2007/04/28 - 2007/05/05
174位(同エリア187件中)
hamさん
ゴールデンウィーク,旅先はミャンマー!
「何故にミャンマー?」
人に旅行先を教えると,必ず行く理由を尋ねられる国.
そんな,誰もが知らない国の最もベタな観光スポット(???)へ行ってきたのでご報告.
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- タイ国際航空
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-
3日目の朝は早く,4時半にトラックのクラクションで目が覚めた.
1回だけのクラクションなら無視して寝るが,ずーっと鳴りっ放しだったのだ.
せっかく早く起きてしまったのだから,チャイティーヨの朝日を拝もうかと外に出たところ,びっくり×3.
先ず,ひどく霧が掛かっていたこと,そして下山する人の洪水.
そして最も衝撃的だったのが,トラックのクラクションだと思っていた音が,実は笛屋さんのパフォーマンスだったこと.
非常識極まりない笛屋だ.
当然,道往く人は誰も彼の笛を買わない. -
強烈な霧が掛かっており,朝日を観ることはできなかった.
しかし,霧掛かったゴールデンロックもまた幻想的だった.
朝早くから多くの人が祈りを捧げており,これもまた非日常な光景. -
チャイティーヨの真下で祈りを捧げる女の人.
-
同じく坊さん.
-
ついにチャイティーヨを下山.
わずかな滞在時間ではあったが,居心地の良い場所を去るのは寂しく感じられた.
下山途中,子供がカゴに入れられて運ばれて行く.
なんとも可愛らしい.
手を振ったら振り返してくれた.
と,よくよく見たら,この子供は昨日の佇み中に場所を空けてくれた親子の子供だ!
狭いエリアの中とは言え,たくさんいる人の中で,また会えるとは思いもしなかった.
また,どこかで. -
下山途中,子供の僧の托鉢に出会った.
彼らはまだ見習い(?)らしく,靴を履き,後ろを付いて回っていた. -
托鉢の列.
お米を入れてもらう甕を持ち,列を作って歩いて商店等から気持ちをもらう.
托鉢に差し出すお米の持つ意味は,その「差し出す人のお米」なのではなく,「ミャンマー人全員のお米」なのだそうだ.
端的に言えば自らの施しでミャンマー人みんなの功徳を積む,ということらしい.
ミャンマーは世界で最も貧困な国の一つと聞いていたが,実際にはどうなのだろうか.
一見して豊かに見える国よりも,ある意味豊かなように思える… -
キンプン近くのパゴダに納められている大仏.
ミャンマーの大仏の共通点としては,黄金色及び背後のLEDライトである.
かなり派手で,信仰の対象として大事にされているのは理解できるが,日本のそれと較べると,大味な感じがする.
ピッカピカの電飾大仏を大真面目に拝み倒しているミャンマー人の姿が,ちょっと可笑しくてどこか微笑ましい. -
チャイティーヨからの帰り道.
道を水牛の群れが塞いでしまい,車が通れない.
これは北海道で見慣れている光景だから(水牛ではないけど),特に驚かなかった.
が,タクシーの運転手さんがこの水牛の管理者に激怒していたのに驚いてしまった. -
水牛の群れを管理していたのは彼.
小学生くらいの子供だが運転手さんは容赦なく怒号を浴びせる.
「テメーこの野郎,もうちょっと考えて牛飼えや!変なタイミングで渡らせんじゃねーよ!!」と言っていたのだろう,たぶん. -
帰路,途中の街バゴーに立ち寄った.
入域料は$10.
入域料を払えばバゴーにあるパゴダ全てに入れる.
で,まずはシュエモード・パヤー.
バゴーにあるミャンマーで一番高いパゴダ(右)から大地震のときに落っこちてきたパゴダの一部.
パゴダの中は煉瓦がぎっしり詰められていた.
こんなにデカいのに中空ではないことに驚愕した.
「こんなに」の全景は次の写真. -
パゴダの全景.
高さは114mある.
一周も結構な距離で,回るのに10分くらい掛かった.
パゴダは裸足で歩かなければならないのだが,地面が焼けるほど熱い.
日陰を探しながら歩いたが,柔な日本人の足裏は火傷に近い状態に.
もちろん地元ミャンマー人は灼熱の地面なんか慣れっこで,
…と思いきや,熱さに耐え切れず,そこら中を突っ走るミャンマー人の姿があった.
人間だもの. -
これが満月の日のお祭.
水を菩提樹に掛ける瞬間を1回見たところでタイムアップ!
バゴー観光はここまで!
たったの10分,要はシュエモード・パヤーを一周回っただけ.
ヤンゴン発バガン行バスに乗る為にはここでタイムリミット.
止むを得ない状況だが,時間当たりの入域料はなんと驚愕の$1/min.
最大パゴダを見れて良かったような,もったいなかったような. -
バスチケットは日本から現地旅行会社を通して手配済み.
手数料を含めて$20で若干高いように感じたが,バス代も値上がりしており,妥当な値段らしい.
現地で買うよりも早く予約でき,手間無しでチケットを手に入れられるメリットは時間の限られた旅行者にとってかなり大きい.
バガン(ニャアンウー)行バスはヤンゴン郊外のアウミンガラーバスセンターから出発する.
各方面へ向かうバスが停まっていた.
停まっているバスの9割以上がかつて日本で活躍していたバスだ.
しかもペイントが消されることなく,そのまま使われている.
バガン行バスではなかったが,懐かしの名鉄バスが停まっていたので撮影した.
ひょっとしたら,僕は以前,日本でこのバスに乗ったことがあるのかもしれない.
普段全く気に留めない物も,遥か離れたミャンマーの地で再会するとなると妙に親近感を覚えてしまうものだ. -
バスはバガンへ向かって突き進んでいく.
80km/hくらいで走り,バガン迄は15時間かかる.
車窓からの景色は,相変わらず地平線.
地平線に沈む夕陽を綺麗に見ることができた.
ミャンマーの夕陽はどこで見ても美しい.
ゴールデンミャンマーと呼ばれたる所以の一つだろう.
バス移動に際してはエアコンが効き過ぎていないか心配していたが,全く心配はいらなかった.
適度な冷房が効いていて快適だった. -
ドライブインで休憩,晩御飯.
また懲りもせずカレーを頼む.
やはり見た目は相当不健康そうだ.
今回はミャンマービールも付けた.
輪を掛けて不健康だ.
ミャンマービールは世界でも有数の美味ビール.
ビールの賞を獲っている.
確かに深い味があって美味しい.
何の賞か詳しくは知らないが,美味しければ良いのだ.
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