2007/07/01 - 2007/07/01
231位(同エリア249件中)
のださん
東京メトロ千代田線明治神宮前駅から乃木坂駅まで行き、乃木神社とサントリー美術館を訪問します。
明治神宮、東郷神社ときて、乃木神社で締める、といった感じでしょうか。
歩いても行けなくもないが、歩いてというのはこの時期ちょっと辛い。
近くには青山霊園もあり、回ってみたいですが、また別の機会に。
サントリー美術館で開催されている「水と生きる」という企画展の招待券を若干安く入手したので、この機会に。
ぐるっとパスでは割引のみ可能です。
サントリー美術館というのは、今年オープンした東京ミッドタウンの一角を成します。
オープンしたばかりなので、おそらく現在市販されている地図の大半は、その場所をまだ「防衛庁跡」としているでしょう。(※追記:本屋で立ち読みしたところ、今並んでいるものは新しくなっています。私も地図を買い直す時期が来ました。)
防衛庁は2000年に市ヶ谷に移転され、現在は防衛省ですね。
ちなみに私は先日市ヶ谷駅からお札と切手の博物館に向かう途中に見かけました。
それは良いとして、サントリー美術館も、以前は赤坂見附という駅の近くにあり、私が持っている地図にも元赤坂というところに載っていますが、今年移転して再オープンしました。
東京ミッドタウン自体は最寄りは六本木駅ですが、厳密に言うと行政上は赤坂9丁目です。
六本木界隈には他に森美術館や国立新美術館などがあり、今後も美術館が増えてくるのかもしれません。
通常、ミュージアムの類は、判で押したように月曜日休みですが、サントリー美術館は火曜日休みです。
たまたま月曜日にしか休みがとれないが美術鑑賞したいという人にはうれしいですね。
また、水曜日から土曜日までは20時まで開館しているのもありがたい。
それ以外でも18時までと、他よりはちょっと遅くまで開いています。
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乃木坂駅1番出口から出ると、目の前が乃木坂。
元々は、薄暗くていかにも出そうなことから幽霊坂と呼ばれていたそうですが、乃木希典自決後に乃木坂に名称変更されたとのことです。
ということは、もし改名されていなければ、駅名も幽霊坂駅となっていたことでしょう。 -
そしてすぐそばに乃木神社一の鳥居。
ここから入ります。 -
上がると二の鳥居。
茅の輪がありますね。
あれ? 昨日じゃなかったの?
片付け忘れ? -
楷樹。
ここにもありましたか。
林学博士である中村弥六氏の奉納植樹で、湯島聖堂にあるものと同系統のものだそうです。
屋根を突き抜けているのでしょうか?
ところで、孔子ゆかりのものがなぜここに植えられたのでしょうか? -
そして拝殿。
殉死には批判もあったとは言え、やはり乃木も英雄です。
私はただ冥福を祈るばかり。 -
「教育の碑」。
明治40年に学習院院長に任命され、それを受けて明治天皇より贈られた御製が刻まれています。
乃木は明治天皇のお気に入りで、昭和天皇の教育も要請されたということです。
乃木を大変尊敬していた昭和天皇は、乃木が殉死したときまだ10歳を越えたくらいだったわけですが、殉死を知ってどう思ったのでしょうか? -
旧乃木邸を回ってみます。
神社に直結している裏門から入ります。 -
「乃木家祖霊社」。
先祖と御子息を祀ってあります。
自分が指揮した旅順で、2人の息子も亡くしています。
その心中やいかに?
水師営の会見で、降将のステッセルは2人の子息に対し弔意を表し、乃木は敗れたステッセルの尊厳を保つよう配慮したと言われています。 -
旧乃木邸。
中まで入ることはできませんが、1階部分を外から見ることができるようです。
また、特別な行事で中に入ることができる日もあると聞きましたが、定かではありません。 -
回廊に上がってみます。
故大将夫妻殉死之室。
一部では、静子夫人には自刃する意志がなく、抵抗の跡があった、とも言われています。
真相はいかに?
