2007/05/03 - 2007/05/04
550位(同エリア776件中)
ぺうさん
2007年GW旅行、ドイツでのテーマは無理しない程度にビアライゼです。
という訳で、初泊地はミュンヘン空港からも近く、
現在稼働中の世界最古のヴァイエンシュテファン醸造所もあるフライジングを選択。
【今回の旅程】
ドイツ
★フライジング(ヴァイエンシュテファン) → ミュンヘン →
レーゲンスブルク(ヴェルテンブルク) → ウルム →
フランス
プジョー博物館 → アルザス →
スイス
シュタイン アム ライン →
フィンランド
タンペレ → イッタラ → ヘルシンキ
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
PR
-
昨年から関東在住になったので、初の成田利用でした。
関空セントレアに加えて長距離国際線発着空港を無意味に制覇!!
GWだからTV中継で見る惨状の如く、超混んでるかなと思い、事前にオンラインチェックインしたり早めに空港に行ったりしたのですが予想に反してがらがらで一回も並びませんでした。
フライト時刻が昼過ぎで、遅めだったから??
ちょっと拍子抜け。
でも機内はやっぱり、ほぼ満席。 -
ミュンヘン フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港で、回数券を購入しBus635に乗ります。
(たぶん)一般道を使って、空港内の他所を経由するため、ランドアバウトだの空港内だのをぐるぐるぐるぐる回って目的地へ。
我々は方向感覚を失ってふらふらし、そばでは遠心力でスーツケースを固定するチェーンロックの鍵が破損。
まだ初日なのにー!!
道中、菜の花畑が満開でした。
ポーランド上空あたりから、地表に黄色い絨毯が見えていたのも多分コレかな〜。
そうこうしているうちに、終点のフライジング駅前へ到着〜。 -
バスで正面に座っていたお爺さんに道を教えて貰いつつ予約していた宿に到着。
駅前のもう少し安めの宿と迷ったのですが、駅から400mで旧市街入り口辺りの便利な場所にあったのでこちらにしました。
Hotel zur Gred
http://www.hotelzurgred.de/
予約といっても、小さな街なりのアバウトさで
「何月何日、予約できますか〜?」
「おう!部屋空いてるよ、待ってるぜ!!」
ってカンジのやりとりがあっただけ。
カード番号等確認もなし。 -
荷物を置いて、旧市街をちら見しつつ、ヴァイエンシュテファンを目指します。
-
とはいえ、もう観光案内所は開いていないので、日本でWebから印刷してきたアバウトな市街地図を頼りに右往左往。
ヴァイエンシュテファンは、有名な醸造所だけでなくガーデンや大学等、様々な施設が存在している一帯の名称なので、ヴァイエンシュテファンと書いてある標識を頼ったつもりが違うところに行ってしまったり。
適当に歩いていると水辺に来てしまいました。 -
水辺の石碑を見ていたら、後ろから騒がしい鳴き声が。
カモが数羽、食べ物をねだりに来たようです。
それとも、お休みのところを起こしてしまったかな。
いずれにせよ、ごめんねぇ。
今何も食べもの持ってないし。 -
よく見ると、その中に変わった1羽が…
イヤ、何かツノあるし、しかも垂直に生えている茶色い羽が高速で振動を…
鳥類はカラスからペンギン、猛禽まで博愛主義者のつもりだったのですが、こいつは未知との遭遇でちょっと恐怖に近い衝撃でした( ̄□ ̄;)
雌鴨に近寄る他の雄を追い払ったりしてたので、こいつもカモなんだろうけど。
飾り羽(?)が振動してたので、威嚇されているのかと思ったけれど、我々が立ち去っても、しばらく後をてちてち(足音)とついてきていました。
はて。 -
そのうち、通行人の多い小道を発見し、なだらかに丘を登っていくと発見したのは醸造所…ではなく、飲んだくれの群れ。
…あのですね、大勢の若者達が民族衣装を着て、1リットルのマースを手に手に馬鹿騒ぎをしている訳で。
で、ビールもテントで売ってるけれど、そこには50mはあろうかという長蛇の列。
