2007/05 - 2007/05
239位(同エリア594件中)
yokoさん
ユーレイルグローバスパスを使って、ヨーロッパ周遊・女一人旅&安宿探しをしてきました。
ICEに乗ってドイツ・ライン川流域へ。ライン川はアルプスの支流から、ドイツとフランスの国境を北に流れ、ボン、ケルン、デュッセルドルフなどを通り、オランダのロッテルダムから北海へと注ぐ、全長約1320kmの大河川です。ドイツ人はこの川を"父なる川"と呼んでいるそうです。川沿いの小高い丘には古城がたくさんあります。中世の諸侯たちは、自分の領土を主張するために、競って城を建てたそうです。
ライン川流域の小さな街・リューデスハイムに泊まり、遊覧船でライン川下り&ライン川上りと雄大なライン川を満喫してきました。
写真は電車から撮ったローレライの風景です。
今回の旅で訪れた国は、ルクセンブルク→ベルギー→オランダ→ドイツ→オーストリア→スイス→フランスです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
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ドイツが誇る高速列車ICEに乗って、アムステルダムからケルンまで。
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ICEの運転席。かっこいい!
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1等車の車内はこんな感じです。
椅子の座り心地がよくて、すごく快適な旅でした。 -
ケルン駅、コブレンツ駅で乗り換えて、
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ラインの真珠とも呼ばれる小さな可愛らしい街、リューデスハイムに到着です。
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リューデスハイムはドイツ有数の白ワインの産地。
ブドウがずらっと並んでいます。 -
今日の宿は"トラップ"というホテル。
駅から徒歩10分、観光船の船着場から徒歩3分です。予約せずに当日に訪ねてみましたが、レセプションの女性が親切で、部屋も素敵だったので、ここに決めました。アヒルのマスコットがあちこちにある可愛らしいホテルです。
朝食はコールドブッフェ。数種類のパン、ハム、チーズ、野菜、フルーツ、ゆで卵と品数がありました。 -
シングルルームは、1泊58ユーロでした。
可動式シャワー付き、トイレ付き、バスタブなし。
新しいもので、きれいに清掃されていました。 -
シングルルームなのに、こんな可愛らしいお部屋なんです。
テレビあり、小型冷蔵庫あり。中にはミネラルウォーターがありました。レセプションでワインも売っています。
ミニテーブルの上にはポプリもありました。
特に女性の方にお勧めのホテルです。 -
リューデスハイムの街を探索。
小さな街です。
ここは昼の"つぐみ横丁" -
ちょっとオリエンタルな屋根の教会です。
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ここはとても可愛らしい市庁舎。
現在も使われています。 -
ヨーロッパの空は、飛行機雲がよく見えます。
この日は飛行機雲が何本も交差してました。 -
リューデスハイムの町が夕暮れタイムになってきました。
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みんな音楽を聴きながらワインを飲んで、音楽に合わせて踊ったりして楽しそう。
昼は老若男女が訪れるリューデスハイムですが、夜は年配の方が多いです。 -
夜のつぐみ横丁。にぎやかです。
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つぐみ横丁にはレストランやワイン店が並んでいます。
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いよいよライン川下りの遊覧船に乗ります!
KDライン観光船は、ユーレイルグローバスパスで乗ることができます。
日本人の5つの団体旅行客と途中まで一緒になりました。ちょっと騒がしかったですが、船内放送で日本語のライン川と古城の説明を聞くことができたり、貴腐ワインやアイスワインを試飲できて、ラッキーでした。 -
まず、見えてきたのが"ネズミの塔"
13世紀にマインツの大司教が周囲の城の偵察と、船から通行税を取り立てるために建てたものです。"ネズミの塔"と言われる由来は、重税を強いるその大司教がこの塔の中でネズミに食い殺されてしまったからなんだそうです!
