2007/05/06 - 2007/05/06
546位(同エリア865件中)
ぺうさん
ヴェルテンブルク、現在もビール醸造を行っている修道院のなかでは世界最古のこちら。さらに、ドイツでは数少ない現在も修道院が直営している醸造所。
日本にも輸入されているので、飲んだことのある方も多いのでは。
酒好きとしては、ここは行かなければと心に誓っていた場所。
【今回の旅程】
ドイツ
フライジング(ヴァイエンシュテファン) → ミュンヘン →
★レーゲンスブルク(ヴェルテンブルク) → ウルム →
フランス
プジョー博物館 → アルザス →
スイス
シュタイン アム ライン →
フィンランド
タンペレ → イッタラ → ヘルシンキ
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
-
早朝6:30のミュンヘン中央駅。
「ICEだ〜!」と写真を撮りに行く相方を
「今回はそっちじゃなーい!!」と引っ張って
レーゲンスブルク行きのレギオナルエクスプレスに乗り込みます。
車内で、さっき駅で買った簡単なサンドの朝食をとっている間に、REはホップの一大産地ハラタウ地方を通ってレーゲンスブルクに向かいます。
朝早かったせいか、途中車窓から驚いて逃げ去る動物を沢山見ることができました。
野ウサギ×3、子ジカ×2 etc... -
1時間半後、レーゲンスブルク駅に到着。
今夜の宿はこちらの街ですが、今は乗り換えで通過するだけ。
スーツケースを、コインロッカーに放り込んでヴェルテンブルク修道院へ向かいます。 -
ウルム行きのRBに乗り換え。
中から扉を開けるのに、非常に力を要するこちらの車両。 -
最初は街中を走っていたRBもドナウ川沿いを走り始めました。
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そして30分くらいでSaal(Donau)駅に到着。
我々以外に下車したのは3人組だけ。 -
レーゲンスブルク方面からの電車に接続して船着き場のある街Kelheim行きのバスが出ているので、バス停へ。
駅舎の目の前です。 -
気の良い運転手さんに運賃を尋ねると、バイエルンチケットで乗車できるとの事。
住宅街と川沿いを抜けてバスは走ります。
途中、ランドアバウトでバスがUターンしたので車内は騒然!!
でも、このバスはそういうルートらしいです。 -
船着き場最寄りのWohrdplatzに到着。
観光客の行き先はたいていここなので、運転手さんが「降りるところよ」と教えてくれました。 -
駐車場を通り抜けて、船着き場へ。
川縁にガチョウサイズだけど、鴨模様な鳥が他のカモたちとたわむれていました。
こいつもやっぱりカモなのかな… -
片道の乗船券を買って船に乗り込みます。
って乗船時に写真を撮っていなかったので、これは下船時の写真。
今回初めてまともに旅行記書いてますが、かなり意識して大量に撮影しておかないとなかなか詳細な旅行記作れないね。
タイヘンだ… -
丘の上に見えるのは、ナポレオンに対する解放戦争の勝利を記念したベフライウングスハレ。
-
乗客は、我々の他にはバスでも一緒になった3人組だけ。
「赤字航路なのかな…」と失礼な事を考えていたのですが、9時台の船に乗る人が少なかっただけで、正午前後の船は乗客が鈴生り状態でした。 -
川の右岸には、ハイキング・サイクリング用の小道が整備されていてぽつぽつ歩いている人が居ます。
-
渓谷と解放記念堂。
-
この辺り、ドナウでも川幅が狭まる渓谷らしいのですが、日本の急流を見慣れている我々からすると渓谷と呼ぶには違和感があるような。
船内放送が、周辺の岩の浸食や石の桟橋について説明してくれます。 -
おっ、修道院が見えてきました。
-
船は少し離れた古い壁あたりに接岸。
早速、下船して修道院に向かいます。 -
川べりらしく、洪水の跡の記録が沢山。
一番凄いものは5mくらい上にあります。2002年、2005年と最近のものもあり、少し怖くなりました。 -
朝食がはやく既に空腹だったので、中庭のビアガルテンに直行。
ここも最初、客が少なかったのですが我々が食べ始めるのが早すぎただけで、正午過ぎには座る所がないような大盛況っぷりでした。
普段はヴァイスビアばかり飲んでいる私も、ここは修道院の歴史に敬意を表してバロックドゥンケルを頼みます。
連れは、聖堂を作成したアザム兄弟の名が冠されたアザム・ボックをオーダー。
バロックドゥンケルは軽めのダークビールで、連れに味見させて貰った濃いボックの後だと当然薄く感じてしまい、料理が来るまでちょっと淋しい思いをすることに。 -
修道院ソーセージ(超太い)&高原チーズのソース、ソースにつけて食べるとチーズフォンデュのような様相。それと、子豚を皮がカリッとなるように焼いて、厚くスライスしてボックビールのソースをかけたもの&レバークヌーデル。
当然ですが、ビールのアテに最高。ビールと一緒に食べるために生まれてきたような料理〜!!
