ヘルシンキ・サンクトペテルブルグの旅・エカテリーナ宮殿

2007/05/21 - 2007/05/21

5/21、サンクトの３日目にはツアールスコエ・セローと
呼ばれる郊外の、エカテリーナ宮殿に出かけました。
この日は６日間コースの１０名の方が帰国となり
８日間コースの２１名でツアーを続けることになりました。

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

郊外へ行く途中でも、この白い花が沢山咲いていて、霞のような風景を作りきれいでした。
花の名前はチェリョムハといい、ライラックに似た形の香りのいい花で、ライラックが咲く前にこの花が咲くそうです。

バスを降りて木立の緑が美しい公園を抜けて、宮殿へ行きましたが、公園の入り口にはチップ目当ての楽隊姿の人がいて、日本人には日本人の知っている曲を演奏して迎えてくれました。

この写真には写っていないのですが、宮殿に連なって学習院の建物があり、ここで、詩人のプーシキンが学んだそうです。
建物の裏にプーシキンの像がありました。

宮殿を囲む建物もエカテリーナ宮殿の有名なブルーと白の色合いで建てられています。

やはり、女帝のために設計されている宮殿だからでしょうか、本当に繊細でレースのような美しい入り口です。

エカテリーナ宮殿の正面です。
この宮殿のイメージとなっている青い外壁と白い円柱、金箔の飾りと外からもその豪華さがうかがわれます。

この宮殿もお金を払えば、写真ＯＫです。
入って直ぐにある階段の壁は東洋からの陶器で飾られていました。

正面玄関から上がって、大きな広間に出ます。
入って直ぐの階段から大行列が続き、天井画が美しいこの広間も縦４７ｍ、横１７ｍということですから、相当の広さなのですが、大混雑です。
これはサンクトから同じころに観光客が出発して、同じころに到着して、見学を始めるので一度に多くの観光客が集まって、又、この後は普通の部屋の見学となるためにここで大渋滞を引き起こしているのです。

私たちは迷わないようにお客様が赤い扇子を用意してくださってかざしていただけたので、これを目印に進んで行きました。
この大広間から、この先に見える狭いアーチを通って行くのですから、混むのも納得です。
私たちの後にいたアジアのグループがずるをして、追い越して行こうとするので、私たちまでも白い目で見られてしまいました。

これが混雑の原因となっていた、もっとも有名な琥珀の間です。
この部屋は写真撮影が禁止でしたので、隣の部屋から撮りました。
写真では美しいイメージですが、中に入ると、確かに琥珀の濃淡で柄が作られすごいことですが、なんだかやりすぎというのが正直な感想でした。

琥珀の間の後に見ると、壁にウエッジウッドのように模様を浮き立たせた「緑の食堂」の清楚な装飾はホット和みます。

途中、ガラスケースの中にファベルジュ作の有名なロイアルイースターエッグと思われる宝飾卵が飾られていました。

美しい部屋を巡り、緑の小道をバスに戻りました。
後ろを振り返ると、緑に宮殿が美しい姿を見せていました。