シチリア島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
シチリアで鉄道を利用しました。その様子を紹介します。<br />シチリアの鉄道といっても、日本のJRグループの一社、例えばJR九州といった位置づけのようだ。<br />予定をたてる方、時刻表などこちらをどうぞ。<br />http://www.trenitalia.com/en/index.html<br />今回の旅行では次の列車を予定した。<br />1 4月13日 (金) シラクーサからノート<br />2 同日、ノートからシラクーサ<br />3 14日 (土) シラクーサからカターニア<br />4 16日 (月) カターニアからタオルミーナ<br />5 17日 (火) タオルミーナからメッシーナ<br />6 同日乗り継ぎ メッシーナからチェファルー<br />7 18日 (水) チェファルーからパレルモ<br />それぞれの鉄道の旅はどうだったのでしょうか。<br /><br />写真を参照しながらお楽しみください<br /><br /><br />三つの教訓を先に書きますね。<br />1 鉄道は遅れるものと思え。<br />今回の旅行では、鉄道は遅れる、と世間で言われることを実証したことになった。<br />2 近距離移動は長距離列車を避けよ。<br />ローマ、ジェノバからシチリアまで時刻表どおりに走ることなどは有り得ない。<br />3 近距離利移動には近距離列車を使え。<br />ただし近距離列車は通勤通学客がメイン。遠方から訪れた旅行者同士の話はできない。<br /><br />イタリアの鉄道が全てシチリアの鉄道と同じというわけではないと思いますがご参考に。<br /><br />

シチリアで鉄道を利用

7いいね!

2007/04 - 2007/04

530位(同エリア1016件中)

0

15

黒いさくら

黒いさくらさん

シチリアで鉄道を利用しました。その様子を紹介します。
シチリアの鉄道といっても、日本のJRグループの一社、例えばJR九州といった位置づけのようだ。
予定をたてる方、時刻表などこちらをどうぞ。
http://www.trenitalia.com/en/index.html
今回の旅行では次の列車を予定した。
1 4月13日 (金) シラクーサからノート
2 同日、ノートからシラクーサ
3 14日 (土) シラクーサからカターニア
4 16日 (月) カターニアからタオルミーナ
5 17日 (火) タオルミーナからメッシーナ
6 同日乗り継ぎ メッシーナからチェファルー
7 18日 (水) チェファルーからパレルモ
それぞれの鉄道の旅はどうだったのでしょうか。

写真を参照しながらお楽しみください


三つの教訓を先に書きますね。
1 鉄道は遅れるものと思え。
今回の旅行では、鉄道は遅れる、と世間で言われることを実証したことになった。
2 近距離移動は長距離列車を避けよ。
ローマ、ジェノバからシチリアまで時刻表どおりに走ることなどは有り得ない。
3 近距離利移動には近距離列車を使え。
ただし近距離列車は通勤通学客がメイン。遠方から訪れた旅行者同士の話はできない。

イタリアの鉄道が全てシチリアの鉄道と同じというわけではないと思いますがご参考に。

PR

  • 1,2 シラクーサ、ノートの往復 金曜日<br />鉄道は毎日動いているという理解で、事前に運行状況を調べず駅へ行ったら切符売り場閉まっており、駅員は誰も居ない。そして列車は動いていない。それでも有り難いことにKIOSKは営業している。言葉が通じないながら何とか分かったのは、今日だけのストだという。急遽バスでノートを往復した。ホテルへ帰ってフロントに人に鉄道が動いていないが知っているか?と聞いたら知らないという。<br />3 シラクーサからカターニアへ 土曜日<br />

    1,2 シラクーサ、ノートの往復 金曜日
    鉄道は毎日動いているという理解で、事前に運行状況を調べず駅へ行ったら切符売り場閉まっており、駅員は誰も居ない。そして列車は動いていない。それでも有り難いことにKIOSKは営業している。言葉が通じないながら何とか分かったのは、今日だけのストだという。急遽バスでノートを往復した。ホテルへ帰ってフロントに人に鉄道が動いていないが知っているか?と聞いたら知らないという。
    3 シラクーサからカターニアへ 土曜日

  • 今日は列車が動いた。 Binario2というのは2番線のこと。そのあとにOvestとある。 2番線の前の方なのか、それとも後ろの方なのか、長いホームで短い列車だとホームの端っこに止まることがある。辞書が役立つ。西の2番線。散々探してやっと見つける。駅舎の影になっていて見落としていた。たった二両連結。中央駅といいながら端っこの屋根も無い引込み線ホーム。

