エジプト・Ｂ級グルメ編

2007/05/10 - 2007/05/18

エジプトで体験した飲み物・食べ物編です。
今年の夏は日本も大変暑かったのですが、カルカディーヤやシャーイビナーナーが無性に飲みたくなることが何度となくありました。
外国人を意識して中途半端に高級そうなお店に行くよりも、庶民の行く屋台やレストランのほうが安くてうまいのでは、と思えるのは気のせいでしょうか。もともと日本よりも物価が安いので食事は安く上げることができます。

とかく海外では食事に期待しないのが鉄則だと考えてます。おいしいと感じても体に合わなかったり、日本での食事が一番ということになりますので．．．期待せずに食べたら安いのに結構イケルのでは、というのがちょっと嬉しかったりします。

１£Ｅ（エジプトポンド）＝２１．２９円（当時）

エリア エジプト

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 自転車
• 航空会社: エミレーツ航空

ジューススタンドで飲むフレッシュジュース。
エジプト（アフリカ）のオレンジは有名らしい。ただし秋から春にかけてが旬で夏は一休みのよう。カイロの空港ロビーで隣だった人は、仕事でパキスタンから買い付けに来たとのこと。

カイロ、タラアト・ハルブ広場近くで３£Ｅ。やや高めの相場と思われる。
オレンジ以外にも旬のフルーツであれば味はイケルはず。

コクテール
イチゴ、バナナ、牛乳の入ったミックスジュース。
１．２５£Ｅ。観光客のあまり来ない路地に入ると途端に値段が安くなる。カイロ、スーク・イル・アタバの周辺にて。

ハーンハリーリで見かけた カルカデ（ハイビスカス）と「何とか」のカクテル
冷たくて甘くておいしかった。しかも安い。「何とか」を何度か説明してもらったが、何度聞いてもさっぱりわからなかった。誰かわかる方、教えてください。
一杯０．５£Ｅ。ただしグラスまわし飲み。

カルカディーヤ（ハイビスカスティー）
ルクソールにて。暑さもあってアイスで頼んだところ、かち割り氷風にビニル袋に入ってでてきました。お腹を壊すので「氷」は要注意とは聞いていたものの、無事に済みました（たまたまかもしれません）。ほんのり甘みがあるのにさっぱりしていておいしかった。

Bondk コシャリ屋
「歩き方」ルクソールに掲載されているお店。２Ｆのテーブル席で落ち着いて食事ができるのと、通りの眺めがいかにもルクソール、エジプト的で２日連続で昼食をとりました。

コシャリ
サイズは 大・中・小 選べて、写真は 中 ３£Ｅ。

シャーイ・ビ・ナーナー
エジプトでは定番とも言われるミント入りの紅茶。
熱々のホットなのにグラスのため最初は手で持てません。砂糖をたっぷり入れてもミントがすがすがしく感じます。
２£Ｅ。コシャリ屋でメニューを見ずに頼んでみたら出してくれました。もしかしたら近所の店から調達してきてくれたのかもしれません。
自分の店になくても近所から引っ張ってくるなんてのはよく見かけました。

アイス屋
ルクソール Bondk の手前、三叉路にあったアイス屋。
メロンシャーベットを指差しで頼む。さぱりしていておいしかった。

シュワルマ（サンドイッチ）とターメイヤ（コロッケ）
アエーシ（パン）２枚にそれぞれ好きな具を指差しで頼み、ターメイヤ（コロッケ）２個とトルシー（漬け物）、あわせて３£Ｅ。

ターメイヤを店先で揚げているところ
たしか、２個で０．５£Ｅ。

シュワルマ（サンドイッチ）の具
ガラスケースの中をお店の人側から写真撮らさせてもらいました。

モロヘイヤスープ
３．５£Ｅ。ルクソール EL SALAM HOTEL / High Life にて。

帰国してから日本でも真似して作ってみました。ヤマイモを入れるとねばりが増して、それらしい味になりました。

ハマーム・マフシー
見た目は鳩の丸焼きですが、ローストチキンに似た味で中には米が詰まっていました。
カルカディーヤとあわせて２１£Ｅ。

ルクソールでは Amoun というお店に行きたかったのですが、神殿裏の道路拡幅工事のため見つけられませんでした。レンタサイクルを借りた義理もあり、EL SALAM HOTEL という安宿の最上階にあるちょっとした食事スペース、High Life にて。

そういえば、道端やスークでよく鳩（ハマーム）を売っていました。

こちらはナイル川でとれた魚。
魚料理は試しませんでしたが、イケルらしいです。
日かげで時折水をかけながら売ってました。
個人的に淡水系の魚はちょっと苦手です。

食料品スークで見かけたウサギ。
食べられてしまうのですね．．．

WADYELNILE RESTOURANT
アブシンベルのレストラン
英語のスペルが違うような気がしますがご愛嬌です。
ツアーだとホテルで食事となるため、まず訪れることはないと思います。
メニューはなく、「チキンでよいか？」と尋ねられ、じゃあそれで。出てきたのが次の定食になります。

（その１）
アエーシ
タヒーナ
豆のスープ
豆の煮込み

いずれも、さっぱりした感じで
日本人の口に合うほうではなかろうか。

（その２）
チキン
あと、 サラダ（トマト） と コーラ を頼む。
以上で ４５£Ｅ。
ボリュームがあり過ぎて最後まで食べ切れなかった。

エジプトに着いて初のレストランということもあり、定食代の相場がわからず。
（もしかして、２倍くらい払ってるのでは？）

DRWEESH RESTAURANT
「歩き方」で安くておいしいと評判のお店。
アスワン駅のすぐ近く。

カバブハーラ （羊肉のシチュー） 定食
１１£Ｅ ＋ コーラ ２£Ｅ
アラビア語メニューだと １０£Ｅ と読めたが、観光客向けは こちらだからと英語メニューと差し替えられる。
チップといった意味合いなのかもしれないが、僅かではあるが １£Ｅ 高い。
確かに安くておいしかった。
それにしてもアブシンベルの ４５£Ｅ は高過ぎたか．．．

番外編：ポカリスエット粉末
ツアーで行かれた方の話でもかなりの確率で下痢になるようです。昔、上海に出張した際にシュリンプカクテル（生のエビ）で大当たりして悲惨だったことがあります。荷物になるので迷いましたが、下痢や体調不良に備えて持参しました。エジプトで手に入るのはミネラルウォーターや炭酸といったパターンが多くなりますので、結局は毎日のように作っては５袋を使い切りました。宿が空いていれば昼寝するなど休息も取るように心掛けていました。生水、氷、生野菜、ミネラルウォーターの硬度は警戒すべしと言われています。結果としてお腹を壊すことはありませんでしたが、今回はたまたまだったのかもしれません。