現在、このネズミの塔は船の信号塔として活躍しています。 -
"エーレンフェルス城跡"
13世紀初頭に、ライン川を往航する船から、関税を徴収するために建てられた城。
14世紀中期以後、強固な城として戦いに使われたそうですが、17世紀後半に落城し、現在は廃墟のままで残っています -
"アスマンスハウゼンの街"
ドイツでは比較的少ない赤ワインの名産地です。 -
"ラインシュタイン城"
この城はライン河畔で最も美しい城の一つと言われています。現在の建物は何度か改修された姿。 -
"ライヒェンシュタイン城"
12世紀に建てられたゴシック建築が美しいお城です。現在は古城ホテルとして宿泊が可能です。 -
"ゾーネック城"
11世紀に建てられ、13世紀には盗賊騎士の城として悪名が高かった。17世紀後半にフランス軍によって爆破されたが、19世紀半ばに再建されたそう。
なんかかっこいい!私はこのお城、好きです。 -
"ハイムブルク城"と"ニーダーハイムバッハの街"
"ハイムブルク城"は、現在は個人所有のため、非公開だそうです。古城ホテルか別荘にでもするのかな? -
"フュルステンブルク城跡"
ケルンの大司教が13世紀前期に建立した城。バッハーラッハの所領保護ということになっていましたが、実際はライン河の通行税を取り立てるためであったそう。1689年フランス軍により破壊され塔のみ残りました。現在はワインの貯蔵庫として使われていますが、見学は出来ないそうです。 -
ロルヒハウゼンの街並み。
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"シュタールエック城"
12世紀に建てられたホーエンシュタウフェン王家の居城。30年戦争の時に破壊され修復されましたが、17世紀にフランス軍に破壊され廃墟となってしまいました。現在は修復され、ユースホステルとして利用されています。 -
"バッハラッハの街"
1000年以上の歴史を有するバッハラッハ。ワインの産地としても有名で、毎年6月と10月にワイン祭りが行われます。町の名前はギリシャ神話の酒の神様の"バッカス"に由来しているという説もあるそうです。 -
ライン川の流れは雄大で美しいです。
ベネルクスでは曇りの日が続き、肌寒かったのですが、ドイツに来てからは天気がよく、暑いくらいです。船の甲板に寝そべって、ライン川を眺めるのは気持ちがいいです。 -
ライン川沿いの斜面には、たくさんのブドウ畑があります。
斜面にあるブドウ畑は太陽の光を充分に吸収し、さらに太陽の光がライン川によって反射され、2度太陽の光を浴びる事が出来るため、ライン川流域はワイン造りに最高の場所だといわれています。
ライン川流域で取れるワインをラインガウといいます。 -
"プファルツ城"
川の通行税徴収の目的で中州に建てられた税関だったお城。水の抵抗を少なくするため、船の形なのだそうです。過去650年間、一度も敵の手に落ちたことがなく、洪水などでも被害を受けたこともなく、18世紀後期に外壁を補強したのみで、屋根の部分は当時のまま。丈夫で長持ちのお城です。 -
横から見た"プファルツ城"。本当に船のような形をしていますね。
背後には"グーテンフェルス城"が見えてきました。 -
"グーテンフェルス城"
1200年ごろに建てられたお城。ファルケンシュナイター一家のものをプファルツ侯爵が街ごと買い取ったそうです。現在は古城ホテルになっています。 -
"カウプ"の街に着きました。
カウプは10世紀からの古い街。ライン川に面してブリュッヒャー元帥の像が立てられています。ブリュッヒャー元帥は、ナポレオンの軍隊が退却する際、この場所で対岸へ橋を渡し、約10万もの兵隊がその橋を渡り、ナポレオン軍を追跡したといわれています。 -
"オーバーヴェーゼル"の街と"シェーンブルク城"が見えてきました。
オーバーヴェーゼルの街は"塔の街"。昔は21個の塔があったそうです。現在でも18個の塔あり、ライン地方で最も塔が多い街です。
何で塔を建てるのかな?イタリアのサン・ジミニャーノのように貴族の権力の象徴のためでしょうか。サン・ジミニャーノの旅行記は↓
