ラスベガス (ネバダ州) 旅行記(ブログ) 一覧に戻る
5月1日(火)<br />今日は、予約済みの現地ツアーで、1泊2日のアンテロープキャニオン→モニュメントバレー→グランドキャニオンに行く。早朝6:20にホテルに旅行社の人が、ピックアップに来る。ホテルの中を通って、集合場所に向うが、カジノは、24時間営業である。広いので、まばらに見えるが、結構沢山の人が、遊んでいる。<br />15人くらい乗れるバスが待っていた。マサさんの言う日本人が、運転手兼ガイドである。ずいぶんと顔の大きい人で、おなかもアメリカサイズである。気さくな人のようだ。既に、他のホテルを回ってきており、我々が、最後のようだ。車に乗り込み、いざ出発。フリーウェイで行くので快適であるが、一日500kmくらいのバス移動である。東京から京都ぐらいを行くことになる。<br />途中、トイレ休憩などをとりながら、最初に着いたのが、ホースシューベントと言う所だ。いきなり、台地が、コロラド川に浸食されており、上から見ると、川は、はるか下に見える。展望台から観るのだが、足がすくむ。侵食されている形が、馬蹄形をしているのでこの名前がつけられた。雄大なスケールにまずは感激した。ロスや、ラスベガスの市内では、中国人や、韓国人が多く見受けられたが、この辺に来ると、欧米人か、日本人が多い。日本人の観光も、少しずつロンパリから進化してきているのか?<br />駐車場からホースシューベントに行く途中、砂漠の中を歩いていくが、低木や、サボテンなどが、生えている。花をつけているサボテンもある。但し、西部劇に出てくるサボテンは、もっと南のフェニックスに行かないと無いそうで、この辺りで見られるのは、小ぶりなサボテンである。<br />昼食を済ませ、次に、アンテロープキャニオンに向った。砂地の川床を少し進むと、砂岩がむき出しの部分があり、少し亀裂がある。この亀裂に入っていくと、急に深くなり、数メートル階段を下ることになる。狭い所で、幅1mくらい、広い所でも2~3mくらいで、どんどん深くなっていく。両方の砂岩の壁は、水流で侵食されたきれいな形になっている。<br />上を、見上げると、10数m上方に幅数mの亀裂越えに、空が見える。<br />入り口に、人名が彫られた碑があったが、昔、ここを見学していた人が、上流に降った雨のため、急に水が流れてきて、犠牲になったそうである。とても逃げ切れないと思った。<br />そういえば、我々も、入場するとき、名前を書かされた。アンテロープと言う名前は、このキャニオンを発見した人の名前だそうだ。<br />さて、ここでも、感動した後、ホテルにチェックインし、今日のメインエベントである、モニュメントバレーに向った。ナバホインディアンの居留地なので、少し雰囲気が違う。警察もインディアンが勤めているそうだ。<br />しばらく行くと、台形の山が見えてきた。西部劇でよく見る景色だ。親指の部分だけが、離れた一対の両手の手袋のような、台地がある。その、右側に、タバコのマールボロのコマーシャルに出でくる台地も見える。まさに、西部劇の世界である。この後、さらに、名所と言われる台地を見学した。非常に細い柱状の台地があった。トーテムポールと呼ばれているそうだ。これも、盲目の歌手スティービーワンダーが、台地のテッペンにピアノを置いて演奏するコマーシャルで使われた台地だそうだ。テッペンは、10メータ四方の広さがあるそうだが、目が見える人であったら、足がすくんでとても演奏など出来ないだろう。ジョン フォード監督が、カメラを設置したポイントやら、ジョン ウェーンが、馬を走らせた場所などを見学しているうちに、日没になった。残念ながら、太陽が、台地に近づくうちに、だんだん曇ってきて、完全なサンセットは見学できなかった。明日早朝に又ここに来て、日の出を見ることになっているそうだ。<br />ホテルに戻って、部屋に入ると、部屋には、ダブルベッドしかない。男2人では使いにくいので、ツインベッドの部屋に変えてもらうようマサさんに交渉を頼んだが、あいにく部屋は全部ふさがっているらしい。それでも、ソファーが、ソファーベッドになっているそうで、事なきを得た。<br />ここは、インディアン居留地なので、アルコールを販売していない。事前に聞いていたので、来る途中の、スーパーマッケットで、ワインを買って来ていた。<br />しかし、ワインオープナーが無い。フロントに言っても無いという。しょうがないので、運転手のマサさんに頼んで、ガソリンスタンドにあると言うことなので、取りに行ってもらった。<br />外を見ると、雨が降っている。砂漠に来て雨が見られるとは、運が良いのか?<br />でも快晴であれば、天の川も見られると聞いていたので残念だ。<br /><br />

グランドキャニオンその1

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2007/04/30 - 2007/05/03

4394位(同エリア5275件中)