    今日は列車が動いた。 Binario2というのは2番線のこと。そのあとにOvestとある。 2番線の前の方なのか、それとも後ろの方なのか、長いホームで短い列車だとホームの端っこに止まることがある。辞書が役立つ。西の2番線。散々探してやっと見つける。駅舎の影になっていて見落としていた。たった二両連結。中央駅といいながら端っこの屋根も無い引込み線ホーム。

  • 10分遅れで発車。乗客は一両に10人位。すぐ車掌が検札に来る。何か文句を言う。どうも切符に打刻がしてないと言っているらしい。打刻の件はすっかり忘れていた。乗車の前に必ず打刻するようにとしつこく言っているみたい。分かった、と首を縦に振っても言葉が出ないので箱に切符を差し込む動作をする。車掌はこちらが理解したと分かってくれて、切符の裏にもぞもぞと証明書きしてくれる。その後向こうでも同じことをやっている。打刻を忘れるのは外国からの旅行者だけではなさそうだ。<br />車窓からの眺めは悪い。臨海工業地帯で工場ばかり。サボテンが窓に迫る。<br />

    10分遅れで発車。乗客は一両に10人位。すぐ車掌が検札に来る。何か文句を言う。どうも切符に打刻がしてないと言っているらしい。打刻の件はすっかり忘れていた。乗車の前に必ず打刻するようにとしつこく言っているみたい。分かった、と首を縦に振っても言葉が出ないので箱に切符を差し込む動作をする。車掌はこちらが理解したと分かってくれて、切符の裏にもぞもぞと証明書きしてくれる。その後向こうでも同じことをやっている。打刻を忘れるのは外国からの旅行者だけではなさそうだ。
    車窓からの眺めは悪い。臨海工業地帯で工場ばかり。サボテンが窓に迫る。

  • そのうちにカターニア空港の滑走路が見え、トンネルを抜け、カターニア中央駅に着く。<br /><br />4 カターニアからタオルミーナへ 月曜日<br />ホームに5分遅れの表示が出ている。<br />

    そのうちにカターニア空港の滑走路が見え、トンネルを抜け、カターニア中央駅に着く。

    4 カターニアからタオルミーナへ 月曜日
    ホームに5分遅れの表示が出ている。

  • 予定時刻から5分たっても何の変化もなし。列車を待っている客にも動きなし。暇つぶしにペット持参の人に話しかけるが言葉は通じない。 

    予定時刻から5分たっても何の変化もなし。列車を待っている客にも動きなし。暇つぶしにペット持参の人に話しかけるが言葉は通じない。 

  • 結局20分遅れで近距離用新型車両の列車がホームへ入ってきた。

    結局20分遅れで近距離用新型車両の列車がホームへ入ってきた。

  • 車掌二人と警官二人で物々しく検札に来る。今度は打刻してあるから大丈夫。見てると向こうで乗車券を持っていない若い男性を見つけ後ろのほうへ連れて行く。その後どうしたかは不明。車掌が職務を全うするには護衛に警官を必要とする国なのだ。<br />雪を冠ったエトナ山が見える。<br />

    車掌二人と警官二人で物々しく検札に来る。今度は打刻してあるから大丈夫。見てると向こうで乗車券を持っていない若い男性を見つけ後ろのほうへ連れて行く。その後どうしたかは不明。車掌が職務を全うするには護衛に警官を必要とする国なのだ。
    雪を冠ったエトナ山が見える。

  • 5 タオルミーナからメッシーナへ 火曜日<br />タオルミーナの駅は歴史的雰囲気。ここでチェファルーまでの切符を買う。メッシーナまではローマ行きの座席指定。8号車の**。ホームに入るが8号車がどのあたりに止まるか分からない。普通はどっかに列車の編成表示板があるのだが。ホームに駅員の姿は無い。近くに立っている乗客の一人に乗車券を示して8号車はどのあたりに止まるか聞いてみる。分からないという。その人自分がどの車両に乗るのか分からなくても平気な雰囲気。ホームの真ん中にポイントの切り替え作業のためのガラス張りの部屋がある。そこには駅員がいる。立ち入り禁止のようだけれど先客がいる。その人が出て行ったので入っていって駅員に聞いてみる。喋るのを少しも厭わないというかむしろ喜ぶイタリア人の良い所。指差してずっと向こうだと言う。ホームへ出てずっと向こうへ行き、そこで列車の到着を待つ。

