2007/06/16 - 2007/06/17
59位(同エリア69件中)
lonさん
李坑は理坑と同じ発音でも 有名で観光施設も充実していた。.
広い駐車場と門票の施設 公衆便所 観光バスの発着など理坑とは格段の差がある。 黄山への幹線道路からアクセスし易い村の立地も影響しているためであろうし
建物も理坑よりは手入れが行き届いているかのようにも見えた。
夢にまで見た李坑の佇まいがこれかと思うとここまで来たという感慨と 観光化がここまで進んでいたのかという 落胆が混じりあい 複雑な心境である。
理坑の宿で頼んだ車のお兄さんは予定の1時より1時間早く切り上げる結果となったので少しは負い目があるようで 宿泊予定している客楼までTさんのスーツケースを運んでくれた。
3時間のチャーターで170元はあまりに高すぎる。しかし約束だから仕方ない。
茶香客楼はT氏の希望の宿・・・ネットで紹介している一番最初に出ている宿というのが彼のお気に入りなのだ。
村の真ん中に立地しているというのがそのお気に入りの理由である。
女将さんらしき若い女性が出てきて 予約してある日本人だということ 日程が一日早まったという旨を告げると 100元というからそんなはずはない60元だと。その理由は今日が土曜日だということだ。なるほど 納得。変更したこっちが悪い。
二泊するということで二階の部屋に通された。それぞれ双人房間を確保した。
ここの客間に付随するサニタリーも理坑同様 トイレットペーパーも歯ブラシも普通ホテルにサービスでついている
小物は何もかも没有だ。なにもない。唯一 シャワーだけがなんとか使えたのは救いであった。理坑ではなにもかも 没有だったから・・・。空調すら4元とられた。で、ここの空調は免費かと確認入れてみたところ 本来は10元だが 今回はただでいいよと。65元が100元になっているからそういう配慮をしてくれたようだ。たかが150円足らずとはいえ 普通サービスとして提供されるものが有料となるというとなにかしら抵抗を感じてしまうのは私だけではないと思う。
そんな細かいやり取りをした後 さっそく 村内の探索に出かける。夕方にもでもなれば観光客もいなくなり 静かな村の雰囲気が堪能できるというものだ。明るいうちは 村内のマイナーな路地や村はずれの農道など 好んで歩いた。昼食は宿の近くのレストランで数品。レストランといっても場所柄おして知るべしの店である。
店がどうも上の広場への通り道になっているようで時折若い中国人のグループが来て私たちのテーブルの周りでおかまいなくにぎやかに話すには閉口した。仕方なく奥の部屋に避難して食事することにした。
午後はめいめい好きな所に探索。私は村はずれにでかけて 上半身裸の少年達を見て自分のかつてのあの頃を思い出した。小学校に入る以前の私もかつては近所の同年代の友達と連れ添って遊んでいたのである。
我々は二泊の予定を一泊に変更した。二泊するほどの規模でもなく 理坑 思渓 李坑とどこも似たような建物と村であったためと 食事やサニタリーの不便さが 影響した。山のキャンプと比べれは雲泥の差があるものの日頃快適な日常生活を自分たちは 日本で過ごしているんだなという反省ともつかぬ気持ちになった。
彼らにしてみれば 自分たちが不自由と思うことについては普通であるからこういう印象というものは おこらないだろう。洗濯 炊事 入浴等々 様々な生活のシーンを思い起こすといかに我々が彼らにしてみれば贅沢な生活をしているか・・・・。
6/17の早朝 静かな村を再び味わう。ここも川は村人とともにある。 初老の男性もパンツ一枚で川に入っての洗濯。上流でも女性が洗濯・・・・。
川は澄んでいてきれいだ。観光化とともに村でもって清掃や道路のゴミの清掃が徹底されていることに いささか感心した。
例によって彼らの多くは お粥に何がしかのトッピングをして 茶碗と箸でもって家の外で掻き込んで食べている。
そういう風景はどこでも同じなのだが なにゆえ外に出て食べるのか 戸外で食べたほうがおいしいのか家の中では 暗いためかもしれない。一人で食べている風情は我々日本人には珍しくも見える。
二泊を一泊に短縮したことを詫び 6/17私たちは親切な宿の主人のバイクで黄山へのバス停まで 送ってもらった。バイクタクシーに頼めば村から5元だといってたが 彼は我々の便宜を図って二度往復 してくれた。サービスだからお金は要らないという彼に強引にお礼だと5元札を渡そうとするが 彼は最後まで頑なに拒み 再見といって走り去った。30代の二代目の若き主人であった。
バス停でバイクタクシーの青年がしきりに勧誘するがことわりつづける。 一人は李坑の駐車場で知り合ったハンサム青年。目がかわいい。 彼は親切に黄山へのバスはここでいて 色はこういう色で 来たら手を上げろと教えてくれる。
時間はどのくらいかかるかと聞くと2時間ぐらいと応えてくれた。簡単なこういう質問も 私には中国語の発音の練習の場である。どのくらい 通じるかそのままの発音で答えられると 素直に嬉しい。ああ 自分の言葉が一度で通じたという・・・この喜び・・・・ ?源を8時20分に発車したバスは予定通り40分我々を乗せ 山間の道を黄山へ向かって快適な並木道の山岳道路を走り出した。
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李坑の入り口は観光客で大賑わい。
すべて中国人の団体である。
左側は駐車場になっていて広く 公衆トイレもある。
理坑とはくらべものにならない。観光地そのものの風情だ。 -
村の入り口方向を振り返る
人がいないのは撮影した時間が早朝だったから -
私たちが宿泊した茶香客楼 部屋は2階にあった。
木造のベランダが食事したところ。
メニューの内容を知らないと思わぬ失敗をしてしまう。 -
村の中に川が流れていてこれは支流。
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男性がパンツ一枚で洗濯をしていた
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その2
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一枚の石でてきた橋。
どうやって運んできたのだろうか -
幼児たちに付き添って歩く村人。
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村はずれに一頭の馬
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村はずれから李坑の村
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茶香客楼一階の老師達
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裏通りの小道を往く子供たち。
彼らは表通りをこういう姿では歩くことはない。 -
川で洗濯の図
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裏通りを歩くとこういう建物に遭う。窓もないこの建物はなんなのか・・・・
興味はあてもなくさ迷う -
朝のメインストリート。
右に私が宿泊した宿が見える。
さすがに人気が少なく静かな李坑の空気を吸う -
黄山へ続く幹線道路。ここは李坑への入り口。
左に行くと李坑へ。
バイクタクシーの若者とここでバスを待つ。バス停としてのサインは何も無い。この辺で待てばいいらしい。
バイクタクシーの彼はバスから降りる客を待って勧誘する。
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