グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2007　その３｢ユーノディエールの彼方に｣

2007/06/22 - 2007/06/24

まだルマンには行ったことがないけど、グループCカーを見ると、自然とサルテサーキットの情景が思い浮かぶ。

テルトル・ルージュを立ち上がり、ユーノディエールをアクセル全開で駆け抜け、ミュルサンヌの手前で一気に減速、アルナージュを左、右とかわして、メゾン・ブランシュを左に見ながらゴールを目指す・・・。

今年のグッドウッドでは17台ものグループCカーが集まり、その25周年を盛大にお祝いしました。

エリア ポーツマス(イギリス)

82年のグループC導入に対して、ポルシェの用意した回答がこの956。ジャッキー・イクス/デレック・ベル組のドライブでルマン優勝したマシンそのもの。今年ステアリングを握ったのは、もちろんポルシェ使いデレック・ベル！！

ルマンでのポルシェの連勝に楔を打つべく、ジャグワーが送り込んだXJR9。ゼッケン2は、ラマース/ウォーレス/ダンフリーズ組によって優勝したマシンそのもの。

ほ〜、これは珍しいロンドーM382。ジャン・ロンドーは、ルマン史上はじめて自分の名前をつけたクルマを自ら運転して優勝する快挙を成し遂げた人。