2

24

trippower

trippowerさん

5月1日(火)
今日は、予約済みの現地ツアーで、1泊2日のアンテロープキャニオン→モニュメントバレー→グランドキャニオンに行く。早朝6:20にホテルに旅行社の人が、ピックアップに来る。ホテルの中を通って、集合場所に向うが、カジノは、24時間営業である。広いので、まばらに見えるが、結構沢山の人が、遊んでいる。
15人くらい乗れるバスが待っていた。マサさんの言う日本人が、運転手兼ガイドである。ずいぶんと顔の大きい人で、おなかもアメリカサイズである。気さくな人のようだ。既に、他のホテルを回ってきており、我々が、最後のようだ。車に乗り込み、いざ出発。フリーウェイで行くので快適であるが、一日500kmくらいのバス移動である。東京から京都ぐらいを行くことになる。
途中、トイレ休憩などをとりながら、最初に着いたのが、ホースシューベントと言う所だ。いきなり、台地が、コロラド川に浸食されており、上から見ると、川は、はるか下に見える。展望台から観るのだが、足がすくむ。侵食されている形が、馬蹄形をしているのでこの名前がつけられた。雄大なスケールにまずは感激した。ロスや、ラスベガスの市内では、中国人や、韓国人が多く見受けられたが、この辺に来ると、欧米人か、日本人が多い。日本人の観光も、少しずつロンパリから進化してきているのか?
駐車場からホースシューベントに行く途中、砂漠の中を歩いていくが、低木や、サボテンなどが、生えている。花をつけているサボテンもある。但し、西部劇に出てくるサボテンは、もっと南のフェニックスに行かないと無いそうで、この辺りで見られるのは、小ぶりなサボテンである。
昼食を済ませ、次に、アンテロープキャニオンに向った。砂地の川床を少し進むと、砂岩がむき出しの部分があり、少し亀裂がある。この亀裂に入っていくと、急に深くなり、数メートル階段を下ることになる。狭い所で、幅1mくらい、広い所でも2~3mくらいで、どんどん深くなっていく。両方の砂岩の壁は、水流で侵食されたきれいな形になっている。
上を、見上げると、10数m上方に幅数mの亀裂越えに、空が見える。
入り口に、人名が彫られた碑があったが、昔、ここを見学していた人が、上流に降った雨のため、急に水が流れてきて、犠牲になったそうである。とても逃げ切れないと思った。
そういえば、我々も、入場するとき、名前を書かされた。アンテロープと言う名前は、このキャニオンを発見した人の名前だそうだ。
さて、ここでも、感動した後、ホテルにチェックインし、今日のメインエベントである、モニュメントバレーに向った。ナバホインディアンの居留地なので、少し雰囲気が違う。警察もインディアンが勤めているそうだ。
しばらく行くと、台形の山が見えてきた。西部劇でよく見る景色だ。親指の部分だけが、離れた一対の両手の手袋のような、台地がある。その、右側に、タバコのマールボロのコマーシャルに出でくる台地も見える。まさに、西部劇の世界である。この後、さらに、名所と言われる台地を見学した。非常に細い柱状の台地があった。トーテムポールと呼ばれているそうだ。これも、盲目の歌手スティービーワンダーが、台地のテッペンにピアノを置いて演奏するコマーシャルで使われた台地だそうだ。テッペンは、10メータ四方の広さがあるそうだが、目が見える人であったら、足がすくんでとても演奏など出来ないだろう。ジョン フォード監督が、カメラを設置したポイントやら、ジョン ウェーンが、馬を走らせた場所などを見学しているうちに、日没になった。残念ながら、太陽が、台地に近づくうちに、だんだん曇ってきて、完全なサンセットは見学できなかった。明日早朝に又ここに来て、日の出を見ることになっているそうだ。
ホテルに戻って、部屋に入ると、部屋には、ダブルベッドしかない。男2人では使いにくいので、ツインベッドの部屋に変えてもらうようマサさんに交渉を頼んだが、あいにく部屋は全部ふさがっているらしい。それでも、ソファーが、ソファーベッドになっているそうで、事なきを得た。
ここは、インディアン居留地なので、アルコールを販売していない。事前に聞いていたので、来る途中の、スーパーマッケットで、ワインを買って来ていた。
しかし、ワインオープナーが無い。フロントに言っても無いという。しょうがないので、運転手のマサさんに頼んで、ガソリンスタンドにあると言うことなので、取りに行ってもらった。
外を見ると、雨が降っている。砂漠に来て雨が見られるとは、運が良いのか?
でも快晴であれば、天の川も見られると聞いていたので残念だ。

