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7月のとある日、フランクフルトからちょこっと電車に乗って、ダルムシュタットの町を訪ねました。<br />昨今の異常気象の影響か、今年の6、7月のドイツは暑かった!!!<br />この時も信じられないくらいの暑さ。<br />日中は35℃にもなりました。<br />日本と違って湿気が少ないので、カラっとはしているのですが…でもとにかく炎天下を歩いて周るのは、予想以上に体力を奪われました。<br /><br />ダルムシュタットは、1918年までヘッセン・ダルムシュタット大公国の首都であった結構由緒のある町。<br />今回のお目当ては、「マチルダの丘」(芸術家村)。<br />ここには、ユーゲントシュティール(アール・ヌーヴォー)の建築が並んでいます。<br />なんとも不思議で優雅な空間です。<br />気候の良い時、もっと時間をかけてゆっくり見てみたい場所でした。<br />

ありえないぐらい暑い日@マチルダの丘

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2007/07 - 2007/07

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ニーコ

ニーコさん

7月のとある日、フランクフルトからちょこっと電車に乗って、ダルムシュタットの町を訪ねました。
昨今の異常気象の影響か、今年の6、7月のドイツは暑かった!!!
この時も信じられないくらいの暑さ。
日中は35℃にもなりました。
日本と違って湿気が少ないので、カラっとはしているのですが…でもとにかく炎天下を歩いて周るのは、予想以上に体力を奪われました。

ダルムシュタットは、1918年までヘッセン・ダルムシュタット大公国の首都であった結構由緒のある町。
今回のお目当ては、「マチルダの丘」(芸術家村)。
ここには、ユーゲントシュティール(アール・ヌーヴォー)の建築が並んでいます。
なんとも不思議で優雅な空間です。
気候の良い時、もっと時間をかけてゆっくり見てみたい場所でした。

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  • ダルムシュタット中央駅<br /><br />フランクフルトからダルムシュタットまではSバーンで3、40分。<br />料金は往復で(5人まで)22ユーロでした。<br />2人だったので1人、11ユーロ也。<br />もし5人だったら1人あたり、4.4ユーロとかなりオトク。

    ダルムシュタット中央駅

    フランクフルトからダルムシュタットまではSバーンで3、40分。
    料金は往復で(5人まで)22ユーロでした。
    2人だったので1人、11ユーロ也。
    もし5人だったら1人あたり、4.4ユーロとかなりオトク。

  • もうお昼時だったので、とりあえず腹ごしらえ。<br />駅前にある、以前よく行っていたビール醸造所兼ビアホールで食べることにしました。<br /><br />ここは値段も手頃で、定番のドイツ料理が楽しめます。

    もうお昼時だったので、とりあえず腹ごしらえ。
    駅前にある、以前よく行っていたビール醸造所兼ビアホールで食べることにしました。

    ここは値段も手頃で、定番のドイツ料理が楽しめます。

  • 日替わり定食。<br />この日はチキンのパプリカ・クリーム煮、野菜入りライス添え。(パン付き)<br />これで5.9ユーロだったので、なかなかリーズナブル。<br />味も普通に美味しかったです。

    日替わり定食。
    この日はチキンのパプリカ・クリーム煮、野菜入りライス添え。(パン付き)
    これで5.9ユーロだったので、なかなかリーズナブル。
    味も普通に美味しかったです。

  • F番のバスに揺られること約15分。<br />Mathildenhoeheでバスを降りて、徒歩3分くらい。<br />坂の上に「結婚記念塔」が見えてきます。

    F番のバスに揺られること約15分。
    Mathildenhoeheでバスを降りて、徒歩3分くらい。
    坂の上に「結婚記念塔」が見えてきます。

  • 結婚記念塔。<br /><br />19世紀末から20世紀始めのオーストリアの建築家、ヨゼフ・マリア・オルブリヒ(Joseph Maria Olbrich, 1867年12月22日〜1908年8月8日)の代表作のひとつ。<br /><br />(1897年にクリムトが結成したウィーン分離派に参加。展示施設のセセッション館(分離派会館、1898年)を設計した。)<br /><br />ヘッセン=ダルムシュタット公国の最後の大公 エルンスト・ルートヴィッヒ公に招かれ、ダルムシュタット芸術家村の建設にあたった。1901年に開村式が行われ、展覧会が開催された。村内に芸術家の住まいや展示会場などが作られ、その多くがオルブリヒが設計したもの。<br />特に大公の結婚を記念して建てられた結婚記念塔(1907年)が有名。大公の宣誓する手の5本指をモチーフにした特徴的なデザイン。(Wikipediaより)<br /><br />