    5 タオルミーナからメッシーナへ 火曜日
    タオルミーナの駅は歴史的雰囲気。ここでチェファルーまでの切符を買う。メッシーナまではローマ行きの座席指定。8号車の**。ホームに入るが8号車がどのあたりに止まるか分からない。普通はどっかに列車の編成表示板があるのだが。ホームに駅員の姿は無い。近くに立っている乗客の一人に乗車券を示して8号車はどのあたりに止まるか聞いてみる。分からないという。その人自分がどの車両に乗るのか分からなくても平気な雰囲気。ホームの真ん中にポイントの切り替え作業のためのガラス張りの部屋がある。そこには駅員がいる。立ち入り禁止のようだけれど先客がいる。その人が出て行ったので入っていって駅員に聞いてみる。喋るのを少しも厭わないというかむしろ喜ぶイタリア人の良い所。指差してずっと向こうだと言う。ホームへ出てずっと向こうへ行き、そこで列車の到着を待つ。

  • 利用する列車はICでローマ行き。ローマのテルミニ駅には午後6時16分到着予定と時刻表にある。タオルミーナから8時間だ。また定刻に列車は来ない。結局15分遅れで列車はホームへ入ってきた。鉄道は遅れるものと体で分かってきて、私も他の乗客と同じようにじっと待つことに慣れた。

    利用する列車はICでローマ行き。ローマのテルミニ駅には午後6時16分到着予定と時刻表にある。タオルミーナから8時間だ。また定刻に列車は来ない。結局15分遅れで列車はホームへ入ってきた。鉄道は遅れるものと体で分かってきて、私も他の乗客と同じようにじっと待つことに慣れた。

  • 駅員の行動や車掌達を観察していて感じたのは、ここシチリアでは乗客の面倒を見るのは列車に乗務している車掌の役割で、駅員はポイントを切り替えて列車を運行させるのが役割のようだ。列車がホームへ止まると車掌達は列車から降りて客の対応に当たっている。車掌は乗客を列車に乗せたことを確認して駅員に合図すると、駅員は「○」のマークを書いた板切れを運転手に示し、列車は発車し車掌たちは列車に飛び乗る、という行動パターンだ。<br />6 メッシーナからチェファルーへ 火曜日<br />メッシーナで列車を乗り継ぐ。ローマ行きの列車からここメッシーナ発パレルモ行きへ。シチリアの駅にはエレベータやエスカレータは無い、といえる。ホームからホームへは重い荷物の運搬が大仕事。ローマ行きの列車がメッシーナへ到着し、車両から降りてホームにある時刻表でパレルモ行きの出発ホームを確認すると、到着と同じホームの反対側。思わずラッキーと叫ぶ。ここで待っておればパレルモ行きに乗れる。案内板にもパレルモ行きが表示されている。<br />

    駅員の行動や車掌達を観察していて感じたのは、ここシチリアでは乗客の面倒を見るのは列車に乗務している車掌の役割で、駅員はポイントを切り替えて列車を運行させるのが役割のようだ。列車がホームへ止まると車掌達は列車から降りて客の対応に当たっている。車掌は乗客を列車に乗せたことを確認して駅員に合図すると、駅員は「○」のマークを書いた板切れを運転手に示し、列車は発車し車掌たちは列車に飛び乗る、という行動パターンだ。
    6 メッシーナからチェファルーへ 火曜日
    メッシーナで列車を乗り継ぐ。ローマ行きの列車からここメッシーナ発パレルモ行きへ。シチリアの駅にはエレベータやエスカレータは無い、といえる。ホームからホームへは重い荷物の運搬が大仕事。ローマ行きの列車がメッシーナへ到着し、車両から降りてホームにある時刻表でパレルモ行きの出発ホームを確認すると、到着と同じホームの反対側。思わずラッキーと叫ぶ。ここで待っておればパレルモ行きに乗れる。案内板にもパレルモ行きが表示されている。

