滝めぐりシリーズ３４　黒滝　兵庫県三木市吉川町

2007/08/05 - 2007/08/05

黒滝はマイナーな滝で、よほどの滝好きか地元の人でないと知らないような滝ですが、日本の滝では少し変わった滝なので、機会があれば行ってみようと思っていました。自宅から車で１時間少々で行くことができますが、そのためだけに行く気もしませんでした。
西光寺山から下山して、車のナビを見ると意外と近いことに気付き、寄ってみることにしました。しかし案内表示等はなく、迷いましたが、何とかたどり着きました。
滝は写真の通り、幅の広い形状で、一般的には山の中の崖を落ちる滝の多い日本にあって、趣の異なるものでした。滝のそばには解説板などがあり、三木市のホームページでも紹介されているのですが、川にはゴミが放置してあったりと、もう少し何とかならんもんかとも思いました。

エリア 多可・西脇・加東(兵庫)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

黒滝は美嚢川にかかる滝で、高さ４ｍ幅３０ｍの滝です。まわりは田んぼだらけで、ぱっと見人工の堰堤のようにも見えますが、れっきとした自然の滝です。水質がねぇ。

梅雨明け間もない頃であり、水量はそこそこです。

実は前３枚の写真は、本来黒滝を訪れる人が来るのとは対岸で撮影しました。車で走行中、橋からたまたま見つけたので、適当に狭い道を入っていくと畦道になり、行けるところまで行って車を置いて滝を目指すと着いてしまったわけです。車に戻るとたまたま農作業をされていた近くの農家の人に聞くと、ちゃんとした行き方を教えていただきました。
しかし、車を停めるスペースもありません。やむなく狭い道に路駐しましたが、ほとんど行き止まりのようなところなので問題はありませんが…
滝のそばにはこのような案内板があります。東はりま加古川水の新百景にも選ばれており、「万八狸とお万狐」という民話も残っているようです。

一応公園のように整備されてはいますが、駐車場くらいないと私のような滝好きの物好きしか来ないような気がします。水が綺麗ならそれなりに水遊びもできそうなところではあります。

横から見るとなんとなくナイアガラの滝の超ミニチュアに見えませんか？無理がありそう…

ほぼ正面から見るとこんな感じです。滝好きの方は近くを通りかかった際にはどうぞ立ち寄ってみてください。中国道の吉川ＩＣからすぐです。