2007/07/13 - 2007/07/15
129位(同エリア181件中)
NODAさん
タイ出張から帰った翌日夕方、再びバンコクに向けて飛び立ちました。
今回の目的地はカオ・プラ・ウィハーン。
9月にアンコールワットを訪れる予定があるため、その前哨戦としてタイ最大のクメール寺院に行ってみよう、というわけです。
結局、いくつかの事情で目的地には辿り着けなかったのですが、東北地方ののんびりとした空気を存分に吸った、いい旅になりました。
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僕が乗ったJAL機は予定より二時間半遅れての出発となりました。
ひとつには、タイのビザを持たない乗客を飛行機から降ろし、さらにその人の荷物を貨物室から取り出すのに時間がかかったこと、ふたつには、機体にある空気取入れ口のヒーター制御ユニットに異常が発見され、その対応に時間がかかったこと。
ひとつめは仕方ありませんが、ふたつめはねぇ。
お陰でバンコク着は午前二時、入国したのはその一時間後でした・・・ -
そのまま空港で夜明かしも良かったのですが、眠い目をこすりながら北バスターミナルに移動し、すぐにバスに乗ってタイ東北地方の主要都市であるナコーン・ラチャシマへ。約3時間の居眠りの旅となりました。
ナコーン・ラチャシマに着くと同時に今度はクメール遺跡のあるピマーイに向かいました。
ピマーイはクメール寺院と博物館しかないような小さな町です。 -
ピマーイの寺院。
ここに来たのは3度目ですが、何度見ても美しいですねぇ。 -
寺院の中にも仏像も。
静かな、穏やかな表情です。 -
お昼の、ブタ脚乗せご飯と目玉焼き。
目玉焼きでおいしさアップです。 -
庶民の足、ソンテウ。
トラックの荷台を人が乗れるように改造してあります。
乗り合いタクシーというより、乗り降り自由な市バスといったところ。
これは大型ですね。
日本では絶対に見られないようなオンボロ車も活躍しています。 -
こちらは小型ソンテウ。
まだ新車でピカピカです。
ソンテウは時間帯や路線によっては客が鈴なり状態で走るものもありますが、反対にガラガラのものも多く、運賃10バーツ程度で儲かるのかしらん、と思ってしまいます。 -
夕食の青菜とブタ肉炒め乗せごはん。
一人旅だと食事はこんなのばかりです。
でも、お腹と懐に優しいことは確実です。 -
エビたっぷりの春雨サラダ、ヤム・ウンセン。
野菜を採らねば。 -
ナコーン・ラチャシマの英雄、タオ・スラナリを祭る広場。
お参りする人が絶えません。 -
お供え物を売る屋台。
花輪はすべて手作り。 -
焼きそば(パッタイ)屋台。
一皿10バーツくらい。 -
ココナツミルクのプリンの屋台。
ひとつ35バーツで、一人で食べるには多すぎました。 -
つみれやウインナーの屋台。
おやつに食べるにはぴったり。 -
ナコーン・ラチャシマからバスで二時間走り、さらにバイクタクシーでクメール遺跡のパノム・ルンを目指します。
回りはのどかな田園風景。 -
パノム・ルンです。
丘の上に作られた大きな寺院。 -
本殿。
ピマーイの遺跡に良く似ています。
ここにも素晴らしいレリーフが沢山。 -
丘の上のパノム・ルンからの眺め。
田園風景の向こうはカンボジア。 -
お昼に食べた、イサーン名物ガイ・ヤーン(焼き鳥)とカオニャオ(もち米)。
おいしいんですよ、これが。 -
ナコーン・ラチャシマ編はこれでおしまい。
駅から列車で次の町に向かいます。
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この旅行記へのコメント (6)
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- コクリコさん 2007/08/04 20:36:16
- 美味しそうに見えるんですけど。
- NODAさん、
相変わらずタイ料理は美味しそうに見えるのですが、辛いのでしょうね?
ひとり旅だったのですね。てっきり奥様と一緒かと思っていました。
奥様とは9月にアンコール・ワットでしょうか?