重低音が鳴り響く広場前にも、入り待ちっぽい若者達のもっと長い列。
醸造所付属レストランはあっちだよという看板は目の前にあるものの、そちらには封鎖を示すビニールテープ。
今になれば、あれは学祭か何かで、封鎖は学生用(店があるのでこれ以上こっちに来て騒ぐなの意)だったのだろうと想像できるのですが、当時、酒も入っていない我々はただただドン引き。
「フライジングのフリューリングフェスト日程はもっと後だったはずだが…」
「つっか到着初日に、いきなり1リットル立ち飲みは厳しいよな…」
「というか、ドイツまで来て列に並びたくないし。」
「今日は静かに飲める街中のレストランにでも行きますか。」
「ヴァイエンシュテファンは、明日、酔っぱらいの居ない時間に来ようか…」
というかんじで、早々に退散しました。
写真がなかったので、ヴァイエンシュテファンの看板で代用ー。 -
飲み損ねたことと、そろそろ感じ始めた空腹感で少々いじけつつレストランを探しに、旧市街へ逆戻り。
実のところ、フライジングに来たならば、ヴァイエンシュテファナーの他にもう1種類飲みたいと思っていたビールがありまして、それがこちらHofbrauhaus FreisingのHuber Weisses。
http://www.hofbrauhaus-freising.de/huber-weisses/
フライジングHPの観光案内で、市内のビアガルテン一覧が見れ、取り扱っているビール銘柄も書いてあるのですが、世界的に有名なWeihenstephaner Bierとその地元で勢力を2分しているのがHofbrauhaus Freisingだったので、こいつは気になるぞと。
ヴァイエンシュテファンの学生が飲みに行くのはこちらだという話もどこかで見たような。
Hofbrauhaus Freisingも郊外にHofbrauhaus-Kellerという直営っぽいレストランがあったのですが、遠い丘の上のヴァイエンシュテファンに行って帰ってきた時点で探す気力もなく、旧市街の目抜き通りを突き当たった所にある、緑あふれる雰囲気の良いテラスがあったレストランにそそくさと座りました。
取りあえず、ヴァイス2つ〜!!
超うまかったです。至福。 -
で、ヴルストとTagesmenuっぽく張り出してあったシュニッツェルをオーダー。
出てきたのがこちら…座布団シュニッツェルと命名。
2人がかりでやっつけましたが、さくさくジューシーで、あれだけ食べたのに翌日もたれもせずとても美味しかったです。
付け合わせのイモは、流石に残しました。
また、ウェイターさんも感じの良い方で
この店入ろうかな〜と、テラスを見ながら悩んでいたら「どうぞ」という感じにウインクして招いてくれたり、こそこそカメラを取り出して料理の写真を撮っていたら写真撮影を買って出てくれ、乾杯してるところを撮って貰ったりしました。
あぁ、また行きたいや… -
テラスは写ってないけれど、お店はこちら。
Weissbräu Huber
General-von-Nagel-Str. 5
85354 Freising -
帰り道に撮った、ビールの看板とフライジングの教会。
-
翌朝。
初泊だったせいか、嬉しげに朝食撮影なんぞしてますね…
この後、スクランブルエッグも作ってくれました。
食べ終わった所で、チェックアウトまでにヴァイエンシュテファンで飲んでくるべく出立です。 -
とはいえ観光案内所は9時からなので、それまで旧市街を散策。
天気予報は晴れ雨だったのですが、今のところ好天です。 -
フライジングの教会。
-
教会前のマルクトプラッツ。
-
-
-
昨日のレストラン。
夜は、木々の間に吊された照明が光っていました。 -
チューリップのテラス。
-
時間があるので、高台にあるDomの方まで行ってみます。
フライジングは8世紀頃から司教座都市なのだそうです。
道中、教会の塔が見えました。 -
しばらく木陰のベンチでだべってみたり。
-
城壁に囲まれた木立でまったりして帰ってしまったので、ちゃんと確認していませんが、あれがDomかな?