  • しばらく待つと、車掌のチームが来る。切符を見せろ、という。見せると、隣のホームを指差す。私は案内板を指差す。車掌は首を振って隣を指差し「チェンジ」という。あれほど嫌う荷物の運搬。止むを得ず隣のホームへよいしょよいしょと引っ越す。予定では乗り換え時間はたっぷりあったがローマ行きが遅れたので待ち時間が減って助かったと期待したのは読みが浅かった。パレルモ行きはメッシーナが始発なのにいっこうに列車がホームに入る気配が無い。勿論、列車が遅れるとか、いつごろになる、とかの案内は無い。もっとも言葉が分からないからアナウンスがあれば何と言っているのか分からず、その分心配が増えるだけかも。表示板は空白のまま。<br />結局列車が出発したのは時刻表より40分遅れ。<br />列車は島の北の海岸を走る。列車はミラッツォ(Milazzo)に停車し数人の観光客が降りる。<br />

    しばらく待つと、車掌のチームが来る。切符を見せろ、という。見せると、隣のホームを指差す。私は案内板を指差す。車掌は首を振って隣を指差し「チェンジ」という。あれほど嫌う荷物の運搬。止むを得ず隣のホームへよいしょよいしょと引っ越す。予定では乗り換え時間はたっぷりあったがローマ行きが遅れたので待ち時間が減って助かったと期待したのは読みが浅かった。パレルモ行きはメッシーナが始発なのにいっこうに列車がホームに入る気配が無い。勿論、列車が遅れるとか、いつごろになる、とかの案内は無い。もっとも言葉が分からないからアナウンスがあれば何と言っているのか分からず、その分心配が増えるだけかも。表示板は空白のまま。
    結局列車が出発したのは時刻表より40分遅れ。
    列車は島の北の海岸を走る。列車はミラッツォ(Milazzo)に停車し数人の観光客が降りる。

  • 天候もよく海が綺麗だ。青い。この先に最近世界自然遺産に登録されたエオリエ諸島が見えるという。見つけようとしたが見えない。残念。

    天候もよく海が綺麗だ。青い。この先に最近世界自然遺産に登録されたエオリエ諸島が見えるという。見つけようとしたが見えない。残念。

  • 降りる人より乗る人が多く車内はだんだん混んでくる。われわれ二人のボックスにも若い女性三人と男性一人のグループが入ってきて満員になる。男性が重い重い23キロはある私の荷物を棚の上に軽々と載せてくれる。我々はチェファルーへ行くからね、と挨拶しておく。こうすれば降りる駅を教えてくれるだろう。とにかく始発を遅れて出発したのでチェファルーへの到着時間が分からない。時間を取り戻すのか、それともますます遅れるのか。車内の案内は無いし、あっても分からない。やがて「次の駅だよ」と教えてくれる。準備しようとすると「まだ40分あるよ」、と。男性が「俺が荷物を降ろしてやらないとこの人たちは降りられないよ」というようなことをイタリア語で言ったらしい。女性たちがキャッキャと大笑いする。こちらは肩をすくめてやったら再びキャッキャと大爆笑い。はるか遠くにチェファルーの岩山が見えてくる。男性が荷物を降ろしてくれる。列車を降りる。一人の男性と、三人の女性たちに派手に見送られて列車を離れる。<br />7 チェファルーからパレルモへ 水曜日<br />ホテルの人に聞いた。パレルモへは鉄道とバスとどちらが便利かと。返事は鉄道だった。速いし、本数が多いからという。それなら我々も鉄道にしよう。<br />ここチェファルーの駅には駅員がいない。自動販売機があるだけだ。遠距離用と近距離用。パレルモへは近距離用。初めて使う自動販売機。ボタンを案内に従って次々と何度も押してお金を入れて、と。間違えることなく切符が出てきた。が、出てきた切符は機械の途中で引っかかって下へ落ちてこない。突っついても落ちてこない。それを遠くから見ていた人が近寄ってきて拳骨でドンドンと自販機の前面を叩く。切符が落ちる。無事手元へ。もう一枚買う。やっぱり切符は引っかかってしまう。拳骨でドンドン。落ちない。さっきの人が近寄ってくる。彼の力を借りる前に拳骨で力任せにドンドンドン。落ちた。<br />