9月にもまたタイ行きとはねぇ。年に何回行ってらっしゃるのでしょうか(^^;)
まぁ、会社の出張も含まれていますから良しとしましょう。
お釈迦さまの光背のナーガを見つけて喜んでいる私。
パリのギメ美術館で勉強した甲斐があったというものですね。
ピーマイやパノム・ルンの寺院のドーム(屋根と言うのでしょうか)は松ぼっくりみたいですね。
近づけてみる細かいレリーフ、神話や伝説にちなんだものなのでしょうか。
昔の人の繊細な技術には驚かされますね。
- NODAさん からの返信 2007/08/05 18:52:05
- RE: 美味しそうに見えるんですけど。
- コクリコさん、こんばんは。
タイ料理は辛い、というイメージがありますけど、辛くなくておいしいものはありますよ。バンコク編のカニ料理は辛さゼロですし、本来辛い料理も「ちょっとだけ辛くね」と言って注文すればたいてい問題ありません。(やっぱり辛いときもありますが)
僕は食べ物には保守的でいつも同じようなものばかり食べていますが、おいしいものを食べるのが好きな女性が何人かで旅をするなら、いろいろなものにチャレンジできて楽しいと思います。ただ、地方都市に行ってしまうと洒落たレストランが見つからないかもしれませんね。
フランスの美術館にもクメールの仏像が収納されているのですか。
西洋人が東洋の仏像を見たとき、どのような感じを受けるのでしょうか。興味がありますね。
ピマーイの尖塔、僕はとうもろこしに見えましたよ!
あの建物の周囲にも塔にもいろいろなレリーフがあり、それはすばらしいです。ガイド本によればパノム・ルンの彫刻は「絶頂期のクメール芸術」とのこと。ヒンドゥー教の影響を強く受けているので、タイの仏教寺院とはまったく違った面白さ、というか、見ごたえがあります。
9月のアンコールワットが楽しみです。
☆今回はヨメ連れでチェンマイ方面に行く予定でしたが、都合により一人旅となりました。年が明けてからリベンジを考えます。
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- ナーンさん 2007/07/27 14:35:56
- ナーアローイ!
- NODAさんこんにちわ、ナーンです。
コラートですか、まだ降り立ってはいません通過しただけです。
街は結構大きいんでしょう?またイサーンにも是非行きたいから、そのときに歩いてこようと思っています。
それにしてもうまそうなもの食っていますなあ〜タイ飯はシンプルなのが一番うまいですよねえ〜。カオニャオとガイヤーン・・これはもう最高の組み合わせだあ。ああ〜今日暑いからビアシン1本飲きたくなってしまいましたよう!
では、また。
ああそうそう、次回ランパーンをゆっくり歩いてこようかと考えています。NODAさんも行かれましたよね?あの街、なんかいいですよねえ〜印象に残る街なのです。
- NODAさん からの返信 2007/07/28 20:30:32
- RE: ナーアローイ!
- ナーンさん、こんばんは。
ランパーンに行かれるのですか。
僕はチェンマイからの帰り道でほんのちょっと寄っただけなので、町歩きはしていないんです。もう一度行ってはみたいのですが、短期決戦の旅だとあの辺りはちょっと行きにくいんですよね。どうしても空港のある町が第一候補となってしまいます。
コラートはタイ第二の都市、ということですが、旅行者が歩ける範囲はとても狭いです。コラートを楽しむ、というより、イサーン各地への起点になる町、といった感じですね。でも、ちょっと変わったお寺もありますし、ピマーイも近いので1〜2泊するのもいいかもしれません。
お寺については「珍寺大道場」を検索してみてください。
タイはの田舎はいいですね。
皆さんの旅行記を読んでいると、帰国したばかりだというのにまた行きたくなります。
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- めぐみ☆さん 2007/07/24 08:42:29
- 静寂
- NODAさん、連日の飛行機移動お疲れ様でした。
タイのビザを持たない乗客って…。それでも乗れる事が出来るって怖いような気がしますが…(逆を考えると…ね)
寺院と仏さま。雰囲気ありますね。
寺内は静寂が支配しているような、、厳かな感じがします。
- NODAさん からの返信 2007/07/24 22:08:00
- RE: 静寂
- こんばんは。
コメントありがとうございます。
>それでも乗れる事が出来るって怖いような気がしますが…(逆を考えると…ね)
以前、搭乗兼券を持たずに搭乗ゲートまで来ていた女の子を見たことがあります。航空会社の係員が、「どうやってここまで来たの!?」と驚いていましたが、確かにそうですよね。手荷物検査でも出国時にも搭乗券の提示を求められますから。
世の中には不思議なことが多いですね。
>寺内は静寂が支配しているような、、厳かな感じがします。
タイの仏像は、例えば広隆寺の弥勒菩薩のような落ち着いた雰囲気はあまりなく、金ぴかでどちらかというとおもしろい顔をしたものが多いようです。でもそれがお寺の本堂に入ると、何故かしっくりとくるんですよね。
あと、多くのお寺では本堂の壁にマハラバータや仏法説話の絵が描かれており、これを眺めるのも面白いと思います。
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