2007/08/11 - 2007/08/19
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worldspanさん
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タジキスタンの首都ドゥシャンベにはキルギスのビシュケクから空路目指したわけだが、ビシュケクでは”SOC6(上海機構、上海シックスとも言う。ロシア、中国、カザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、タジキスタンで構成)”の国家元首が勢揃いしていた為、空港は日中閉鎖されていた。そのせいで全てのフライト時間が夜中から朝方に変更されてしまい、私のフライトもその例外ではなかった。本来であればドゥシャンベに到着する時間も昼過ぎのちょうど良い時間帯だったのだが、ビシュケクからのフライトが深夜0時過ぎ、その為ドゥシャンベに到着したのが夜中の2時を回っていた。更にビザカウンターの領事の到着の遅れもあって、入国できたのが夜明け前の4時のことだ。
本来であればタジキスタンに一ヶ月くらい滞在し、北部のホジャンドや、山岳地帯、そしてタジキスタンの飛び地を見て回りたかったが、残念ながら時間に余裕がない為に首都のドゥシャンベだけの滞在である。
ドゥシャンベは山岳の谷間に作られた町の印象が強い。ワルゾーフ川が南北に、町に沿って流れ、街も北へ進むと徐々に勾配がきつくなっていく。こうした勾配のついた町は中央アジアでは珍しくない。キルギスの首都ビシュケクやカザフスタンのかつての首都アルマトゥイは町の南部に天山山脈の支脈を要する為、南に進むに連れて町の勾配がきつくなる。
タジキスタンはソ連崩壊後92年から内戦に発展しする。ソ連時代中央政府との結びつきの強い、タジク第二の町ホジャンドを中心とする北部閥と南部のクリャブ閥が同盟を結び、民主派とイスラム派、中部の町ガルムを中心としたガルム閥、東部の山岳バダフシャーン閥の反対勢力との激しい内戦が繰り広げられた。
クリャブ閥のラフモーノフが大統領に就任後ロシアや中央アジア諸国がCIS平和維持軍を投入の効果も現れ、97年にようやく両者が和解し内戦は終結する。現在北部のホジャンドや首都のドゥシャンベでは内戦後の復興が進んでいる。
内戦終結から10年を経てドゥシャンベに訪れたわけだが、内戦の傷跡は全く見えない。まるで内戦なんてなかったかのような落ち着いた雰囲気だった。しかし首都とは思えぬほどの町の静寂だ。GDPはプラスに転じているとはいえ活気を感じられないのは産業が不足しているからなのだろうか?GDPの大半が出稼ぎによるものであるというのも納得できる。
それにしても驚かされたのは、中央アジアではカザフに次いで経済成長を続けるキルギスと比較しても物価が非常に高い。タクシー(白タク)だがキルギスでの言い値の二倍はする。そしてシャウルマというケバブの一種を食べるとキルギスでは日本円で50〜70円で食べる事ができるが、ドゥシャンベでは何と150〜170円!中央アジアで最も物価の高いと言われるカザフスタンでもそこまでの値段はしない。一般人はどうやってシャウルマのお金を支払っているのだろうか?どうやって生活をしているのか??内戦の影響をまだ経済が引きずっているとでも言うのだろうか? 旧ソ連を形成した15の共和国の中で最も後進国であり、生活水準が最も低い国だとは思えぬ物価の高さだ。
ドゥシャンベを歩いて感じたのが女性の派手な衣装。色鮮やかなワンピース風の衣装を身に纏い、涼しそうな格好をしていること。そして中にはハッとするほど美麗な女性が少なくない。タジク人はキルギスやウズベク、カザフ人と異なり、イラン系民族。周辺国の民族と比べても、彫が深く濃い顔をしているが、混血が進んでいるせいでイランほど濃い顔ではない。周辺国でもタジク人の女性は美人が多いということは以前より言われている。目と眉毛がキリッとし、鼻が高いタジク人の女性が通りすがると思わず振り返ってしまうほどだ。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国南方航空
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今回宿泊したホテルタジキスタン。
一泊ツイン朝食付きで50US$。
典型的なソ連スタイル8階まで階があるにもかかわらずエレベータは壊れているので階段を登らねばならない。幸い自分は三階だったから良かったけど8階だったら悲劇としか言い様がない。 -
ホテルのバルコニーに出てみてビックリ!隣の部屋と思いっきりつながってるヤン!しかもバルコニーと部屋を仕切る扉の鍵が壊れて閉まらないから隣室から容易に侵入可能!さすが旧ソ連のインツーリスト系ホテル。室内は綺麗ですが、寝返りを打つたびにミシミシ悲鳴を上げる古ベッド、ネスカフェやティーパックが置いてあるにも拘らず湯沸かし器が置かれていない。幸い私は携帯湯沸かし器を常備しているので問題ないが。
そしてクローゼットはあるが、取っ手が取れてあけることすらできない・・・。う〜んインツーリストの香りが漂うとても懐かしいホテル!この不便さが旧ソ連を髣髴させ、昔を思い出させてくれる。 -
部屋に装備されたエアコン。
エアコンのスイッチを入れているときは吹き出し口を瞑ってしまうので、カーテンを閉めることができない。隣室の人がバルコニーにいたら室内丸見え! -