http://4travel.jp/traveler/yoko-saisai/album/10102197/ -
"シェーンブルク城"
美しいの姿にちなんで、ドイツをで『美しい城』を意味する「シェーンブルク」の名が付けられました。現在はホテルになっています。 -
段々畑のようなブドウ畑です。太陽の光を十分に当てるため、このような急斜面にもブドウは畑を作ったのだと思います。
船に乗りながら、ライン川流域で造られるワイン・ラインガウを飲みました。甘めですごくフルーティな白ワインです。アルコールがあまり飲めない私にも美味しかったです。 -
シェーンブルク城を過ぎたあたりから、川幅が狭くなり、水深も浅くなってきました。
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"ローレライ"が見えてきました。高さ130メートルの絶壁です。船から見ると本当に大きくて大迫力です。
船のスピーカーから、ハイネ作詞、ズィルヒャー作曲の有名な『ローレライ』の音楽がが流れてきます。
この辺りは、川幅はライン川で最も狭い113m、深さも25m程、さらに川床にはたくさんの岩礁あります。そのため舟人にとってここは最大の難所でした。 -
交通の難所のため「この岩の上には金髪の水の精たちが住み、船が通ると甘美な歌声を響かせる。船乗りたちはその美しい姿と、歌声に魅せられ、うっかり舵を取り損ねて命を落としてしまう」という伝説がありました。ローレライとは妖精の岩という意味なのだそうです。
この岩の名が世界中に知れ渡ったのは、ハイネ作詞、ズィルヒャー作曲の『ローレライ』の歌が世界中で大変有名になったためだそうです。 -
歌が有名になりすぎたため、ローレライの岩は"がっかりスポット"とも呼ばれているそうです。「ガッカリするよ〜」と事前に聞いていたので、私はそんなにガッカリしませんでしたが、周りの日本人団体観光客の中には「これだけ?!」と、ガッカリしている方もいました。
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ローレライを過ぎると"ザンクト・ゴアール"の街に到着です。
ローレライの難所をを無事抜け出ることのできた船乗り達は神への感謝のため、献げ物をする習慣があったそうです。
ここで日本人団体観光客がドドッと降りていきました。 -
"ラインフェルス城"
13世紀半ばに建てられたお城。バロック様式の要塞建築に強化され、ドイツで最も堅固な城となったが、18世紀後半にフランス軍に引き渡され、爆破されたそうです。20世紀前半に再建されています。 -
"ザンクト・ゴアースハウゼン"の街並みと"ネコ城"
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"ネコ城"
14世紀後半に、カッツェン・エーレン・ボーゲン伯爵(猫のひじ伯爵)によって、税金を取り立てるために建てられたそうです。1700年以降廃墟となっていましたが、19世紀末に再建されてました。
伯爵の名の一部"カッツェKatze"とは、"猫"を意味するのだそうです。 -
"ザンクト・ゴアルスハウゼン"
ローレライの崖とネコ城がある観光の街。ローレライの頂上にも登れるそうです。有名な花火大会も行われるとか。
ここで残りの日本人団体旅行客が降りていきました。日本人団体旅行客が降りると、高級ワインの試飲も、スピーカーからの日本語での解説もなくなってしまいました。ちょっと残念。 -
"ネズミ城"
正式名は"トゥルンブルク城"。13世紀にトリアー大司教が建てた小さな城。カッツェン・エーレン・ボーゲン家がネコ城を建て、権力を誇示する為に、大司教の城を「ネズミ城」と皮肉り、それ以後このあだ名で呼ばれるようになったそうです。 -
『反目する兄弟』の伝説のある"シュテレンベルク城"と"リーベンシュタイン城"。
『妻を早く亡くした騎士が自分と、残された二人の兄弟の世話をさせるために、若い美しい乙女を城に迎えた。兄弟は2人ともこの娘に惹かれたが、娘は弟の方に思いを寄せた。弟は十字軍遠征で聖地へ行くことなり、乙女は貞節を守り愛する弟の帰りを待った。しかし数年後、弟はギリシャ人の妻を連れて帰ってきた。父親はその弟夫婦のために隣に城を建て「愛の岩」と名づけた。弟の不誠実に怒った兄は、その城を高い壁で覆わせた。
