チェコにしては近代的な街ブルノ

2007/05/02 - 2007/05/03

　チェコ第２の都市ブルノに到着。ブルノ自体はあまり見どころがなさそうだが、各地の観光地へのハブとなる街だ。

□4/28(土) 成田空港出発(22:00)
□4/29(日) (朝現地着)プラハ
□4/30(月) チェスケー・ブディェヨヴィツェ、フルボカー、チェスキー・クルムロフ
□5/1 (火) チェスキー・クルムロフ、テルチ
■5/2 (水) テルチ、トシェビーチ、ブルノ
■5/3 (木) ブルノ、クロムニェジーシュ、オロモウツ(深夜列車でポーランドへ)
□5/4 (金) アウシュビッツ、クラクフ
□5/5 (土) (午前中、電車でチェコへ)クトナー・ホラ、プラハ
□5/6 (日) (早朝)プラハ発、帰国
□5/7 (月) 成田空港到着(7:00)

エリア ブルノ(チェコ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: エールフランス

　トシェビーチを15:24に出発した列車は16:34ブルノに到着。チェコ第２の都市だけあって駅のまわりは人が多いが、観光客っぽい人はあまりいない。

　本日の宿を探しに広場へ向かう。今までに訪れたチェコの都市と違って、ブルノは結構近代的な街だ。観光客がチェコに期待する中世そのままの街並みとはちょっと違う…

　ブルノの中心「自由広場」
写真右に見えるガラス張りのビルをはじめ、なんか近代的。普通のヨーロッパの街だ。
　人は多いけど、ホテルの数が少ない。結局広場の奥で見つけたHotel Avionというところに泊まったが、狭くて汚いくせに宿泊費が高いサイテーなホテルだった…

「自由広場」で見つけたポスター。
　どうやら前の土曜日(4月28日)にＫ−１の試合があったらしい。ポスター左のミドルキックを打っている選手はパヴェル・マイヤー(注1)だろうか？最近見かけないけど、まだ現役なのか？

注1：チェコ出身のキックボクサー。2001年Ｋ−１大阪大会でジェロム・レ・バンナにＫＯ負け。誰も知らないだろーなー(^_^;)

「聖ペテロ聖パウロ教会」
２本の尖塔(写真に写ってないけど)が遠くからもよく目立つブルノのランドマーク。

「聖ペテロ聖パウロ教会」内部。
中ではミサの真っ最中。邪魔にならないよう静かに撮影。祭壇のステンドグラスが雄大でとてもきれい。

「ドミニカン広場」
中央の岩を組み合わせたみたいなオブジェが印象的。

　そこらへんの路地。
広場沿いは近代的だけど、一歩奥に入ると味のある路地がまだある。

「聖ミハル教会」
ドミニカン広場沿い、新市庁舎のとなりに建つ。

「聖ミハル教会」内部
案外シンプルな教会だけど、祭壇の装飾はおみごと。

「シュピルベルク城」
丘の上にあるので、上り坂がちょっとつらい。すでに閉館時間(18:00)を過ぎていたので中に入れず…今回の旅は中に入れないパターンが多いぞ(^_^;)

シュピルベルク城付近の丘からのながめ。
聖ペテロ聖パウロ教会が見える。

「コメンスキー教会」
街の北のほうにある。逆光で真っ暗になっちゃった(^_^;)

「聖トマーシュ教会」
中に入れず。そればっか。

すぐ隣にある「聖ヤコブ教会」
今度は中に入れた(^_^)v

「聖ヤコブ教会」内部。
中ではミサの真っ最中。非常に高い天井と、それを支える柱が印象的。

　ドミニカン広場沿いにあるレストラン「ポッド・ラドニチュニーム・コレル(Pod Radnicnim Kolem)」でディナー。ペッパーソースをかけたビーフステーキを食べる。美味い！
　毎日欠かせないのがビール。すっかりこのアングルでビールを撮影するのが日課になってしまった(^_^)

　ここからは夜景シリーズ。
まずは「自由広場」で目立ってるオメガのビル。俺がチェコに求めてるものと違うんだよな…。

　自由広場から駅に向かう道。
トラムの電線の上にしょぼい電飾が飾られている。

　自由広場の聖三位一体の碑。

「聖ヤコブ教会」
　この写真を撮影していたら、学生っぽい可愛い女の子がカメラのディスプレイを覗きこんできて「いい写真だけど、塔の先端がちゃんと映ってない！」とか言い出す。
　夜景を撮ってると覗き込んでくる奴はたまにいるけど、文句つけてきた奴はあんたが初めてだよー！(桜塚やっくん風に)

　ドミニカン広場の変なオブジェ。
写真の右にキスしてるカップルが映ってやがった。幸せなカップルは全員死ね！(たむらけんじ風に)

　そこらへの街角。
正直言ってブルノはいまいちでした。やっぱりチェコに近代的な街は似合わないんですよ。今まで童話の世界にいたのに急に現実に戻ったような気がして。
　あと、ブルノには「トゥーゲンハート邸」という近代建築系の世界遺産があるんだけど、どの資料を見ても単なるチンケな家にしか見えないのでパス！明日は朝一でブルノを出発することにしよう。

　5月3日(木)
　今日はまず世界遺産のクロムニェジーシュに行き、その後オロモウツに移動する。地球の歩き方にはクロムニェジーシュからオロモウツへの移動手段は乗ってないけど、どうせバスがあるだろうと決め打ち。フロントで調べてもらったら、案の定あった。
　そして、行くかどうかずっと悩んでいたポーランドのアウシュビッツ強制収容所にオロモウツからの夜行列車で行くことを決断する。
　まずはトラムを乗り継いでブルノのバスターミナルへ。ターミナルはトラムの停留所からちょっと離れているので地元の人に聞いた方がいい。話を聞いた乗客もたまたまターミナルに行くとのことで、一緒につれていってもらえた。
　08:35 ブルノをバスで出発。クロムニェジーシュへ向かう。
《チェコ旅行記：クロムニェジーシュ編へつづく》