同行者
友人
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • 荒涼たる砂漠をひたすら走る。

    荒涼たる砂漠をひたすら走る。

  • ホースシューベントに到着。バスを降りて、砂漠の中を歩く。

    ホースシューベントに到着。バスを降りて、砂漠の中を歩く。

  • 砂漠の景色。背の低い草木が群生している。

    砂漠の景色。背の低い草木が群生している。

  • サボテンの花が咲いていた。とてもきれいだ。

    サボテンの花が咲いていた。とてもきれいだ。

  • コロラド河が、岩を浸食して、ちょうど、馬蹄形になっている。足がすくんでくる高さだ。

    コロラド河が、岩を浸食して、ちょうど、馬蹄形になっている。足がすくんでくる高さだ。

  • いよいよ、アンテロープキャニオンに着いた。

    いよいよ、アンテロープキャニオンに着いた。

  • ここで、名前を記入する。

    ここで、名前を記入する。

  • キャニオン見物中に、突然襲ってきた濁流の犠牲になった人の記念碑。はるか上流の雨で押し寄せたそうだ。

    キャニオン見物中に、突然襲ってきた濁流の犠牲になった人の記念碑。はるか上流の雨で押し寄せたそうだ。

  • アンテロープキャニオンの内部。砂岩が、水に浸食された跡。とてもきれいだ。

    アンテロープキャニオンの内部。砂岩が、水に浸食された跡。とてもきれいだ。

  • 深さは、10mを超える。

    深さは、10mを超える。

  • ここが、アンテロープキャニオンの入り口。裂け目から、入っていく。急に深くなる。

    ここが、アンテロープキャニオンの入り口。裂け目から、入っていく。急に深くなる。

  • 次は、モニュメントバレーだ。やがて、台形のメサが見えてくる。これでも感動したが、さらに行くと。。

    次は、モニュメントバレーだ。やがて、台形のメサが見えてくる。これでも感動したが、さらに行くと。。

  • 両手の手袋の形をしたメサが見えてきた。右側は、マルボロのテレビコマーシャルに出てきたメサだ。

    両手の手袋の形をしたメサが見えてきた。右側は、マルボロのテレビコマーシャルに出てきたメサだ。

  • 左手の手袋のメサ

    左手の手袋のメサ

  • バレー内の、メサの案内図

    バレー内の、メサの案内図

  • お土産のアクセサリーを売っていた屋台の娘さん。みんなに囲まれて泣きそうな顔だ。でも、たくさん売れたので、おばさんは喜んでいた。ナバホインディアンだそうだ。

    お土産のアクセサリーを売っていた屋台の娘さん。みんなに囲まれて泣きそうな顔だ。でも、たくさん売れたので、おばさんは喜んでいた。ナバホインディアンだそうだ。

  • スリーシスターズという岩。3人の修道女に見える気がする。

    スリーシスターズという岩。3人の修道女に見える気がする。

  • 右の細長い岩が、トーテムポールという岩。この頂上で、スティービーワンダーがピアノをひいたそうだ。

    右の細長い岩が、トーテムポールという岩。この頂上で、スティービーワンダーがピアノをひいたそうだ。

  • 日も暮れてきて、幻想的な風景が撮れた。

    日も暮れてきて、幻想的な風景が撮れた。

  • あいにく、曇ってしまい、きれいな日没風景は取れなかった。

    あいにく、曇ってしまい、きれいな日没風景は取れなかった。

  • 明日は、ここから、朝日が昇るらしい。楽しみだ。

    明日は、ここから、朝日が昇るらしい。楽しみだ。

  • 泊まったホテル。お酒の販売無し。

    泊まったホテル。お酒の販売無し。

  • 雨は上がったが、朝日は出てこなかった。

    雨は上がったが、朝日は出てこなかった。

  • 少し、明るくなった。でも、朝日は見えない。

    少し、明るくなった。でも、朝日は見えない。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • hisaーmさん 2007/08/23 11:11:27
    初めまして
    訪問有難うございました。スポーツはサッカーが、お好きですか、私は、小学4年まで、ソウルに住むんでました。終戦で熊本に引き揚げてきました。言葉は、標準語でしたので、土地の子に、生意気だといじめられました。だから、高校で柔道部に入り、天理大の柔道専攻コースを選びました。旅行が大好きで、数えて見たら65ケ国に。北米は、2度行きました。最初は、サンフランシスコ、デズニーランド、ラスベガス、グランドキャニオン。2度目は、ニュウーヨーク、ワシントン、ボストン、ナイアガラの滝です。退職記念に、南米一人旅、70日をしましたよ。アルゼンチンの先のモンテビデオまで、行きました。今は、月に一度、近畿ツーリストの一泊の温泉、観光をかねて、ソシアルダンスツアーに参加するのが楽しみです。長くなりましたが、こんごとも宜しく。

    trippower

    trippowerさん からの返信 2007/08/23 11:31:41
    RE: 初めまして
    書き込み有難うございます。65カ国の旅行すごいですね。私も、来年60になりますので、定年後は、いろいろ旅してみたいと思っています。その節はいろいろ教えてください。この夏休みには、上海、杭州、黄山に行ってきました。黄山には感激しました。近々、旅行記をアップする予定です。是非ご一読ください。

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