バスルーム。幸いお湯は出るが、トイレとシャワーの隔壁がないので、シャワーを浴びるとトイレの床が水まみれ。水シャワーでないだけましか。。。
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ホテルの薄暗い通路。知る人ぞ知るインツーリストホテルの香り漂う。。
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ホテルの薄暗いレストラン。9時半頃に赴いたが、殆ど食べている人はいない。
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ホテルの食事はバイキング形式。とはいえ見ての通り大したものはない。しかし朝食にクレープがあるところは旧ソ連らしい。クレープにサワークリームを塗って食べるのがロシアの朝食。
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ドゥシャンベの北部に位置するワルゾーブバザール。・・・余り活気がない。
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ワルゾーブバザールの親子
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タジク人の女性の一般的な服装。こうしたワンピースで色鮮やかな服を着ています。
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首都のバザールにしては閑散としているような・・・。
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穀物を売る女性。こうした穀物はどうやって料理するのか、次回中央アジアに赴いた時に料理の仕方を勉強して買ってみたいと思います。
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バザールの入口。見ての通り本当に活気が今一つでした。
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間違いなくタジキスタンを代表する建築物に上げられるチャイハネ・ロハト。ここには訪れたかった♪
涼しそうなこの建築スタイルは最高です。 -
天井には美しい装飾が施されています。まるでサマルカンドやブハラのモスクやマドラサを髣髴させます。因みにサマルカンドやブハラはタジク人の町です。タジク人の建築美のセンスがこれでわかりますよね。
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チャイハネというと、ベッドのような上にちゃぶ台を置き、ベッドの上に座って飲茶を楽しむのが中央アジアのスタイル。流石にここまで大きなチャイハネになるとそういうわけでもないですが、雰囲気は最高です。
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店員さんも色鮮やかな服を着ています。女性の鮮やかな服装もこうした派手な装飾を施されているタジクの建築美に起因するような気がします。よく似てますもん!
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チャイ
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ロハトの全景
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チャイハネ・ロハトの直ぐそばに位置する大統領官邸。
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ドゥシャンベきっての百貨店ツム。
ツムというともう少し大きくて繁盛しているような印象が強いのですが、ここのツムはとても静かで活気が全くありません。店内が薄暗いのは他のどの旧ソ連のツムとも変わりありませんが。 -
町のメインストリート、ルダーキ通り。
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ルダーキ通りに位置するコンサートホール
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市内中心部に位置するサーマーニー像
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緑の多いドゥシャンベ。一見とても内戦の舞台になった町にはとても見えません。
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オペラ・バレエ劇場。旧ソ連だけあって素晴らしい劇場が作られています。
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ドゥシャンベ駅。国内線も全て隣国ウズベキスタンやトルクメニスタンを通過するので査証が必要となり、一般の旅行者には使いにくいかもしれません。
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