スペインの白い町　カサレスCasares

2007/06/02 - 2007/06/04

２度めのスペイン、初のアンダルシア。

シャウエンからセウタ経由で一気に憧れの町カサレスへ。
距離にしたら遠くないし、朝早くに出ればどんなにゆったり行っても夕方には着けるだろぅ、
とか踏んでたんだけども。

スペインはモロッコより時差＋2hな事がすっぽり頭から抜けてました。。
道筋としては、
シェフシャウエン＞(ティトゥアン＞)セウタ＞アルヘシラス＞エステポナ＞カサレス

ティトゥアンで変なガイドにバスを降ろされてちょっと揉めたり
セウタで船着場を探すのに道に迷ったり
アルヘシラスからエステポナ行のバスが頻繁には出てなかったり(2h待ち)
エステポナ→カサレスなバスは13時か16時発の1日2本のみなんだけど
アルヘシラスに着いたのが既に17時前だったり。。
でもコスタデソルの高級リゾートなエステポナに泊まるくらいならと思って
ワゴンタクシーまで使って(27Eur)無理やりカサレスまで。
到着したのは21時前でした。
しかも宿のレセプションには誰一人おらず、宿の前でオーナーが帰ってくるのを待ちぼうけ。
暗くなるのが22時過ぎでよかったょ。

楽しかったけど、一番焦ったのがエステポナには殆どタクシーが走ってなかったこと。
スペインの他の田舎的観光地でも同じみたい。
捕まえるまでに30分もかかったょ。


それにしてもカサレス、居心地のいい素敵な町です。だいすき。
チェックインして一息付いたら、すぐさま外に飛び出して
丘の上の遺跡までのゆったりした階段を早足で歩いていきました。
なんだか胸が躍る。そしてそこからの景色を見てまず感動。
タクシー使ってよかったね。

エリア カサレス(スペイン)

• 交通手段: 高速・路線バス 船

丘の上の遺跡から町を見下ろす。
この時点で21:40くらいだったかな。夕暮れ前です。

真ん中下の広場の右側の建物が宿なの。
この宿もとってもお気に入り。

遺跡はこんな感じ。


宿からここまで徒歩5分弱。
いつも風が吹いてて、
町を見渡せてしまう素敵な場所。

タクシーで大盤振舞いしちゃったから、ちょっと節約。

晩ご飯にタコとツナ野菜ミックスとツナ(3缶パック)。
一缶0.6〜1.3Eurくらいだからとってもお買い得。
そしてここでツナ野菜ミックスのおいしさを発見。
以後、スペイン道中はお世話になりっぱなしでした。

節約とか言いつつ、宿の隣のバルでしっかり生ビール(1Eur)は頂いてきたんだけどね♪
スペインはビールが美味しい！

こんな小さな町の小さな安宿で、
隣室に九州男児(21)が泊まっててびっくり。
うっかり洗面所で鉢合わせ。

ゆったり楽しく旅話を聞いたりしてて、ふと夜でもあの丘は素敵だろうねぇって話に。

ぉー、2人いると深夜でも臆せず出歩けちゃうのね。
これはラッキー、夕暮れ前に上った丘でゆったり夜のカサレスを眺める。深夜2時過ぎ。

とっても幻想的でキレイで、1時間以上眺めてました。
でも手前のススキを見ての通り、風が強かったんだよね。・・2日後に風邪ひきました。m(．．)m

宿の目の前には町の中心部らしき広場があって、
そこにはこんな素敵な水場が。

スペインの水はおいしいです。
基本ここでペットボトルに給水。

丘とは反対側の車道に上ってみるとCafeが何件か並んでいます。

その辺りから見ると、丘の遺跡もキレイに見渡せます。
右側のちっこいのが遺跡。左は建設中のなにか。

遠方にはウィンドミルが沢山。
エコロジーですな。

車道をずーっと歩いてると、脇道にうまが。
近寄ると向きを変えてこっちをずーっと見てるのね。

・・やばいかわいい。なでたい。
でもあんまり動物に懐かれない私は蹴られたらどうしようとかそんなチキンな距離を保ちつつ、暫し一緒に過ごしてみる。

車道沿いの民家の仔犬たち。
行きも帰りも一目散に走り寄ってきて、
2,3分で遊び疲れて日陰に休みに帰っちゃいます。
愛いのぅ。

広場のミニスーパーで冷えたビールと缶詰をいっこずつ買って、丘への階段を駆け上がる。

多分スペインで一番おいしかったビールです。
気持ちよすぎるー。

シエスタの時間になると人が少なくなるし
売店も閉まっちゃうなぁ、、って思ってたら、
どうも日曜日なのも関係してるみたい。

シエスタが終わっても売店は開きませんでした。

広場横の小さな教会。
中に入ってみると、誰一人いなくて
静かな光に照らされた聖体が数体並んでいるだけ。
厳かな気持ちになりますね。

2泊目の夕方、夕日を見にまたまた丘の上へ。
暗くなりかけな町もまたきれい。

急な坂道の多い町。
みんなスクーターやバギーで移動してはりました。

白い町にはやっぱり花壇がきれい。