ある日この兄弟が教会で出会った際、争いとなり
剣で戦い始めた。その仲裁に入った乙女に剣が刺さり、兄弟も共に傷つき亡くなった。さらに父親も驚愕のあまり命を絶えてしまった。』 -
"リーベンシュタイン城"
神聖ローマ帝国の城として、1200年頃築かれた城。約100年後、隣の"シュテレンベルク城"がトリアー大司教の所領となり、その時に目隠しとして「城壁」が作られたのだそうです。 -
"シュテレンベルク城"
隣の"リーベンシュタイン城"が建てられた約100年後にトリアー大司教の所領となりました。 -
"ボッパルトの街"
とんがり屋根のかわいらしい街並です。塔のある教会は聖セヴェルス教会です。
私はボッパルトで、ライン下りの遊覧船から降りました。 -
緑の中を駆け抜けていく真っ赤なIC列車。
-
ライン川下りは写真を撮るのに忙しかったので、帰りはボッパルトから乗船し、のんびりとリューデスハイムまでライン川上りをしました。
私のほかに日本人はいなく、乗客の皆さんは甲板でごろごろと日光浴をしていました。私も甲板の"日陰"でごろごろ。
ライン川観光、楽しかったです。
最後まで見ていただいてありがとうございます。
次は、ドイツ・ハイデルベルクに行きます。
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この旅行記へのコメント (5)
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- きゃんさんさん 2007/09/09 22:36:03
- クルーズ気分です
- こんばんは。
ライン川クルーズ楽しく
見させて頂きました。
分かりやすい解説付きで
こちらもクルーズした気分
になりました(^^)。
- yokoさん からの返信 2007/09/11 18:03:29
- RE: クルーズ気分です
- きゃんさん、こんにちは。
ご訪問&メッセージありがとうございます。
ライン川下りの遊覧船に乗ったとき、ちょうど
何組かの日本人団体旅行客と一緒だったので、
船内放送は、ドイツ語、英語、日本語でした。
お城の解説等は日本語放送を参考にしました(^^)。
きゃんさんは北欧がお好きなのですね。旅行記を拝見しました。
私も最近北欧に興味を持っていて、来年の夏休みは各都市周遊後、
ノースカップへ行ってみたいなぁと思っています。
- きゃんさんさん からの返信 2007/09/15 23:11:01
- ノースカップですか
- yoko-saisaiさん、ご返信
ありがとうございます。
北欧も美しい街並みが多い
ところですよ(^^)。コペンハ
ーゲン、イェーテボリ等寄っ
てみる価値ありですよ。
ノースカップへ行ってみたい
のですね。私もここには行った
事はないです。行ったらぜひ旅
行紀に記載して下さい♪
-
- パパスさん 2007/09/09 19:16:40
- ラインクルーズ♪
- プファルツ城も化粧直しが出来て綺麗に仕上がっていますね。
パパスが行った時は工事中でネットに覆われていました。(日頃の行い?)
でもとても気持ち良い天気で羨ましいです。
パパスが行く時も今度こそ絶対天気にしてみせます!
パパス。
- yokoさん からの返信 2007/09/11 18:01:54
- RE: ラインクルーズ♪
- パパスさん、こんにちは。
いつもメッセージをありがとうございます。
パパスさんの真冬のライン川下りを拝見しました。
プファルツ城は、化粧直し中だったんですね。
そのおかげで、今回、綺麗なプファルツ城を見られました。m(_ _)m
旅行の良し悪しは、天気にも左右されますよね。
今回のヨーロッパ旅行では、ライン川下りの日が一番天気がよかったように思います。
ベネルクスではいつも曇りで寒くて、ブルブル震えていました(笑)。
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