フランス・ナンシー　ロココとアール・ヌーヴォーの町

2006/10/14 - 2006/10/16

ナンシーはロココとアール・ヌーヴォーの町という。パリの街灯、パリ地下鉄駅への入り口、そこにあるフランスの匂いプンプンのデザインの原型はこの町にあったのだと納得。
ルクセンブルグからナンシーへ移動した。
今日の土曜日、鉄道は一部区間すべての列車が運休、バスによる代行運転だという。言葉がわからない地でこのようなハプンイングが時々起きる。バスでフランスの田舎町の車窓見学ドライブのおまけがついた。
ナンシーの駅近ホテルに荷物を預け町の概要を聞いて早速観光に・・・・。
ナンシーに二泊。観光スポットを歩き、美術館と博物館を楽しみ、町の散策に十分な時間をかけ・・・・現地の人に混じってのんびり過ごす。
写真を見ながらナンシーをお楽しみください。
表紙の写真は市庁舎を背に凱旋門を睨みスタニスラス広場に建つスタニスラス像。

エリア ナンシー(フランス)

今朝の代行バス。
代行バスの終点の田舎の駅で降ろされて、ナンシーへ行くにはどの列車に乗るのかと聞いても、ドライバーは知らない。チャーターされたバスだから知らないのも無理はない、が当方は困る。こんな場合でも好奇心と度胸とで何とかなるもの。何とかなるから言葉を覚えようとしない、いけないことだ。

ナンシーに着いて、まず食事。スタニスラス広場の近くにレストラン通りがある。両側にレストランが立ち並ぶ。世界各地からの旅行者向けの食事のせいか、インド風、アメリカ風、中東風、といろいろ。日本風の寿司などあったかもしれないが、とりあえずフランス風のレストランで食す。

レストランのすぐ先がスタニスラス広場。金の飾りのついた鉄柵が見えてくる。

今日は土曜日。夕方からの人出の準備か。
ここスタニスラス広場はライトアップされ多くの人が集まってくるのだろう。夕方が楽しみだ。

旧市街のほうを見に行く。クラッフ門を見て引き返す。

門扉はブルーだ。　オペラ劇場の通用門。

これなんだろう？　なぜだろう？　前輪を残してマウンテンバイクはどこに消えたか？

金の飾りを近くで見る。

ロワール博物館での一枚

ナンシー派美術館へ行く。館内の写真撮影は禁止。

街中を歩く。やはり門扉はブルーだ。

窓の手すりも凝っている。この町を歩いていると芸術品に見えてくる。

商工会議所の玄関の写真はどこの旅行案内書にも記載されている。ここでは同じ商工会議所の他の部分を紹介したい。

今日は日曜日、多くの人が集まっている。こんな行事も楽しそう。飛び込みでやらせて欲しい。

午後になると人がいっぱいに。この人たち、どこから来たのだろうか。

市庁舎のベランダも人がいっぱい。　市庁舎のベランダに登る階段はアール・ヌーヴォー様式。世界中の高級ホテルのロビーの階段の原型となったものという。そう言われれば確かに世界各地の高級ホテルのロビーでお目にかかるデザインだ。

アール・ヌーヴォー建築のレストランへ行った。
銀座マキシムの内装もアール・ヌーヴォーだそうだ。
インテリアを比較すると本家だけあって銀座とは比較にならないスケールだ。天井も高く部屋も広く。日本の一等地の地下とフランスの片田舎と比較するのは酷か。
ギャルソンのサービスは？料理の味は？料理の盛り付けは？これは意見の分かれるところ。
値段は？日本に住んでいるのを残念に思う人も多いかも。
全体の雰囲気は？庶民的それとも敷居が高い？

さようならナンシー、次の目的地はストラスブール。
手作りの行き先表示板、この列車が走るのもTGVが開通する2007年6月までだ。