☆Vol.3☆　始まりはカトマンズ。　～3日目～　　デリー→カトマンズ

2007/04/30 - 2007/04/30

「3日目　カトマンズで説教！」
隣のベッドではヤマゲンが筋トレをしている。時刻は2時を過ぎている。もう2時間くらい、本を読んだり、しゃべったり、筋トレをしている。楽しい。かなりいいわ～。
　今日は朝10時30分に起床。オートリキシャーでIGI空港へ。今日は無事離陸した。ビジネスクラスだ。
　約2時間のフライトの後、カトマンズへ。空港でビザを取り、入国審査を出るといかつい男が声をかけてくる。タクシーの客引きだが、一方的にしゃべってきてまくしたててくる。
日本人をカモにしているといったその態度にムカツキを覚えながらも、タメルまで行こうと思っていたので、その男の車でタメルまで行くことにした。
あまりにも一方的なその男の態度が私を覚醒させた。
　「調子にのんなよコノヤロぉ。日本人なめてんじゃねぇぞ。」
　日本じゃ言わないだろ～っ、忘れかけていたってくらいの言葉使いになっている私に、横のヤマゲンが何でハヤカワ切れてるの？ってな感じになっているのが少し伝わってくる。
　タクシーの運転手の横にその客引きも乗って、タクシーは出発。カトマンズだァと言ったワクワクな気持ちよりも、煩く話しかけてくる客引きにイライラが増していく。
　私はついにスーパーマリオに変身、馴れ馴れしく「マイフレンド、マイフレンド」と言ってくる客引きに説教をし始める。

私：「友達じゃないから。おれらは客だよ。」

客引きの男：「いいホテルがあるから見るだけでいいから見てくれよ。」

私：「タメルまで行ってくれよ。ホテルは自分達で探すから。」

客引きの男：「少しでいいから見てくれ。」

私：「だめだ。」

客引きの男：「おれを信用していないのか？」

私：「信用してないよ。」

客引きの男：「なんでだよ？」

私：「No reason! なんで会ったばかりで信用できるんだよ。」

あっけにとられる客引きの男、とヤマゲン。
　
まくしたてる私。

「いいか、お前はもっと礼儀正しくなった方がいいよ。」

だんだんと、しゅんとしていく客引きの男。礼儀正しくない人に「Be polite！」って言われてもなってところだろう。
　結局、客引きの男が薦めてきたタメル地区の前にあるホテルに泊まることにし、最後は握手をして別れたが、きっとうちらと別れた後で、客引きの男は怒りを爆発させていたに違いない。客引きと別れた後、そこまで言う必要があったかなっ、まだまだおれも小さいなって思うと同時に、言う時は言わないとだしまあいっかっ、これもいい思い出になるだろうっていつものプラス思考で気持ちを切り替える。
　その後、タメル地区を散策。小さな子どもの物乞いが多い。暑さはなくて過ごしやすい。最初2500Rsと言われたパシュミナを400Rsで買ったり、Tシャツを作ってもらったり、果物を食べたりしながら、夜はレストランで乾杯。
　その後は宿にて、インドで買ったチャイを携帯コンロで作る。そしてヤマゲンと今日一日を振り返る。

「いや、マジあなた有り得ないから。信用してないよ。なんで信用しない？No reason って・・・笑」

「いや～、あーゆう調子に乗ってるやつにはびしっと言ったほうがいいんだよ。まあ一人で旅してたらあんなには言わないけどね。」

「いや～ムービー撮りたかったわ～」

　


　筋トレするヤマゲン、読書をする私。










「ってかチャリでバラナシって無理じゃね？」






「いや～、




　





　
　絶対無理でしょ！」









「テント捨てよっか？！」












「・・・じゃあ室内で一回テント張ったら捨てようぜ」

　
　
　
　
　いつものノリで掛け合いが続く。果たして、僕らは本当にチャリ旅ができるのだろうか。カトマンズからバラナシは日程的に無理になってしまった。そこで浮かび上がってきたのがカトマンズ→ポカラのルート。明日、タメル地区で自転車を探してみることにした。
　チャリ旅のことを夢想しながら、僕は眠っていった。

　

エリア カトマンズ(ネパール)

前日の疲れもあり　

朝はゆっくり10時半に目覚める

空港までのリキシャを探す

右のインド人はどこかで会ったような記憶があった

オートリキシャーでIGI空港へ

デリーの街なみ

空港まで約80Rs

体重計だったかな？

インドとはしばしのお別れ

塩味の面白いドリンクでした

エア・サハラで

ビジネス・クラス！

ヤマちゃん

いざ、ネパールへ！

機内食もとてもおいしかった！

いよいよ飛行機は

カトマンズへ

チェックイン風景

居心地の良いENCOUNTER HOTEL

ネパールチャイのおいしさに感激！

ひと休憩してから

いざ、タメルへ！

インド・ネパールは原色が映える

人の往来が激しく、排気ガスもすごい

洋服大好きなヤマちゃん

カトマンズもハッパ売りが多かった

買い物が楽しい！

タメル地区は夜も落ち着いたいい雰囲気でした

楽器売りや物乞いやネックレス売りに囲まれる

1人で歩くのと2人で歩くのでは全く違う

見える景色も違ってくるし

何より気持ちの持ちようが違う

とりあえず

おじいちゃんの雰囲気がたまらない

Born in Nepal and Japan

カトマンズは日本料理食べれる店が多いみたいですね

妹、連れてきたいわ〜と言うヤマちゃん

うんうん

一人旅は一人旅の

2人旅は2人旅の

家族旅行は家族旅行の良さがあるもんね

2人旅も親友と

野郎と行く旅は格別だ

いい表情のおじさん

30Rs・・・と自ら書いた絵を売る少年

時刻は21時過ぎ

海外に出る旅に大事なことを思い返す

今回の旅では友達の存在

キンキンに冷えたビールを飲みながら

改めて思う

「よっしゃ〜いよいよ明日からチャリ旅だね」

「やるしかないでしょ〜」

Tシャツをオーダー、明日の15時に出来上がり

こんなところで遭遇

NO ポイ捨て

砂糖を購入

写真を撮るからと上着を着て決めるご主人

アルコールと砂糖で

チャイを作る

明日というより今日、チャリ旅スタート！