    結婚記念塔。

    19世紀末から20世紀始めのオーストリアの建築家、ヨゼフ・マリア・オルブリヒ(Joseph Maria Olbrich, 1867年12月22日〜1908年8月8日)の代表作のひとつ。

    (1897年にクリムトが結成したウィーン分離派に参加。展示施設のセセッション館(分離派会館、1898年)を設計した。)

    ヘッセン=ダルムシュタット公国の最後の大公 エルンスト・ルートヴィッヒ公に招かれ、ダルムシュタット芸術家村の建設にあたった。1901年に開村式が行われ、展覧会が開催された。村内に芸術家の住まいや展示会場などが作られ、その多くがオルブリヒが設計したもの。
    特に大公の結婚を記念して建てられた結婚記念塔(1907年)が有名。大公の宣誓する手の5本指をモチーフにした特徴的なデザイン。(Wikipediaより)

    結婚記念塔 モニュメント・記念碑

  • 結婚記念塔の(正面)入口。<br /><br />この日は月曜日だった為、内部の見学は出来ませんでした。

    結婚記念塔の(正面)入口。

    この日は月曜日だった為、内部の見学は出来ませんでした。

  • 結婚記念塔のレリーフ。

    結婚記念塔のレリーフ。

  • (水が出ていない)噴水(多分)と結婚記念塔。

    (水が出ていない)噴水(多分)と結婚記念塔。

  • 噴水のディテール。<br />ちょっとした所、ひとつひとつが素敵。

    噴水のディテール。
    ちょっとした所、ひとつひとつが素敵。

  • こういう石像もちょっとした所に配置されている。

    こういう石像もちょっとした所に配置されている。

  • 結婚記念塔の前にある木立の並ぶ庭園。

    結婚記念塔の前にある木立の並ぶ庭園。

  • マチルダの丘、全景。<br /><br />住宅地の中にこういう場所が普通にあるのって、なんか不思議な感じです。<br />人も全然いないし、異次元空間にでも迷い込んだみたい。<br /><br />…でもとにかく暑い!!!<br />気温はなんと、35℃。<br />日本に比べて湿気が少ないので、ジリジリと焼かれる感じ…眩暈がしてくるような暑さです。

    マチルダの丘、全景。

    住宅地の中にこういう場所が普通にあるのって、なんか不思議な感じです。
    人も全然いないし、異次元空間にでも迷い込んだみたい。

    …でもとにかく暑い!!!
    気温はなんと、35℃。
    日本に比べて湿気が少ないので、ジリジリと焼かれる感じ…眩暈がしてくるような暑さです。

    マチルダの丘 博物館・美術館・ギャラリー

  • 石像と結婚記念塔。

    石像と結婚記念塔。

  • ロシア教会<br /><br />ロシア皇帝ニコライ2世が、ダルムシュタット皇女アリックスと結婚したのを機に、個人資産を投じて建てさせました。完成は1899年。設計者は俳優のペーター・ユスチノフの祖父にあたる人物で、土台の土は、はるばるロシアから運搬させたものだそうです。

    ロシア教会

    ロシア皇帝ニコライ2世が、ダルムシュタット皇女アリックスと結婚したのを機に、個人資産を投じて建てさせました。完成は1899年。設計者は俳優のペーター・ユスチノフの祖父にあたる人物で、土台の土は、はるばるロシアから運搬させたものだそうです。

  • ユーゲントシュティールの建築物が並ぶ中にひとつだけポツンと16世紀風ロシア教会があるのですが、これはこれでマチルダの丘の不思議な雰囲気にしっくりきてる。

    ユーゲントシュティールの建築物が並ぶ中にひとつだけポツンと16世紀風ロシア教会があるのですが、これはこれでマチルダの丘の不思議な雰囲気にしっくりきてる。

  • ベーレンス・ハウス(1901)<br />(ベーレンス)<br /><br />ペーター・ベーレンス(Peter Behrens, 1868年4月14日 ハンブルク〜1940年2月27日 ベルリン)は20世紀ドイツの建築家、デザイナー。<br /><br />はじめは画家であり、ウィーン分離派に参加。建築家に転じ、ムテジウスのドイツ工作連盟に参加。<br /><br />1907年電気会社AEG(Allgemeine Elektricit&amp;auml;ts-Gessellschaft)の顧問となりAEGタービン工場を設計を手がけた。これはモダニズム建築初期の代表的作品になった。また同社のガス湯沸器や照明器具、扇風機などのデザインを担当。文房具やタイプライターのデザインも手がけた。<br /><br />ヴァルター・グロピウスやミース・ファン・デル・ローエ、ル・コルビュジエも一時期ベーレンス事務所に在籍していた。モダニズム建築の発展に多大な影響を与えたことになる。(Wikipediaより)<br /><br />

    ベーレンス・ハウス(1901)
    (ベーレンス)