多くの戦死者を出した責任をとるべく切腹しようとしたとき、明治天皇から「今はまだ死ぬときではない。どうしてもということであれば朕の(死)後にせよ」と言われたとされています。
それが学習院院長任命、昭和天皇の教育へとつながっていくわけですね。
死ぬタイミングを見計らっていたのかもしれません。 -
表玄関は、外苑東通に面しています。
この通りを渡って向こう側(西側)が青山霊園ですね。
乃木夫妻のお墓は、青山霊園にあるそうです。 -
その玄関前。
御供待所、とありますが、来客の従者が待つところです。
乃木の略歴、写真があります。 -
明治22年に新築されたとされる厩。
御供待所に比べても立派なレンガ造り。
馬を大切にした乃木将軍らしい一面です。
愛馬は、ステッセル将軍の愛用した「アラビヤ」産の牡馬、と説明があります。
水師営会見でステッセル将軍が贈呈しようとしたが、後日受け取ることを約束し、凱旋後に払い下げを受けて自分の馬とした、とのことです。 -
「乃木大将と辻占売りの少年像」。
「乃木大将と辻占売りの少年」の話として伝わっているそうですが、明治24年、陸軍少将だったときに所用で金沢を訪れた際、当時8歳の今越清三郎少年が辻占売りで家計を支えていることに感銘を受け、少年を励まし、金弐円を手渡した、という逸話。
今越少年はこの恩を忘れず、その後金箔業の世界で大きな功績を上げたそうです。
明治24年と言えば1891年ですので、日清戦争で旅順攻略を果たす前の話です。
乃木将軍の人となりを表す逸話と言えます。 -
「えいけつのところ」。
(「えい」の漢字は環境によっては表示できない場合あり)
殉死の際に血がついたものを埋めたそうです。 -
隣接する乃木公園から出ます。
東郷平八郎の名が見えますが、これは「東郷元帥揮毫社号標」と呼ばれ、文字通り東郷元帥の揮毫だそうです。
東郷元帥、乃木大将ともに戦死してはいないため、靖国には祀られていません。
しかし個別に祀られるほどの国民的英雄です。
日露戦争の勝利がなければ今の日本はないわけで(まあそれは何に対しても言えるが)、参拝するかどうかはともかく、戦争を知らない私の世代でも彼らのことをもっと知る必要があると感じました。 -
外苑東通を南下して、東京ミッドタウンが見えてきます。
私は、このような人が多いだけの複合施設には興味がない、と言うかできれば入りたくないくらいですが、今日は仕方ありません。
食事やショッピングには便利だろうが、美術館の立地としては、五島美術館や大倉集古館のほうがよほど雰囲気も良いと私は思う。
って言うかどこから入ればいいの? -
ああ、目の前の庭園はいい感じですね。
ここを歩いていくようです。
とりあえず行ってみます。 -
立ててある標識によると、手前のガラス張りの建物の3Fにサントリー美術館があるとのことです。
橋を渡って入ります。 -
ただ今14時くらい。
腹が減って仕方がないので、フードコートで食べることにします。
すげえ人混み。
適当に「Okawari.jp」の1,500円のランチにしてみます。
好きなもの9品を取るというスタイルで、大抵この手のものは味は期待できませんが、これはおいしい!
特に豚をトマトで煮込んだやつはうまかった。
欲を言えば、1,500円もするんだから、ライスは別盛でかつ料金に含んでくれないかな? -
食べ終わって、エレベーターで上がろうとすると、何やらトークショー。
どこかで見たことある顔だと思ったら、大林監督ではないですか。
しかしトークショーは14時半までなので、すぐに終わってしまう。 -
ここがサントリー美術館ですか。
何を血迷ったのか、2,000円の「水と生きる」という図鑑みたいなものを買ってしまった。
それだけ展示は良かったということで、私はまた来てしまいそうです。
ミッドタウンは確かに六本木駅直結で雨に濡れず来られるが、日比谷線の改札まで遠くないか?
大江戸線のほうは知らない。
むしろ乃木坂駅のほうが歩く距離は短く感じましたよ。
私が近道を見つけられなかっただけか?
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