我々は、これらを昼前に食べたのですが、この日は寝る前までお腹が空きませんでした。 -
食べ終わったら見に行く予定の聖堂。
時々中庭を、修道士さんが散歩(なのか?)しています。 -
満腹で、聖堂に入ってみると信者が着席して何かを待っています。そういえば、訪れたのは日曜日の12時直前。
我々も、後部で立ち見している観光客に混ざって、覗かせて貰う事にしました。
年号の入った大きなろうそくに火が灯されています。12時に現れたのは、10人程の修道士達。
そして、始まったのは、祈りの言葉とグレゴリアン・チャント(聖歌)
私も同行者も、奇遇な事に中途半端なキリスト教教育を受けた者同士なのですが、こういう経験は初めてです。
日本人はビールにばかり目が行きがち(そうでない人は失礼)ですが、ヴェルテンブルクはベネディクト派修道院。修道院の自給自足生活あってのビール醸造の歴史だという事を忘れずに訪問しなければなと感じ入りました。 -
チャントがなかなか得難い経験だったので、そちらに気をとられてしまい、今見ると聖堂内はあまり写真を撮っていません。
こちらは、天井のフレスコ画。
この聖堂は、採光が(意図的に)限定的で、光の当たる部分が強調されるようになっており、写真を撮るのが難しいです。 -
先の写真の拡大。
作者のアザム氏が、下を覗きこんでいます。
さっき飲んだアザム・ボックも瓶で売られているものはラベルがこの柄でした。 -
祭壇には、龍と戦う聖ゲオルギウスの像。
-
結局ろうそくの火が消されるまでずっと、聖堂の中に居ました。
全てが終わると客席の中から、古めかしい衣装を着た2人の女性が立ち上がり民謡のような感じの歌を歌い始めました。
これも恒例行事なのかもしれません。
カトリックの手法ですが、文字が読めなくても見れば聖者の偉業が判る教会建築に、荘厳なミサ。子供の頃に経験していれば少し人生変わったかもしれないねと言いつつ聖堂を後にしました。
現代に生きる我々ですらこう思うのだから、中世やそれ以前の時代に影響力が絶大だったのも納得です。 -
腹ごなしに、中庭の一角から裏手の丘の上にある礼拝堂まで散歩することにしました。
散歩といっても割と急な坂道です。 -
外は普通だったのですが、中はこんなかんじ。
-
礼拝堂周辺の丘。ベンチでしばらくぼーっとしていました。
もう少し遠くまで歩くと、ケルト時代の壁など遺跡もぽつぽつ存在していたようです。 -
中庭の一角。
-
修道院入り口。
船で来ると反対側から入るので。 -
修道院前のドナウ川。
修道院側から、対岸の遊歩道側への渡し船も出ています。
当初は、遊歩道を歩いてケルハイムまで戻る予定だったのですが、昨日のミュンヘン疲れが思ったより蓄積していて丘を散歩しただけでキツかったので、帰りも遊覧船に乗る事に。
往復券買っておけば良かった… -
一通り散歩して帰ってくると、ビアガルテンはこの混雑ぶり。
-
売店でお土産物も売っていました。
我々は、修道院ビールを瓶1本だけ購入。
けど、持ち歩くことができたなら、本当に購入したかったのはこっちだー!! -
未練がましく。
-
結局、帰りも船旅で。
行きに乗った船とすれ違いました。 -
帰りのバスの時間まで、船着き場のある街Kelheimを散策します。
バス停で時刻表を確認していたら、行きのバスの運転手さんに遭遇。親切に、時刻等教えてくれた後、休憩に向かわれてました。
ありがとー!! -
ヴェルテンブルクからケルハイムまで歩き、ハイキングでお腹も減った頃この街で作られているシュナイダーヴァイセを頂く予定…