    ペーター・ベーレンス(Peter Behrens, 1868年4月14日 ハンブルク〜1940年2月27日 ベルリン)は20世紀ドイツの建築家、デザイナー。

    はじめは画家であり、ウィーン分離派に参加。建築家に転じ、ムテジウスのドイツ工作連盟に参加。

    1907年電気会社AEG(Allgemeine Elektricit&auml;ts-Gessellschaft)の顧問となりAEGタービン工場を設計を手がけた。これはモダニズム建築初期の代表的作品になった。また同社のガス湯沸器や照明器具、扇風機などのデザインを担当。文房具やタイプライターのデザインも手がけた。

    ヴァルター・グロピウスやミース・ファン・デル・ローエ、ル・コルビュジエも一時期ベーレンス事務所に在籍していた。モダニズム建築の発展に多大な影響を与えたことになる。(Wikipediaより)

  • 白い壁に濃緑のタイルの縁取り。<br />曲線のライン。<br />門柱の上のデザイン。<br /><br />一見、普通の住宅のように見えますが、よく見ると違います。

    白い壁に濃緑のタイルの縁取り。
    曲線のライン。
    門柱の上のデザイン。

    一見、普通の住宅のように見えますが、よく見ると違います。

  • 建物の側面はこんな感じ。

    建物の側面はこんな感じ。

  • おとなしかったので最初気付きませんでしたが、番犬!<br />でっかいドイツ・シェパードです。

    おとなしかったので最初気付きませんでしたが、番犬!
    でっかいドイツ・シェパードです。

  • グリュッケルト・ハウス<br />(オルブリヒ)

    グリュッケルト・ハウス
    (オルブリヒ)

  • 門。<br /><br />かわいいー。

    門。

    かわいいー。

  • 入口もまるでおとぎの国のよう。

    入口もまるでおとぎの国のよう。

  • 外壁にも画が描かれている。<br /><br />中はどういう感じになってるんでしょ?

    外壁にも画が描かれている。

    中はどういう感じになってるんでしょ?

  • 芸術家コロニー美術館<br />(オルブリヒ)<br /><br />こちらも残念ながら月曜日だったので、休館日。

    芸術家コロニー美術館
    (オルブリヒ)

    こちらも残念ながら月曜日だったので、休館日。

  • 同じ分離派というだけあって、クリムトに通じるものがあります。<br /><br />美術館も見たかったなー。残念!

    同じ分離派というだけあって、クリムトに通じるものがあります。

    美術館も見たかったなー。残念!

  • オルブリヒ・ハウス

    オルブリヒ・ハウス

  • 家のフォルムは普通ですが、外壁の模様がユーゲントシュティール的な主張。

    家のフォルムは普通ですが、外壁の模様がユーゲントシュティール的な主張。

  • ハウス・ダイタース<br />(オルブリヒ)<br /><br />現在はギャラリーになっているみたいです。

    ハウス・ダイタース
    (オルブリヒ)

    現在はギャラリーになっているみたいです。

  • さりげなくある休憩スペース(?)もディテールが凝っていて、素敵。

    さりげなくある休憩スペース(?)もディテールが凝っていて、素敵。

  • 結婚記念塔の側面部。<br />日時計が付いています。

    結婚記念塔の側面部。
    日時計が付いています。

  • 階段の踊り場の天井にあったモザイク。

    階段の踊り場の天井にあったモザイク。

  • 結婚記念塔の横から見下ろした景色。<br /><br />ここからでも結構イイ眺めー。<br />結婚記念塔の上からは、ダルムシュタットの町が一望できたはず。<br /><br />それにしても、もう暑くて、暑くて、脱水症状にでもなってしまいそう!<br />ぐるっと一回りはしたので、早々に退散することにしました。

    結婚記念塔の横から見下ろした景色。

    ここからでも結構イイ眺めー。
    結婚記念塔の上からは、ダルムシュタットの町が一望できたはず。

    それにしても、もう暑くて、暑くて、脱水症状にでもなってしまいそう!
    ぐるっと一回りはしたので、早々に退散することにしました。

  • 帰りにダルムシュタット駅構内のスタンドで買った「クアルク」。3.6ユーロくらいだったかな。<br />苺がゴロゴロ入っていて美味しー。<br />かなりの量ですが、ペロリと食べてしまいました。<br /><br />ちなみにクアルクは、ヨーグルトのような感じですがフレッシュチーズの一種だそうです。

    帰りにダルムシュタット駅構内のスタンドで買った「クアルク」。3.6ユーロくらいだったかな。
    苺がゴロゴロ入っていて美味しー。
    かなりの量ですが、ペロリと食べてしまいました。

    ちなみにクアルクは、ヨーグルトのような感じですがフレッシュチーズの一種だそうです。

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