザッハトルテ"が有名と書いてあったので、オーダーしたのですが、期待しすぎていたせいか、あまり美味しいと思えませんでした…。"ウィンナー・コーヒー"もアレ?っという感じ。
"ザッハトルテ"も"ウィンナー・コーヒー"も本場、ウィーンで食べたほうがよいってことでしょうか。今回の旅ではウィーンに行けなかったので、次の旅行の時は、ぜひウィーンに行きたいと思います。 -
今日は晴れました!でも今度はすっごく暑いです!クラクラ〜。
ザルツブルクで何がよかった?と聞かれたら、私は"ザルツァッハ川"と答えます。この川なぜか好きなんです。夕暮れに川沿い散歩したり、ベンチに座って、ただ川が流れていくのを眺めていたりしました。 -
ザルツァッハ川に架かる歩行者用の橋 "モーツァルト小橋"です。
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晴れた日に、新市街側から見た"ザルツァッハ川"と"旧市街"と丘にそびえる"ホーエンザルツブルク城塞"です。
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まずは、モーツァルト広場の"モーツァルト像"へ。
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モーツァルト広場から少し離れた場所にある"モーツァルトの生家"です。
1756年1月27日の夜、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、この家の4階で誕生しました!
4階の窓の上に、"ここですよ"って感じでマークが付いています。紋章?家紋? -
"レジデンツ広場"
レジデンツ広場の中央にある"噴水"と、その後ろにある"新レジデンツの塔"。
新レジデンツの塔(鐘楼)には、グロッケンシュピール(カリヨン・組み鐘)が取り付けられており、毎日、7時、11時、18時にモーツァルトのメロディを奏でます。ちょっとベルギーのブルージュを思い出しました。 -
レジデンツ広場中央の"バロック式の大噴水"はちょっと面白いです。
お馬さんの鼻からピューと水が吹き出ています。
お馬さんの後ろの建物は、大司教の宮殿レジデンツです。 -
司教座がおかれている"大聖堂"です。
774年に創建、12世紀に後期ロマネスク様式に改築、16世紀に火災で焼失、第二次世界大戦で被災されたが、1956年に修復されたそうです。
そして現在は両側の2本の塔が修復中です。広告で覆われています。 -
大司教広場に立つ"マリア像"です。
ある角度から見ると、大聖堂の壁面の天使たちが冠を載せるように見えます。 -
モーツアルトが洗礼を受け、オルガンを奏者を務めたこともある大聖堂です。
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この大聖堂のパイプオルガンはヨーロッパ最大級と言われ、6000本のパイプが使用されているそうです。
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ドームが美しい!神々しいですね。
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階段を上って"ドーム博物館"に行きました。
博物館内は写真撮影は禁止でしたが、日本語オーディオガイドがありました。ザルツブルクの富を誇る金銀財宝がありました。いろいろな種類の宝石と金で造られたロザリオには目がくらみました〜。
"ドーム博物館"を出ると、この大聖堂の中で一番大きなパイプオルガンのそばに来ることができます。大きすぎてカメラに収まりきれません。 -
広場で巨大なチェスをやってました。
この大きさで将棋だったらもっと辛そう・・・。きっと最後は体力勝負。 -
山の上にそびえるホーエンザルツブルク城塞へ上ります!
ケーブルカーもありますが、なんとなく登ってみました。 -
通行門?関所みたいなところだったんでしょうか?
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はぁはぁ〜、ぜぇぜぇ〜、息が切れます。
結構急な勾配です。日頃、運動不足なので辛いです。 -
さすが城塞です。進入困難。
ホーエンザルツブルク城は、1077年大司教ゲープハルト1世が皇帝派に対抗するため、建築した防衛施設です。
当時、神聖ローマ皇帝と教皇の間に聖職叙任権をめぐる闘争がありました。 -
石垣からも生えてきている強く可憐な花を見て、一休み。
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可憐な感じ。
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みんなバテてます・・・。
あと、もう少し! -
登りきると、すごい絶景!
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遠くには山が見えます。
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"ウンタースベルク山"です。
涼しそう。 -
旧市街を見下ろします。
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城の要塞の部分が見えます。
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城塞の中庭も見えます。
真ん中にポツンとある家がかわいいです。 -
城の中に入ります。日本語オーディオガイド付です。
歴代の大司教がずらり。 -
1077年に造られたホーエンザルツブルク城は、初めは小規模でしたが、1500年頃にレオンハルト・フォン・コイチャッハ大司教が強固な城塞にしました。
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ここは拷問部屋です。
ホーエンザルツブルク城は、牢獄としても利用されたそうです。 -
城からだと大聖堂の全体がよく見えます。
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ホーエンザルツブルク城は、外敵に占領された事がないのだそうです。
そのためヨーロッパ中世のものとしては、完璧に保存された希な例となっています。 -
ここの大砲は大聖堂に向いている?
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2匹のユニコーンが迎えてくれる"ミラベル庭園"です。
ギリシャ神話にヒントを得た石像や花壇、噴水、庭木が美しく配置されています。 -
美しい庭園です。
"ミラベル"とは"美しい眺め"という意味だそうです。 -
西洋ツバキの花です。
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迷路みたいです。
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ミラベル宮殿です。
宮殿は1606年、大司教ヴォルフ・ディートリッヒ公が、愛人のサロメ・アルトと子供たちのために建てたものです。 -
ミラベル宮殿前の噴水です。
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ペガサスの像。
ザルツブルクには"馬"の像が多い気がします。 -
いろいろな石像が並んでいます。
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門も石像で。
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夕暮れの"旧市街"と"ホーエンザルツブルク城塞"。
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旧市街がライトアップされてきました。
最後まで見ていただいてありがとうございます。
次は、スイス・ベルニナ急行に乗ります。
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