http://www.schneider-weisse.de/
だったのですが、船で戻って来てしまった為に、全くの満腹でビールの入る隙間もありません。
ヴァイス好きなのに、シュナイダーヴァイセを現地で飲み損ねるなんて、不覚すぎる…
足りないよ、胃袋が。 -
マンホールの蓋。
後、船着き場から見て、街の反対側にあるアルトミュール川には横にカーブしている変わった橋がかかっていました。 -
こちらはケルハイム市庁舎。
ざっと街を見た後、バイエルンチケットでレーゲンスブルク行きのバスに乗ると、行きに会った3人組とまた一緒。よく会うねぇ〜。
彼らはSaal駅で降りていきましたが、我々は終点迄。
バスはしばらくドナウ川沿いを走り、その後東に折れてアウトバーンに入り、レーゲンスブルクに辿り着きました。
地図好き故か、私は車でも電車でも、現在走っているのがどこなのか判らないとイヤで、どうも道程を全て追いかけてしまいます…。
さて、次は帝国自由都市で世界遺産にもなったレーゲンスブルク散策です。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- Noririnさん 2007/08/01 00:36:22
- ドイツにまた行きたいです!
- ぺうさん こんばんは。
4トラのメルマガで紹介されていたので、拝見しに参りました。
修道院はすっごく行きたかったのですが、3泊しか休みが取れなかったので断念したんです。
生のドゥンケルは日本であまり飲めないので、ぺうさんの旅行記を見てすっごく飲みたくなりました・・・
私も樽缶が欲しい♪
Noririn
- ぺうさん からの返信 2007/08/04 20:29:58
- RE: ドイツにまた行きたいです!
- Noririnさん、更新停滞ブログへの再訪有り難うございます。
恥ずかしながら、書き込み頂いた事で
初めてメルマガに紹介されているのに気が付きました。
やはり生が一番ですが、次の訪独時には、瓶だの缶だの
色々持ち帰る為に、日本から梱包材を準備して行こうと考えています。
-
- mercuryさん 2007/06/05 14:12:11
- 知られざる小さな異国の街
- こんにちは!
ぺうさんの旅行記を読んで、レーゲンスブルクからこんな街が・・・と思いガイドブックを見たら、“知られざる小さな異国の街”と書いてありました。こんな街に行ったら、きっと日本人にも会わないんでしょうね。
こういう、あまりに観光地として有名でないところが好きです。
でもミュンヘンには行きたいです。ミュンヘンには見るものたくさんありますから。
- ぺうさん からの返信 2007/06/05 22:36:39
- RE: 知られざる小さな異国の街
- はじめまして、ご訪問&書き込みを有り難うございます。
知られざる異国…ビール基準で探したので、有名どころだと思っていました。
mercuryさんも、田舎派なのですね。
大都会は苦手な私でも、ミュンヘンはのんびり観光できました。
私の次の試練は、さらに見所の多い(そしてさらに都会)ベルリンです…
あまりに田舎だと東洋人が珍しくて、視線が痛い(特に子供は正直なので)時もありますが、やはり素朴だし、落ち着く風景が多いし、未知の所を適当にぶらぶらするのが好きなのでやめられません。
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