-
やっと観光案内所で街の詳細地図を貰い、ビアガルテンへの行き方も地図上にマーカーで記して貰いました。
応対してくれたお姉さんは、英語は理解してくれるけど返答は全てドイツ語。
写真は、ヴァイエンシュテファンの丘の散歩道より。 -
旧市街のHauptStraßeを西に歩き、アイスクリーム屋のある交差点から丘を登る小道に入ります。
…という事は、昨日行った道であってるなぁ。 -
でも、昨日より天気が良いです。
一面花畑だし。 -
-
昨日、テープで封鎖されていた箇所から、数十メートルも進むとBräu stüberl発見。
辺りには、ビール醸造の甘い香りが漂っています。
すぐそばだったとは…というか、全面封鎖しないでくれ… -
ヴァイエンシュテファンについてはこちら。
http://www.weihenstephaner.de/index.php
着いた時はまだ閉まっていたので、そばの工場直売所の店員さんにレストランの開店時間を聞くと、10時からとのこと。
20分くらいぶらぶらして潰し、いざドアが開きました。 -
ビアガルテンは会計窓口、ビール渡しの窓口、食事窓口それぞれ別でした。
レストラン席でヴァイスヴルストとビールを楽しむ方々も居らっしゃいました。 -
悩んだ挙げ句、オリジナルとヴァイスそれぞれ0.5Lを注文。
-
フライジングで飲んだビールは、どれも素晴らしく、言葉でうまく形容できません。
味も香りも最高で濃厚。
朝っぱらから、朝食の後なのでつまみもなく、ビールだけ飲んでるのに、おかわりが欲しい…
けど、今後の飲酒予定もあるし、あまり沢山飲むと味が判らなくなるので泣く泣く断念。
ここは、いつかまた絶対来よう〜。
ミュンヘン空港のパンフレットにも、3時間以上待ち時間があれば来られるスポットに挙げられているし。 -
小高い丘の上なので、見晴らしもなかなか良く、ぼーっとしながら飲んでいると、ここから動きたくなくなります。
これは、見晴らし良い方向の反対側、行ってないけどたぶん醸造所方面。 -
すぐそばの直売所。
車で買いに来た人々が、ケース単位でガンガン買っていきます。
多い人など1ダースもケースを積み込んでいたり。
あ〜ぁ、羨ましい。
我々も、ばら売りを2本だけ購入。
表示価格にプファンドも含まれていたのか、1本1ユーロきっかり。
まとめ売りはもっと安かったような。 -
帰り道、さえずりながら枝の先でくるくると回っていた小鳥。
えぇ、鳥贔屓ですので、しばらく和ませてもらいました。 -
うかれ気分でフライジングの宿をチェックアウトし、S1でミュンヘンに出発です。
-
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この旅行記へのコメント (2)
-
- きゃんさんさん 2007/05/19 10:55:32
- 美味しそうなビール
- はじめまして。
旅行記楽しませて頂きました。
ビールが美味しそうですね。
また、時間が止まったような
街並み感じが何とも言えない趣
ですね。
私も数年前にドイツはベルリ
ンを訪れましたが、町をちょっ
と離れるとドイツ語でしか話さ
ない人は少なくありませんでし
た・・。
- ぺうさん からの返信 2007/05/19 23:48:14
- RE: 美味しそうなビール
- はじめまして、訪問&書き込み有り難うございました。
フルーティーさが過ぎていないウィートビールが大好きなので
フライジングは天国のようなところでした。
素人なので、本当に美味しいと適当な修飾語が浮かばず
それが伝わるか不安だったのですが、
美味しそうと言って頂き、取りあえずひと安心です。
先程、ちょうど買ってきたビールを大事に飲んだところ
だったのですが、ドラフトビールには敵いません。
既に再訪したいです…
きゃんさんさんの旅行記も拝見させて頂いたのですが、
今回の我々の旅程と微妙に重複している部分があり
勝手に親近感を覚えてしまいました。
ベルリンは未訪なのですが、そのうち私も
ベルリン各所&ゼンパーオーパーの公演をしっかり押さえて
滞在型で行ってみたいと考えています。
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