    降りる人より乗る人が多く車内はだんだん混んでくる。われわれ二人のボックスにも若い女性三人と男性一人のグループが入ってきて満員になる。男性が重い重い23キロはある私の荷物を棚の上に軽々と載せてくれる。我々はチェファルーへ行くからね、と挨拶しておく。こうすれば降りる駅を教えてくれるだろう。とにかく始発を遅れて出発したのでチェファルーへの到着時間が分からない。時間を取り戻すのか、それともますます遅れるのか。車内の案内は無いし、あっても分からない。やがて「次の駅だよ」と教えてくれる。準備しようとすると「まだ40分あるよ」、と。男性が「俺が荷物を降ろしてやらないとこの人たちは降りられないよ」というようなことをイタリア語で言ったらしい。女性たちがキャッキャと大笑いする。こちらは肩をすくめてやったら再びキャッキャと大爆笑い。はるか遠くにチェファルーの岩山が見えてくる。男性が荷物を降ろしてくれる。列車を降りる。一人の男性と、三人の女性たちに派手に見送られて列車を離れる。
    7 チェファルーからパレルモへ 水曜日
    ホテルの人に聞いた。パレルモへは鉄道とバスとどちらが便利かと。返事は鉄道だった。速いし、本数が多いからという。それなら我々も鉄道にしよう。
    ここチェファルーの駅には駅員がいない。自動販売機があるだけだ。遠距離用と近距離用。パレルモへは近距離用。初めて使う自動販売機。ボタンを案内に従って次々と何度も押してお金を入れて、と。間違えることなく切符が出てきた。が、出てきた切符は機械の途中で引っかかって下へ落ちてこない。突っついても落ちてこない。それを遠くから見ていた人が近寄ってきて拳骨でドンドンと自販機の前面を叩く。切符が落ちる。無事手元へ。もう一枚買う。やっぱり切符は引っかかってしまう。拳骨でドンドン。落ちない。さっきの人が近寄ってくる。彼の力を借りる前に拳骨で力任せにドンドンドン。落ちた。

  • 切符が小さい。この小さい切符にも打刻するのかと動作で聞く。彼は首を縦に振る。打刻してホームへ。列車の案内板がある。予定の列車は一時間20分の遅れ。えっ、1時間20分も待つの?よく見るとその次の予定の列車が先に来るようだ。それでも一時間待ち。今回の旅行では鉄道もこれが最後だ。最後まで遅れに遅れた。これがイタリアの、パレルモの、鉄道だ、と断定しても怒られないだろう。<br />先に来た列車は短距離用の車両で加速減速が良い。長距離の止まる駅の少ない列車と同じ時間で目的地へ着ける。外から見たデザインはいいが中から風景を楽しむには欠点がある。窓が金属板に小さな穴がいっぱい開いたもので外が良く見えない。<br />

    切符が小さい。この小さい切符にも打刻するのかと動作で聞く。彼は首を縦に振る。打刻してホームへ。列車の案内板がある。予定の列車は一時間20分の遅れ。えっ、1時間20分も待つの?よく見るとその次の予定の列車が先に来るようだ。それでも一時間待ち。今回の旅行では鉄道もこれが最後だ。最後まで遅れに遅れた。これがイタリアの、パレルモの、鉄道だ、と断定しても怒られないだろう。
    先に来た列車は短距離用の車両で加速減速が良い。長距離の止まる駅の少ない列車と同じ時間で目的地へ着ける。外から見たデザインはいいが中から風景を楽しむには欠点がある。窓が金属板に小さな穴がいっぱい開いたもので外が良く見えない。

  • でも、事故もなく無事パレルモへつくことが出来ました。<br /><br /><br />教訓<br />1 鉄道は遅れるものと思え。<br />今回の旅行では、鉄道は遅れる、と世間で言われることを実証したことになった。<br />2 近距離移動は長距離列車を避けよ。<br />ローマ、ジェノバからシチリアまで時刻表どおりに走ることなどは有り得ない。<br />3 近距離利移動には近距離列車を使え。<br />ただし近距離列車は通勤通学客がメイン。遠方から訪れた旅行者同士の話はできない。<br />

    でも、事故もなく無事パレルモへつくことが出来ました。


    教訓
    1 鉄道は遅れるものと思え。
    今回の旅行では、鉄道は遅れる、と世間で言われることを実証したことになった。
    2 近距離移動は長距離列車を避けよ。
    ローマ、ジェノバからシチリアまで時刻表どおりに走ることなどは有り得ない。
    3 近距離利移動には近距離列車を使え。
    ただし近距離列車は通勤通学客がメイン。遠方から訪れた旅行者同士の話はできない。

この旅行記のタグ

7いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

黒いさくらさんの関連旅行記

黒いさくらさんの旅行記一覧

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

イタリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
イタリア最安 307円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

イタリアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP